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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#29 Chaos vs LSE - Allied Esports Las Vegas 2019 - Semi Final -

Chaos vs LSE - Allied Esports Las Vegas 2019 - Semi Final -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあると思います。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Rainbow Six Siege - Allied Esports Minor - Day 3

※02:43:10〜(時間指定済み)




(感想)

Chaos vs LSE


Map:ヴィラ(Chaos)、領事館(LSE)、銀行



1Map目:ヴィラ(Chaos)

マーベリック、クラッシュ、Chaos ban
モンタ、パルス、LSE ban
Chaos攻撃スタート



1ラウンド目、彫像展示防衛
LSEはバスロームやエントリー段階などに個人で積極的に闘った?

両チームとも個々の撃ち合いで負けたり勝ったりしたが、Chaosの方が情報量や予測しやすさの点で勝ったか。


2ラウンド目、飛行展示防衛
Chaosは下からのIQ突き上げ。

krippsドッケビが電話を併用しての1の動き勝負でLSEに勝っている。

LSEはロック負けし続けた。


3ラウンド目、飛行展示防衛
Chaosのロックが特殊な所からなのか?LSEは毎回、ファーストブラッドを取られている。

IQは相変わらず下からの突き上げ。

LSEはかなり個々でのpeekやリテイクだが、Chaosはちょくちょく止められない。


4ラウンド目、飛行展示防衛
LSEカベイラ使用。

ChaosはLSEの無理peekを中々止めきれない。
そこまでCover重視ではないのもあるだろう。

ヴィラではある程度仕方ないかもしれないが、Cover感の薄さは尋問にも繋がってしまった。


5ラウンド目、キッチン防衛
LSEはかなり個人の遊撃なので、入れるところから入ったChaosメンバーに狩られていく。

mapを広く使ったアプローチはChaosの方が上手いということかもしれない。
単純に防衛はボムがある分、動きが読まれやすいと言うことかもしれない。


6ラウンド目、彫像展示防衛
またもやLSE遊撃はやられる。
単独行動にライブドローンがやって来て、どうしようもない。

LSEは現地が耐えられない。前めに戦いすぎたか?
現地に圧力をかける火花がハードピークに何回かやられたので、警戒していたか?





LSE攻撃スタート
7ラウンド目、飛行展示防衛
LSEゾフィアの階段にクイックピークしてからの決め撃ちが素晴らしい。

Chaosは暖炉でこらえるが、クラシックホールを取られて、補強も開いているといる場所が限られる。

開いたクラシックホールの穴を人数をかけて無理矢理突破するLSEはgood.
あそこは防衛が一番に警戒する所なので、人数をかけないと難しい所だ。

Alphama火花の適切な設置判断で勝利。


8ラウンド目、彫像展示防衛
LSEは天文でカットが発生した瞬間に彫像展示にこっそりと入り込んでいるが、Chaosに対応される。

彫像展示でカットを発生させても、逆棟方面の抑えが居ないと、確保し続けるのは難しい。


9ラウンド目、キッチン防衛
Chaosフロスト登場。

LSEは上に構わず平面攻め?
平面攻めをゆっくりゆっくりやっているので、Chaosにも察知されて、対応がじっくりと練られた。

Krippsバンディットのリテイクも刺さった。

目的が曖昧な攻めだった。



Chaosマッチポイント
10ラウンド目、飛行展示防衛
LSEは飛行展示にラッシュ。
Chaosのガスグレを使う判断などが早く、Plantも失敗して壊滅したかに思われたが、撃ち合いと立ち回りでLSEが勝利した。


