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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#36 野良連合 vs DNG - PL Season10 - JP - Week1 Day1 -

野良連合 vs DNG - PL Season10 - JP - Week1 Day1 -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Nora vs DTN - Map1 @Coastline | Pro League Season 10 - Japan (19th June 2019)


Nora vs DTN - Map2 @Border | Pro League Season 10 - Japan (19th June 2019)




(感想)

野良連合 vs DNG


Map:海岸線()、国境()



1Map目:海岸線()

ノマド、エコー、野良連合 ban
ジャッカル、ミラ、DNG ban
DNG攻撃スタート



1ラウンド目、キッチン勝手口防衛

nRはMapを広く走り回る戦いかた。
それに対してDNGはラペとドローンや人での囲いこみで序盤に人数差を作る。

Plantアプローチの際のnRの逆ラッシュをDNGは止められない。Merieuxヴァルに暴れられた。


2ラウンド目、ダブルバー防衛
DNGは平面を広く囲うような戦術。現地を潰すことには成功するが、上を放置しているのもあって、逆に囲いこまれるようなリテイクを許してしまった。

nRのリテイク強度というか、個人技の部分は凄まじい。前めの戦いを全て通したか。


3ラウンド目、フッカー防衛
nRは変わらず個人技で戦うような形だ。

しかし、nRはサンライズが取られたとなると、そこに集結して早めの勝負が始まる。
ポイントとは離れたところでもnRのCoverが続くのはチームアプローチとして成立させられている証拠だろうか。
個人で動いていた各々が素早く集まってくるのは凄い。

DNGは人数が減ってから少し雑になったか。


4ラウンド目、キッチン防衛
Ramuリージョンがオフィスで2カット。
DNGは同じような囲いこみを多用しすぎたか。警戒されていた。

DNGが1人で居るところ、1人で進行しているところに、うまくnRが勝負を仕掛けられている。(ヴァルカメのお陰か?)

DNGはnRの個人リテイクを許してしまっている。早めの勝負に対応できていないか。


5ラウンド目、ダブルバー防衛
DNGはツイッチの動きなど、毎回人員配置が同じだ。

しかし、キッチンからのツイッチのリスクある詰めが決まって、一気に人数差を作った。(ドローン等で、フッカー階段が薄いのがわかったか?)

DNGはフッカーで状況を動かすと同時に、現地にもアプローチを仕掛けたか。


6ラウンド目、ダブルバー防衛
DNGは先程までは広くMapにアプローチしていたのだが、nRが早めに集団で勝負を仕掛けていると分かって、それ以上の人数で相手取ることにしたか。

nRのCover以上にDNGがCoverを重ねて人数有利を作る。

しかし、その後のDNGの動きが若干悪く、人数イーブンとなる。

それでも現地を制圧しきり、リテイクを許さなかった。



nR攻撃スタート
7ラウンド目、ペントハウス防衛
DNGはクラッシュ使用。

nRはクラッシュの処理に困ったか。半ば無理にPlantに行って成立はさせるが、位置が限定されていてリテイクを防ぎきれない。


8ラウンド目、キッチン防衛
nRは素直に上を取っていく選択。
DNGは早めに帰って平面リテイク(飛び出しも含む)を行おうとしたが、ロックに狩られ続けた。

圧倒的な人数差がつくと、リテイクも通しきれない。


9ラウンド目、ダブルバー防衛
DNGは補強が割れたりしたら素早く2階を放棄する防衛スタイルだ。

時間だけ稼いで、人数を削られることなく下がったのが効いた。

nRは突き下げに入ったが、カットに繋げられなかった。工事担当とPeek担当のように別れていなかったか。

現地のDNGは突き下げによって辛い状態だったが、なんとか生き残っていた。それによりPlantアプローチを容易に止めることができた。(nRは位置を予測できていなかったか。)


10ラウンド目、フッカー防衛
nRの火矢を惜しみ無く使ってのPlantアプローチ、その後の強気な窓ラペPeekがいい感じに決まった。

あのPlantアプローチは窓ラペが非常に重要なので、ついついドントピークに陥りやすいのだが、それで防衛のリテイクを許したら元も子もないのも事実。

もちろんリスクのあるPeekだが、DNGのリテイクを封殺することに成功した。




nRマッチポイント
11ラウンド目、キッチン防衛
nRはサンライズをチームで制圧しようとするのを察知したか、バンディットが寄ってきてCoverした。

その後、nRは腰を引かずにサンライズに詰めたが、DNGも個人技で負けていない。完璧に退けた。


12ラウンド目、ダブルバー防衛
nRは序盤の飛び出しもMapをどこも制圧できずに1分半使ってしまう。

リテイクに対するロックも足りず、nRは人数を削られていく。

nRは現地に無理矢理ラッシュを仕掛けて、Ramuカピタオの個人技で人数差を有利にひっくり返す。驚愕だ。
しかし、Plant後の動きが悪かった。クロスも組めず、意味のない飛び込みもあった。



