シージ試合雑感想#65 父ノ背中 vs MCES - DH Valencia INTL - GroupA - Group Stage Elimination Match-
父ノ背中 vs MCES - DH Valencia INTL - GroupA - Group Stage Elimination Match -
※注意事項※
・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
・Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。
DreamHack Valencia Minor: Day 2
※(時間指定済み)
(感想)
FB vs MCES
Map:国境(FB)、カフェ(MCES)、クラブ
1Map目:国境(FB)
モンタ、ミラ、FB ban
テルミ、エコー、MCES ban
FB攻撃スタート
1ラウンド目、2階防衛
MCESは射線管理ミスがある。2カット。
FBは人数差が出来ると落ち着いてドローンを回している。
撃ち合いはさすがの強さでほぼ全ての戦いを制した。飛び出しなども簡単に処理している。
2ラウンド目、2階防衛
FBは外周に積極的に戦われ、人数が削られる。
中央階段のApple IQはカメラで位置バレしたか?
リスクを背負っての武器庫エントリーは良かったが、場所が限定され過ぎていて撃ち勝てず。
3ラウンド目、換気作業防衛
MCESは現地で狭く守るような守り方。
突き下げや吹き抜けからの射線で囲むように射線を作られて、突き上げなど駆使してもキツい。
4ラウンド目、税関防衛
FBはやはり外周に戦われるのに弱い。
MCESは逆ラペへの警戒が薄いままだ。
現地を攻めいったが、Dustelboxスレッジ活躍が大きかった。
MCESは射線管理がやはり甘い。
最後の1on1を勝ちきったきんちさんも流石だ。
5ラウンド目、窓口防衛
父背はオフィス進行の時点で、下からの射線管理でカットされる。
1の動きのKenkiアッシュも動きが読まれ始めているか。
FBは受付に無理矢理設置を行ったが、MCESの対応が悪く成立してしまう。MCESは場所がわかっているのにFBを処理できない。
FBの仕込みドローンもあり、リテイクも封じられる。
6ラウンド目、2階防衛
MCESはセキュリティと武器庫の射線でカットを成功させるものの、迂闊なPeekが多い。セキュリティ外へもそうだし、リテイクもそうだ。
分かりやすい行動はFBの想定内だ。
その後のFBの武器庫へのラッシュのような詰めはMCESの想定を越えた。
MCES攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
MCESは室外で長々と飛び出しをロックしている。そこにFBは飛び込む形になってしまった。
リテイクも通しきれず。MCESは迂闊なPeekも多かったので、タイミングの悪さが影響した。
8ラウンド目、2階防衛
やはりFBは東階段重視。
MCESは東階段を構わないので、FBはかなり広く遊撃できる。
MCESは逆ラペなど駆使してngfwkロックを強めているのが効を奏して4on2.
しかしAppleマエストロが強すぎた。ハードピークを何度も行って撃ち合わずにMCESを1人ずつ削っていった。
FBマッチポイント
9ラウンド目、換気作業防衛
MCESはゆっくりとした平面展開。当然FBに察知されるが、MCESは遊撃ローテーションロックを強めていたか。飛び出しも咎めて有利を作っていった。
10ラウンド目、換気作業防衛
MCES、Lionスレッジのこっそり武器庫エントリーが効いてしまう。2カット。
FBのハードピークも警戒がしっかりしている。遊撃の動きをロック狩るロックが効果を発している。
MCESは武器庫攻めの時と違ってかなり広く様々な所にアプローチする形だ。
11ラウンド目、2階防衛
FBは室外へのハードピークのやり方を変えた。セキュリティからも早めに引いていく。
あえてセキュリティを取らせて突き上げや中央廊下での戦いで人数有利を重ねた。
MCESは特に突き上げなどもなく、ひたすら平面押しだ。ギリギリの状況でのplant位置も悪い。
FBのリテイク場所などはかなり読まれていた部分もあるが、細かい作戦変更が効いた。
2Map目:カフェ(MCES)
モンタ、エコー、FB ban
テルミ、ミラ、MCES ban
MCES攻撃スタート
1ラウンド目、3階防衛
FBはシガーラウンジの補強が割れる前に引いていく。2階にも人員が配置されていないので、狭く守るような形だ。
MCESはクリアリングなど丁寧にゆっくりと有利を積み重ねてくる。
火矢なども遠慮なく使い、1人ずつFBを削っていった。
2ラウンド目、3階防衛
MCESは多数のローテーションカットやラペロックにより着実に人数を削っていく。