11ラウンド目、彫像展示防衛
ChaosはLSEの囲みに対して積極的に戦い、体力を削る。

ほぼ全員lowにされたLSEは撃ち合いで勝ちきれない。
ChaosのCoverは間に合っているが、LSEのCoverは間に合わない。







2Map目:領事館(LSE

ノマド、ミラ、Chaos ban
カピタオ、マエストロ、LSE ban
LSE攻撃スタート



1ラウンド目、ロビー防衛
LSEはラッシュ。ロビー防衛に対しては有効だ。

しかし、設置を確実に成立させる為なのか、室内に多くの人員が入っていたため、Chaosの複数方向からのリテイクで人数を削られて、解除を止めきれない。


2ラウンド目、ビザ防衛
LSEはまたもやラッシュか?
ビザ近くの窓から突っ込んでいくのは、流石に上から警戒されているだろう。2カット。

LSEは2階制圧に移るが、ドローンも回っていなしで、体での索敵になってChaosの遊撃を止めきれなかった。


3ラウンド目、2階防衛
LSEはビザからこっそり浸入も試みるが、失敗。
Mapを広く使うのはChaosが上手そうだ。

しかし、ラペによって囲めているのか、Chaosの射線管理ミスか、LSELSE乃カットが続く。


4ラウンド目、ロビー防衛
LSEはビザハッチから素早くサーバーに降りたかと思えば、バレたら素早く外まで引いている。

現地へのラッシュではないが、こっそりエントリーが決まってしまい、ピアノがLSEに取られる。

あとは設置→gg


5ラウンド目、ビザ防衛
ようやっとLSEはChaosの遊撃に対応できるように。
(とは言え、かなりゴリ押しだが。)

Chaosの戦い方に慣れてきたか。前のめりな勝負を咎められた。


6ラウンド目、地下防衛
LSEはトイレを取るまでに1分半以上かかる。

Chaosは1階で状況が動いた瞬間に、あえてガレージ外にハードピークしていったか。

やはりChaosに比べてLSEはCoverが足りてない。





Chaos攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
LSEはトイレの窓ラペ?屋上?に積極的に戦った?

Chaosは会議攻めに切り替えるが、スピード感が無かったので、LSEに対応された。
ビザ階段を上がってのリテイクが刺さったか?


8ラウンド目、ロビー防衛
LSEは非常階で屋上に積極的に戦う。

フラグで非常階が飛ばされ、テラスロックにも食われる。

ACEZが飛び出してダウンさせた敵をあえて放置した?
蘇生に来たところを再び飛び出して2カットしている。
IQ200プレイなのか?

ChaosはKrippsの電話を使っての現地潰しがよかったが、ACEZにまたカットされて時間が足りなくなった。


9ラウンド目、地下防衛
LSEは2階や1階で動き回りながら徐々に引いていって、Chaosを撹乱する。ヴィジルによってその戦い方は強化されている。

Chaosはピアノも取れているので、遊撃には構わずに設置に行く。
しかし、妖怪によって時間を稼がれ、そのうちにLSEのタイミングを合わせた逆ラッシュが決まってしまった。




LSEマッチポイント
10ラウンド目、2階防衛
ChaosはIQを採用していないので、ここに来ての外カメが刺さる。刺さりまくった。

Krippsが暴れたりはしているものの、Chaos全体の勝負タイミングというわけではないので、あっけなくカットされてしまった。


LSEのだめ押しのヴァルカメがぶっ刺さった。
今までのChaosのPickを分析して、的確な手札を切ってきた。








3Map目:銀行

テルミット、カイド、Chaos ban
ドッケビ、ヴァル、LSE ban
Chaos攻撃スタート



1ラウンド目、地下防衛
LSEはミラ窓を窓口方向に資料で貼っている。得意の謎防衛だ。

Chaosは洞窟からあっという間にサーバー制圧。しかし、ガレージが倒され、足が止まる。

ChaosはPlantに行くのか、そうでないのか、少し判断に迷いがあったか。
ガレージに再びアプローチしたが、LSEはしっかり警戒していた。


2ラウンド目、窓口資料防衛
Kripps IQの大胆なラペエントリーがうまく決まった。しかし、ACEZイエーガーのCoverが入り、有利は取りきれない。

2on3でChaosは資料にラッシュ的に詰めることを選択するが、ガスグレによって居場所を限定され、撃ち合わせてもらえなかった。


3ラウンド目、2階防衛
正面玄関ラペのロックやはり決め撃ち?でLSEは人数を削られる。
単にラペと積極的に撃ち合おうとした結果なのか、射線管理ミスなのか。

人数差を覆すための証券の勝負や窓からの飛び出しも咎められ、劣勢を覆せなかった。


4ラウンド目、地下防衛
Alphamaミラが上手いのもあるが、Chaosはサーバーの射線を増やさない内に小さい入り口から覗いていくので、ロックや決め撃ちで簡単にカットされる。

中央階段のプッシュも1度見せているというのもあるだろうし、あの状況を覆そうとする行動は分かりやすいのもあるだろうしで、咎められる。

1人ずつ別々に行くなら、2人同時に行った方が良かったのではないか。


5ラウンド目、資料防衛
Chaosは現地にスニーキングエントリーを試みたが、警報器が鳴ったことでAlphamaに防がれる。

この試合、Alphamaの活躍が大きい。

資料側からもこっそりpeekが行われ、実際に刺さったが、Mapの制圧できているところは少ない。

Chaosは窓口へ無理に詰めて、実際に成功させたが、資料に残っていたスモークをチームで倒しに行けなかった。
(居ることに気づいてなかった?)