DNGはCLの結果的には不安が残っていたが、かなり良い形にできているのではないだろうか。

nRは攻撃が不安定だ。スピードやアプローチ方法、設置手順などあまり良くはなかったか。







2Map目:国境

ノマド、エコー、nR ban
モンタ、ミラ、DNG ban
nR攻撃スタート



1ラウンド目、2階防衛
DNGの早め、強気のPeekが刺さっている。ブリーチングトーチに対してPeekが決まってしまった。

nRへスモークを惜しみ無く使い、素早くセキュリティに対してアプローチして制圧。人数イーブン。

しかし、その後のローテーションだったり進行だったりが、ドローンを使わず、スピード感もなくでの体での索敵だったためか、またもや人数不利を取られていた。


2ラウンド目、換気作業防衛
DNGは補強が開いたりで不利になったら、すぐに下に引いていく形が徹底されている。

nRは時間がかかりすぎているが、うまくセキュリティを制圧した。
しかし、DNGのセキュリティリテイクなどが決まり、明確なPlantアプローチを整えられないまま、時間が迫った。

無理矢理Plantを成立させて、Reycyilクラッチ


3ラウンド目、換気作業防衛
nRのライブドローンを使っての資料制圧が素晴らしい。
武器庫ベンチへの囲いこみのアプローチもタイミングがバッチリだ。

しかし、Marineskyイエーガーの暴れを抑えきれずに、時間と人数を失う。
DNGは素早く引いていく形が多かったが、ここで勝負を積極的に仕掛けてきた。

最後はまたもやReycyilクラッチ


4ラウンド目、2階防衛
nRは再度、スモークを惜しみ無く使いセキュリティ制圧を試みる。今度は一方的に人数有利を取った。

その後、nRはあまり確実性は無かったが、奇襲のようなPlantを決めた。
DNGの連携による解除が上手く、nRは解除を止められなかった。


5ラウンド目、税関防衛
DNGも個人技で負けていない。
nRの停滞しやすい位置に対してニトロ突き上げが決まった。この対処のされ方は、Fnatic戦でも見られていた。

nRは平面攻めに移行するのだが、DNGにそれを察知されていて、AIMを置かれたり、Peekを防げなかったりした。


6ラウンド目、換気作業防衛
DNGはまたもや早めに引いていく形。その後はかなり現地寄りの狭い範囲での防衛を選択。

結果的には、nRの囲いこむようなロックに抗えずに、DNGはPlant止めにまで至れなかった。





DNG攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
DNGはTKでテルミを失う。
nR得意の、たとえ室外にでもチームで決めた勝負所にチームで戦っていく形が決まったか。

セキュリティの手前の段階でnRに大きく人数有利がついた。


8ラウンド目、換気作業防衛
DNGは海岸線とはうって変わって、武器庫を人数かけて集中的にアプローチしている。

nRは武器庫はドローンを壊して引き、資料やオフィスに留まる。2階平面的なリテイクのためだろう。

しかし、DNGは現地や1階平面の薄さを把握できたのか、素早く換気にPlantアプローチ。nRはまったく気づけなかった。

DNGは思いきりは良いが、判断としては妥当だ。素晴らしい判断だと言える。


9ラウンド目、換気作業防衛
nRはDNGの武器庫重視なアプローチを1回で理解したか、武器庫で無理矢理耐えたり、前にリテイクを行ったりした。

武器庫のリテイクにもnRはいつの間にか複数人でのアプローチになっているのは流石だ。

相手のアプローチを見ての対応がお互い早い。


10ラウンド目、2階防衛
DNGはここに来てライオン。nRはフロスト。

nRはセキュリティへのチームアプローチに対して、飛び出しやスモークに紛れてのリテイクで相手の予想だにしないところで戦えている。

相手のアプローチに耐えるのではなく、相手のアプローチが作り上げられる前に叩いてしまおうということだろう。上手く刺さった。


11ラウンド目、税関防衛
DNGは1分も経たずにセキュリティに迅速に攻勢を仕掛けた。nRも流石に対応しきれなかった。

先程とは逆に、DNGがnRの準備が出来上がる前に勝負を仕掛けることができた。

しかし、DNGのセキュリティ窓エントリーの1カットは非常にもったいなかった。せっかくの優位を失ってしまった。

その後はRamuパルスのリスクを背負った階段途中上がりなどが決まってしまい2on1に。残っていたのがパルスなのはきつかった。





nR vs DNG
両者とも対応が早い
海岸線におけるDNG攻撃はMapを広く制圧していくような動き
それに対してnRは、バラバラに動いていた遊撃が集結して、Coverの少ないところに集団戦を挑んでいた

それにDNGが対応して、nR以上に人数をかけることによって、nRの早めの勝負を利用して逆に人数差を作れていた




国境では換気作業防衛に対して、DNGは武器庫制圧からの半ばラッシュなPlantを成立させた。

nRも素早く対応。DNGの武器庫アプローチに対し、武器庫を決戦の場として、いつの間にか複数人での勝負が始まっている。そのまま圧倒的な人数差を作った。

お互いに相手を見ての対応ができている。




nRは攻撃が遅いのは現時点での明確な弱点だが、個人技のクラッチ力やチームで勝負所を作る感覚などは流石だ

DNGは素早い対応や判断、nRにも負けない個人技を披露し、大方の予想を覆して力を示した。
DNGの将来性というものが見えた試合だった

nRは攻撃の弱体化は否めない。今後の成長はどうなるか