猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#58 GUTS vs 父ノ背中(FB) - Six Major Raleigh - JP Qualifier - Losers Bracket 決勝戦 -

GUTS vs 父ノ背中 - Six Major Raleigh - JP Qualifier - Losers Bracket 決勝戦 -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



【タイムシフト】レインボーシックスシージ Six Major Raleigh JP Qualifier (実況:ふり~だ 解説:中川ラン・ド・ラ・ヴァリエール)
※時間指定済み



(感想)

GUTS vs FB


Map:領事館(GUTS?)、ヴィラ(FB?)、海岸線



1Map目:領事館(GUTS?)

ノマドノマド、GUTS ban
カピタオ、ミラ、FB ban
GUTS攻撃スタート



1ラウンド目、2階防衛
GUTSは管理事務攻め。
FBは中央廊下を進行して1-1交換。

GUTSは4on2まで持っていくが、プランターをカットされてしまう。

かきたれさんが素晴らしい立ち回りをして再度プランターをカットした。人数差はあったがロックは足りない。


2ラウンド目、地下防衛
GUTSはピアノと2階を同時にアプローチ。1カット。

FBがトイレを制圧された瞬間には複数人でリテイクに来はじめている。そのまま2階まで上がって室外もカットした。

FBはリスクが高かったが賭けに勝った。


3ラウンド目、ロビー防衛
GUTSは管理事務から攻めている。

ロングの戦いでFBは1カット。GUTSはフラグで会議を潰す。

GUTSは2階を制圧しきれてはいなかったものの、plantを無理矢理成立。

FBは2階を潰して室内の敵をほぼ壊滅させるが、最後の1人の位置を特定しきれなかった。2階を制圧した後、室外に敵がいると思ってしまったか?


4ラウンド目、2階防衛
FBは管理事務を戦いの場にしている。時間を1分稼いで引いた。

GUTSは火花を張り付けると同時に中央廊下を進行したが、失敗。

領事館2階では仕方ないが、FBの待つ位置が固定なのでGUTSはロングの勝負で撃ち勝っていった。

FBがPLから改善してきたのは、不利になった瞬間、その直後に攻勢に出ていることか。それでもやはり厚いCoverに入っていくことも多い。

Kenkiパルスが頑張ったが、Lilyの反応が神速だった。


5ラウンド目、2階防衛
FBはテラス飛び出しなど早めに勝負するのだが、GUTSの警戒も強い。
不利を背負ったFBが勝負してくるのも読んでロックを強めている。

早期にハードに戦うのは仕方ないというか、賛成な部分でもあるが、GUTSのロックと警戒が強い。堅実だ。


6ラウンド目、2階防衛
FBは管理事務でやはり早く戦う。しかしやはりGUTSのCoverが早い。
ドローンとラペのコンビネーションもしっかりしている。

GUTSは時短を狙ったか、勿体ない1カット。

しかし、ロングの撃ち合いをGUTSが制した。




FB攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
GUTSはFBの1の動きを読んでいるのか、裏は1人だろうというリテイクに見える。裏の1の動きを1カット。

かきたれさんの突き下げと同時の1カット。

GUTSは停滞するFBに対して逆ラッシュ的に詰めている。それに合わせてチームもハードピークしているので、FBはCoverが通しきれない。GUTSの方がCoverが厚くなる。


8ラウンド目、2階防衛
FBは1階を2人で制圧している。それによって地下からのリテイクは封じた。

しかし、GUTSは不利を背負ったとなると、管理事務にラッシュを仕掛けている。(妖怪の情報?下に2人居るという情報から行ったか。)

apple IQがが暴れたが、特殊な状況にFBが対応できず。


9ラウンド目、ロビー防衛
GUTSは準備フェーズでTK.

GUTSは最初から会議を捨てている。TKでミュートが死んだからだろう。

地下でKenkiアッシュが遊撃カットだが、射線管理ミスで1カット。

FBはせっかく2階会議を制圧したのに、抑えが居ないので、会議を取り返されている。その割りにはplantアプローチまで遅い。

ピアノ制圧からピアノまで駆け込んだのは良かったが、くれぱぴさんが強かった。






2map目:ヴィラ(FB)


ノマド、モジー、GUTS ban
モンタ、ミラ、FB ban
FB攻撃スタート


1ラウンド目、彫像展示防衛
GUTSは先日同様、天文を捨てている。

1階の1の動き勝負でくれぱぴヴァルが勝つ。
その後はGUTSは状況が動いたと同時にハードピークしたか?
停滞しそうな所にヴァルカメでも置いてあるのか。

GUTSの天文捨てで突き上げしてくる姿は以前見せているので、1階を2人で取りに行ったが、遊撃に逆に処理されることとなった。


2ラウンド目、キッチン防衛
FBは突き下げ。彫刻展示や天文にはアプローチが進まない。停滞しているところを突き上げ?