6ラウンド目、2階防衛
Chaosはドローンロックも人のロックもないので、吹き抜け下からのニトロで飛ばされる。

ガスグレが直撃しながらもPlantを続行、成立させた火花と、ロビーでドクに撃ち勝ったKripps IQの活躍が大きかった。




LSE攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
LSEのサーバー階段制圧アプローチが素晴らしい。コンカッショングレネード、火矢、サーバーハッチドロップ、サーバー階段を上から詰める人員で確実に潰した。

Plantアプローチの際も見事。
赤廊下を積極的に倒しにいくことで、時間を稼ぐと共にPlant妨害アプローチを阻止した。

Chaosは階段上がりにリテイクに成功したが、その頃には現地が壊滅していた。


8ラウンド目、地下防衛
Chaosは1階にキャッスルを使った遊撃。
LSEの囲いこみが良く、Chaos防衛は徐々に削られていく。

Chaosも現地を捨てて、積極的に遊撃のCoverに来るのはかなり良い選択だが、LSEのCoverが間に合った。



LSEマッチポイント
9ラウンド目、地下防衛
再びLSEのサーバー潰しが素晴らしい。

今度はKrippsリージョンがCoverに入って、サーバーを取り返される。
LSEは遠慮なく火矢やコンカッショングレネードを使い、再び潰した。

LSEのPlantと殲滅を同時に行ってくるアプローチに警戒が出来ていたのか、最後のぶつかり合いはChaosが勝った。


10ラウンド目、2階防衛
Chaosクラッシュ採用。
LSE BB採用。

LSEは屋上からロビー内へ行くラペを逆ラペで運用している。
競技シーンではマトモに見ないであろう光景だ。

LSEはロビーからカピタオが2カットできたのは大きかった。
中央階段からも詰めて、戻りもカットできた。

Chaosは逆ラッシュ的にロビーを上がったところに勝負して、成功させるが、それでも人数有利はLSE.

後は人数差を利用してpeekしていくだけだった。




LSEはヴィラにおいては、個々で勝負して個々で負けていくだけ
Coverが少なく、目的の見えない攻めを行ったりと散々だった

しかし後半になるにつれ、特徴と言える柔軟なチームアプローチが精度高く行えるようになっていった

もしかするとLSEはnR以上のスロースターターなのかもしれない




Chaosは所々で攻めの戦術がガタガタになることが多く、撃ち合いで勝つか、1の動きのKrippsが暴れるかしないと勝てないという事態に陥りやすい

Krippsのドッケビの運用などは素晴らしいが、タイミングはチームとバラバラなことが多い

毎回のように個人のタイミングで勝負してくるなら、対応はしやすい




LSEは呆れるほど同じようなラッシュを繰り返したり、逆に個々でひたすら戦ったりと不安定だ。
ファーストブラッドを取られることも多い。

CoverもChaosに比べて足りない場面が多かった。
射線管理ミスも相変わらず多い。

これが"オフラインの呪い"なのかはよく分からない。
(後の試合を見るに…)



Chaosは個人技は高いのだが、戦術の基礎の部分に若干、甘さが残っている印象もある。
ロックだったり、タイミングだったり。

領事館のロビー会見室防衛やビザサーバー防衛が得意な辺りには、そういった"基礎"が曖昧な防衛場所であるが故なのかもしれない。

状況に合わせて、場面に応じて戦いを組み立てている印象もある。
そこは評価点だろうが、組み立てはあまり早くないので、相手に察知されてしまうことも多い。



LSEに関しては謎だ。
EU地域で見せていた連携やスピード感があまり見られないのは、オフラインの呪いか戦術隠しか、メンバー変更の影響か。

勝戦を見たあとだから言えることだが、やはり隠しの要素はある気がする。

どちらにしろ、オフライン経験はかなり詰めたはずなので、一番の弱点が解消された可能性はある。

LSEには不安と期待が混じった不思議な感情を持っている。

頑張って欲しいところだ。