MCESやGUTSのような丁寧な攻めが出来るチームはカフェによく合っている。
3ラウンド目、3階防衛
MCESはLionカピタオがライブドローンと共にこっそり1の動きを取り入れてくることがある。
FBの意表を付くことに成功した。いい揺さぶりだ。
カピタオでやる意味は分からないが。
4ラウンド目、3階防衛
Dustelboxヴァルのシガーショップへのハードピークが決まる。ロックの厚い所に飛び込んで行ったにも関わらず、2カットは凄まじい。
FBは突き上げなどするでもなく、特に何かしらの対応をしたとは言えないが、Dustelboxさんのハードピークが効いた。
5ラウンド目、読書防衛
MCESはまたもやLionのライブドローンによる素早い1の動きによる攻勢。またもや決まってしまう。
FBは警戒が出来ていない。
3階の攻勢もリテイクも防がれる。
6ラウンド目、読書防衛
FBは3階を守る際の射線がどう考えても足らない。3階を守る人員はキツい戦いを強いられて、負け続けるだけだ。
途中上がりによるリテイクで対応するのかもしれないが、そのようなローテーションにはロックが入っている。
戦いを変えなさすぎた。
FB攻撃スタート
7ラウンド目、1階防衛
MCESはロビーカウンターや手荷物預かり所、ベーカリーなどを決戦の場にしている。
前めにCoverが多発して、FBは人数有利をなんとか作った。
FBは最後の進行がバラバラだったので1on2になるが、Dustelboxサッチャーが暴れた。
FBタクティカルタイムアウト
8ラウンド目、1階防衛
MCESは外にも積極的に戦う。FBは1階に広くアプローチしているが、MCESの待ちを捌けない。
最終的にFBが人数不利を背負うことが多い。
9ラウンド目、掘削室防衛
MCESは冷蔵庫を最初から開けておいて、シガーラウンジに決め撃ちを用いて積極的に戦っていく。
FBは逆ラッシュ的に詰められ、どんどん人数を削られて行った。
現地を制圧して設置まで行けたのは良いが、リテイクに耐えきれなかった。
3Map目:クラブ
マーベリック、ミラ、FB ban
カピタオ、エコー、MCES ban
FB攻撃スタート
1ラウンド目、地下防衛
クラブも丁寧に作戦を進められるチームが強いが、どうなるか。
FBは2階遊撃に対し、1人ずつのPeekになってしまう。3カット。
遊撃を放置する形に変えるが、リテイクを仕掛けられる抑えきれない。
2ラウンド目、金庫防衛
FBは逆棟から丁寧に取って行くが、進行は遅い。さらにそこに突き上げが入る。
1階の1の動きも複数人で勝負されて活かされない。
3ラウンド目、ベッド防衛
FBはマーベリックをbanした割りには餅つきに対する対応が甘すぎる。
個人技のハードピークで人数有利を作れたのは良いが、最後の詰めがやはり雑だ。
FBタクティカルタイムアウト
4ラウンド目、地下防衛
MCESは今度は地下で籠って守る形だ。
ラウンド中途に中央廊下を複数人で進行して中央階段にリテイクを仕掛けた。
FBは青部屋制圧など、やはりアプローチがバラバラだ。
5ラウンド目、金庫防衛
FBの攻めは単調なのに対して、MCESはいくつかの戦術を試せる。
FBは困るとすぐに個人でのPeek頼りになる。射線管理にも問題がある。
タイミングのズレも相変わらずだ。MCESは労せず楽々と処理できている。
6ラウンド目、ベッド防衛
FBはなんとか補強を割る。
詰めの段階でどこを潰してどこに設置するかが曖昧だったか。相手の位置も追えてない様子だ。スピード感が足らなかった。
MCESマッチポイント、MCES攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
MCESは洞窟と青部屋ラッシュの形。モンタでヘイトを集めている間に青部屋を壊滅させた。
マッチポイントなので思いきった選択が出来る。そしてそれが刺さってしまった。
FB vs MCES
MCESはCoverやロックを厚めに丁寧にゆっくりと作戦を進めるチーム。つまりFBの苦手な相手だ。
国境はMCESの国境練度不足もあって勝利することが出来たが、それ以降はロックやCoverに、個人のハードピークやリテイクは咎められ続けた。
通用しなかった作戦を多用するFBの悪癖も出ている。
MCESは基本的には集団行動だが、場合によってLionがライブドローンと共に単独ラッシュを仕掛けてくることがあり、FBを揺さぶった。
FBのリテイク感を理解してからは引きロックやローテーションロックが盛んに取り入れられ、FBの強みを封じることに成功している。
FBの勝負感はMCESと相性が悪かった。
FBはカフェ3階に代表される、"成功しない防衛をほとんど変えずに用いる"悪癖がまた出ていた。
大きな変更のないままであったので、MCESは逆にいくつかのアプローチで揺さぶることが出来た。
FBは勝負や詰めも個人で、後半になるにつれてMCESの対応が進んだ。
クラブやカフェはFBの練度不足があった。