FBはPeekが個人であり、GUTSのハードピークも抑えられない。

最後、GUTSは人数差をしっかりと活かして、どうしようもできない状況に追い込めている。


3ラウンド目、飛行展示防衛
FBは1カット。1階を制圧している。

FBは下からの突き上げと同時にPeekした?
逆にGUTSが突き上げと同時にPeekしたのかもしれない。

ようやくFBはロックでハードピークを咎めることができたか?


4ラウンド目、彫像展示防衛
FBはベッドのカメラを警戒している。今までのラウンドでハードに戦われたので、警戒は当然だ。

FBは1階の遊撃に対して、2人でこっそりアプローチするが、GUTSのCoverが早い。FBは二人同時なら分からないが、別々にアプローチしていくので、通しきれない。

その後FBが選んだ解決策はやはりこっそりエントリー。成功はするが、plantまで至れない。


5ラウンド目、キッチン防衛
FBはベッドで突き下げはするが、天文を構わない。

中盤になって天文にアプローチし、GUTSのCover的なリテイクも封じた。

ディフューザー持ちが単独行動でカットされたか、落ちているのは勿体ない。

Apple IQが撃ち合い強く、さらに予測しにくい位置に気づけた。


6ラウンド目、キッチン防衛
FBは同じような攻め。GUTSも同じような防衛。

Kenkiアッシュが1の動きでようやっと暴れた。2カット。

どちらのチームがタイミングを合わせたのか分からないが、カットが続く。

FBはリスクを背負ってplantを敢行したのが良い方向に転がったか?
Kinchiさんの立ち回りはgenius.





GUTS攻撃スタート
7ラウンド目、キッチン防衛
Kenkiアリバイが飛び出しだが、GUTSの警戒が上。

FBは早めに攻勢を仕掛けているのだが、GUTSのCoverや囲いこみが強力だ。


8ラウンド目、キッチン防衛
FBは飛び出しにより室外をカットした。ニトロ突き上げでもさらにカット。GUTSがやったように、FBもヴァルカメで停滞しそうな所を突き上げした。

GUTSは人数差を背負ったので、FBのようにスニーキングエントリーからの現地殲滅を狙ったか?

悪くない選択だったが通しきれず。人数差を覆しきれなかった。

FBはそればっかりなのでよろしくないが、GUTSは手札のひとつだから選択としては悪くない。


9ラウンド目、飛行展示防衛
1の動きはGUTSが勝つ。

ヴィラくらい広いと、GUTSのCover感が活かされない。個人技で無理に前に詰めてくるPeekをGUTSは止められない。
もしかしたら、1階が多いことから詰めたか?


10ラウンド目、彫刻展示防衛
FBはあの特殊な射線管理がバス防衛はやっていない。

GUTSの記念品、天文を潰す包囲ラッシュがしっかりしている。裏のしもつきゾフィアが暴れた。


11ラウンド目、キッチン防衛
GUTSはバスから詰める構成が複数人で行われ、FBはCoverが間に合わない。ワンテンポ遅れた。

FBのCoverは大抵ワンテンポ遅い。

GUTSは時間がかかりすぎていたので劣勢だったが、そこで個人技と連携で無理を通せるのは大きな強みだ。




GUTSマッチポイント
12ラウンド目、キッチン防衛

FBはハードピークを抑えられず、単独で2階に残っている。囲まれてカット。

最後の2ラウンドはGUTSのパワーの面、力業、個人技が出た。









GUTS vs 父ノ背中
GUTSは基本がホントにしっかりしていて、その"基本"に付き合わない戦いをされた時の対応と警戒が堅実だ。
FBのやりたいことはよく理解できるが、GUTSは「どうせこうしてくるんだろ?」とばかりに警戒していた。

以前も述べたが、GUTSは「個人技とチーム連携の両方の側面」がある。




GUTSのCover感覚は広いマップであるヴィラでは活かされにくいので、FBのハードピークは通じることも多かった。
しかし、GUTSは時間ギリギリになっても個人技と連携の突破力で局所殲滅し、優位を得ることができている。

FBのやること、やりたいことはおおよそ予測されており、幅の狭さが響いていった。





FBは確実に修正を積み重ねてきている。領事館では不利になった途端にあえて逆ラッシュ的に攻勢・リテイクを仕掛けることも行っていた。

しかし、Cover感覚の差は大きかった。スニーキングエントリーの形も警戒が強く、通しきれない。困ったときは個人技頼りの迂闊な単独Peekなのも変わらない。