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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#51 LSE vs Vitality- PL Season10 - EU - Week2 Day3 -

LSE vs Vitality - PL Season10 - EU - Week2 Day3 -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



LeStream Esport vs Team Vitality – Coastline – Rainbow Six Pro League – Season X – EU




(感想)

LSE vs Vitality


Map:海岸線

ライオン、マエストロ、LSE ban
カピタオ、ミラ、Vitality ban
LSE攻撃スタート



1ラウンド目、防衛
Vitalityはいきなりクラッシュ使用。なぜかリスキル、なぜか成功w

屋上からのロックで1カット。
LSEは合うアクアリウムへ続く南廊下にドラッカーを2つ投げている。大判振る舞いだが、撃たれてかなり壊されたりしている。

LSEはフッカー補強にブリーチングペレットを貼り付けたり、コンカッショングレネードをソファに撃ち込む音によってPlant開始の音を消したか?
スモークが焚かれる前にPlantが入っているのもあって、Vitalityはきづけなかったか。LSEの意識の外を突く奇襲がさっそく刺さった。あのPlant位置はスモークによってタイミングがバレやすく、加えてスモークがかえって相手の逆ラッシュの補助になることがある。リスクはあるものの、良い賭けだと思う。


2ラウンド目、フッカー防衛
LSEは30秒経たないうちからブリチャ起爆と同時の突き上げ、すぐさまリテイク警戒に移る。屋上のローテーションロックもしっかり入っている。
その後のリテイクも2人体制でなんなく対応した。特にヴィジルをカットした際の動きは素晴らしい。撃ち込みを入れられてダメージが入っているバックを後ろのCoverに入れてIQが先に進行した。

Vitalityはリテイクのタイミングを合わせられなかったか。


3ラウンド目、ダブルバー防衛
LSEはセキュリティ近くにいる遊撃モジーに対する引きロックが素早く成立している。ペントハウスのハッチにも注意が払えている。

吹き抜け2階の屋根に居座っている遊撃がいるとなれば、平面と下からはさみこんだ?
Koreyバックの現地エントリーも刺さってしまった。スモークをキッチン側から焚いたので、裏への警戒が薄いだろうということか?

Vitalityはまたもやリテイクのタイミングを合わせられていない。遊撃は個人で集団に戦わなくてはならないので厳しい。


4ラウンド目、ダブルバー防衛
LSEは南廊下にトラックスを大判振る舞いだ。Vitalityが上を守っていないのもあって、突き下げはやりたい放題だ。

なぜか、現地のハイドはLSEに完璧にバレている。回線落ちで人数が減ったのもあるのか、今度はVitalityの2階リテイクが決まる。
しかし、Alphama火花のリスクを背負ったPeekが刺さり、フッカー階段からのリテイクもロックで咎められた。Vitalityは大きな人数優位を取って若干油断していなかっただろうか。


とはいえ、2階でカットが発生してからわずかな時間でキッチンに果敢に飛び込み、集結しての現地強襲だったので、仕方ないとも言えるか…?

Vitalityはこの試合において、LSEが想定しているリテイクポイントに真正面から行って、ことごとく失敗している。LSEの想定内でしか動けていないことが多い。最後のリテイクもタイミングが個別だ。


5ラウンド目、フッカー防衛
LSEもあまりドローンを回している様子がないので、仕込みドローンに回しているのだろうか。

Vitalityは射線管理ミスか?フッカー窓ラペからイージーカットが発生している。しかし、今回はセキュリティ進行が単独だったため、Vitalityが勝った。

LSEアクアリウムを詰めるタイミングでVitalityの逆ラッシュ?でもないかもしれないが、とにかくLSEの攻勢をさばくことに成功。
しかし、LSEは現地を制圧することに成功している。Plant成立。

今度はVitalityはリテイクタイミングを合わせることができた。複数人vsLSE1人を繰り返して勝利をもぎとった。


6ラウンド目、キッチン防衛
屋上ハッチからドロップした?スレッジがカットされた。

Vitalityはハイドは成功したものの、肝心のカットの際に失敗してしまった。ロビーロックにも狩られて人数不利。
しかし、ラウンド開始直後からハイドしていたBibooヴィジルのハイドが決まったが咎めきれず!LSEのPlant位置ずらしが効いた。

Vitalityはじっくりとリテイクのタイミングを合わせたが、LSEが見るべき場所をしっかりと分担して対処した。

Vitalityはせっかく取れた有利をうかつな行動で失ったラウンドとも言える。


Vitality攻撃スタート
7ラウンド目、ダブルバー防衛
LSEはオフィスに縦も置かれ、オフィスが決戦の場だ。しかし、コンカッションが上手く決まってオフィス遊撃はカットされる。

Vitalityは圧倒的人数有利になるが、Plantアプローチ時のLSEのリスクを恐れない真正面リテイクが刺さってしまった。窓外の敵を倒す個人技もさすがだ。

2on1になってもVitalityはそれを生かし切れなかった。LSEが強かったと言う見方もできなくはないが…
合わせたのはVitalityかLSEかわからないが、オフィスで状況が動いた瞬間に別の所でもカットが発生している。このラウンドを見るにおそらくLSEだろうが、状況の変化に即応してのアプローチは良い。



LSEマッチポイント
8ラウンド目、キッチン防衛
LSEはダブルバーが決戦の場になっている。またもや現地の1つ手前だ。モジーがニトロのタイミングが悪く、1カットできたが、Vitalityはriszeリージョンの暴れを抑えきれなかった。3カット。これに関してはriszeの個人技と言えるか。
その後のriszeリージョンに対する素早い包囲は素晴らしい。

LSEはまたもや回戦落ちでせっかくの人数有利がイーブンへ。
窓からの圧力に対してAlphamaスモークが前に詰めたが、カットしきれず裏目に出た。素早く勝手口からの飛び出しでCoverしようとするLSEはセンスが良いが、Vitalityの決断の方が早かった。


9ラウンド目、キッチン防衛
VitalityはBB使用。ハードピークを咎める狙いか。先ほどはハードな戦いを何回も通されたため、慎重にロックを続けて時間を消費している。しかし、LSEは今回はドントピーク。対応を読んだか。

Vitalityhaうまく1カットするが、LSEはマップを広く使って飛び出し、Vitalityの意識の外を突くことに成功している。

敵の位置の報告が入るとLSEはCoverga入るが、Vitalityはそこまで入らない。その差が大きい。







LSE vs Vitality
LSEの海岸線はチームアプローチがとにかく早い。相手が想定出来ないような早さで作戦が進んでいく
Vitalityはそのスピード感に着いていけてなかった

LSE攻撃が室内にアプローチする際は基本的に複数人であるのに対して、Vitality遊撃は基本的に単独行動、単独勝負
そこが勝敗を分けた





LSEはフッカーに対するPlantが興味深かった
ブリーチングペレット起動とコンカッションを合わせ、音を消して"スモークより先に"Plant開始、そして成功した

リスクがあるが、フッカー攻めはスモークが逆ラッシュの補助になったりすることも多い。
「予測の付きにくさ」の範疇では優れた選択だ




Vitality防衛は遊撃の単独行動はまだしも、リテイクのタイミングがメンバーごとにバラバラなことが多く、複数で良い距離感を保っているLSEに勝れなかった

運悪くハイドが活かせなかったが、逆に言うと"運"でひっくりかえってしまう程度の戦法だったとも言える

攻撃ではハードピークを咎められない