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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#78 LG vs SSG - PL Season10 - NA -Day6 -

LG vs SSG - PL Season10 - NA - Day 6-

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Spacestation Gaming vs. Luminosity Gaming – Coastline – Rainbow Six Pro League – Season X –



(感想)

LG vs SSG


Map:海岸線

ライオン、ミラ、LG ban
ノマド、ヴァル、SSG ban
LG攻撃スタート



1ラウンド目、フッカー防衛
LGは勝手口とサンライズから挟み込むように1階を制圧していく。1階に遊撃が居たら挟んで倒してしまおうという算段だろう。

LGは1階に遊撃が居ないとなるとバックが下から突き上げ。ある程度突き上げが終わった段階で平面展開に移行した。

SSGはLGが平面の圧力を増やしたと同時くらいに囲むようにリテイクが始まっている。偶然か、現地の報告によるものか。
LGはドローンロックを多数配置していたが、見ているプレイヤーがいなかったのだろう。

LGはフッカー階段をプッシュするのだが、突き上げで成果が得られなかったら警戒すべき場所であろう中腹になぜか意識が向いていない。

最後はSSGの良くない部分でもある個人でのPeekで1on1になって決め撃ち?を食らった。


2ラウンド目、ダブルバー防衛
LGは勝手口エントリーに2人とライブドローンが2個付いている。
素早く進行するつもりだったのだろうが、SSGはエントリーの癖を理解しているか、早めのエントリーに対して早めの勝負を仕掛けた。

LGはエントリーとプッシュの方向がバレながらも継続してキッチンから攻めた為、ガッツリAIMを置かれている。

LGは人数が減ってサンライズこっそりエントリーや2階へのアプローチなど色々と試みているが、単独行動多めに包囲しようとしているところを1人ずつ狩られていった。


3ラウンド目、フッカー防衛
LGのエントリーの癖はやはりSSGに読まれているのだろうか。
勝手口のエントリーを2階から心拍センサーで取られていて、ドローン使用の為に止まったところを撃ち抜かれた。

LGは毎回同じようなエントリーを人数をかけて、まず1階を制圧する。
それは良い所の一つだとは思うが、逆に言うと防衛側は2階では自由に動き回ることができる。SSGはそれを利用してLGの準備が整う前にカットを発生させることができている。

LGはいつのまにかフッカー階段とフッカー外入口、フッカーラペリングによるラッシュに近い攻勢が始まっている。
こういった素早い判断をチームで行えるのも良い点の一つだ。

しかし、フッカー階段の攻防に勝てない。階段に関しては既に1階見せているプッシュでもあったので対応が容易だったか。
SSGのニトロによる対応もGood

LGはチーム全体で目標を素早く切り替えながらもそれをしっかり共有できているのは素晴らしい。しかし、それは同時にどこかにアプローチがあったらそれが本命だとバレてしまうことにも繋がっているのかもしれない。


4ラウンド目、キッチン防衛
LGは劇場との撃ち合いに勝利。遊撃も引かせること成功する。

突き下げをして勝手口からのエントリー、ロビーのロック、勝手口のロック、2階からのロックとしっかり役割分担して早めにPlantアプローチを行った。

素早い判断が功を奏したか、SSGのリテイクなどは間に合わず。ロックに狩られていった。
2階を早めにリテイクされていたら勝敗は逆だっただろう。


5ラウンド目、ダブルバー防衛
SSGは2階を捨てている。突き下げされているが、2階へのリテイクも間に合ってない。

LGはサンライズに完璧な状態でplantに入った。
しかし、ギリギリの所SSGのリスクある平面リテイクが刺さった。

LGは2階に多くの人員を配置していたので、サンライズに入ってくるSSGを確実に仕留めなければいけなかった。

LGはこういった戦術的なミスは未だに多い。
そして、一つの作戦が崩れると個人のPeek頼りになって総崩れしていく。


6ラウンド目、フッカー防衛
LGは2階を逆側から制圧していく。
進行と同時のライブドローンなど良い連携だ。

しかし、アクアリウムに滞留したところを突き上げで2カット。マップ制圧パターンを変えたのが裏目に出たか。

戦術的なケアが足りないとも言える。体によるリテイク警戒は出来ているが、それ以外のリテイクには警戒が薄かったか。





SSG攻撃スタート
7ラウンド目、フッカー防衛
LGはペント劇場に3人遊撃。
SSGは逆側から丁寧に取っていくことが多いので良い判断だろう。

SSGは遊撃に構うリスクを避けたか、フッカーへのラッシュ的なアプローチを試みた。

LGの察知と戻りが早く、SSGは攻勢を通しきれない。


8ラウンド目、キッチン防衛
SSGはロビーをドローンで警戒するに留め、ダブルバーを制圧してplantアプローチ。

スモークに紛れて、LGの工事を逆に利用したグリッドロックジーニアスだ。

plant位置も定番位置からずらすことによってギリギリ間に合った。


9ラウンド目、キッチン防衛
LGはペント劇場の遊撃は今回は早めに引いていく。
SSGは劇場外の窓ラペで、引いていく遊撃やリテイクの遊撃をカットしたか。

SSGも突き上げしてplantアプローチの際に現地に入り込まれたりしていて危ないが、人数差は覆せなかった。




SSGマッチポイント
10ラウンド目、フッカー防衛
SSGは今回はペント劇場の遊撃を包囲して倒す形。
いい形に包囲できているが、現地のマエストロが遊撃補助でハードピークしていたか。相手の圧力を理解した良い連携だ。

人数有利を得た後に引いていくLGの判断も良かった。

SSGも屋上のロックが入っている。LGに限らず、動き回る海岸線遊撃には多様なロックというのは重要だ。

しかし、SSGは遊撃排除に時間をかけすぎた。最後の詰めに時間が足りない。


11ラウンド目、ダブルバー防衛
LGはキャッスルを使ってさらにSSGを遅延させる狙いか。

SSGは案の定時間を消費している。それでも十分な時間は余った。

LGはフッカー階段から決め撃ちを何度も行ったり、複数人でのリテイクを見せている。
加えて、2階へのリテイクと同時に平面でも詰めることで、突き下げの視線を反らしつつ、強ポジに移動することが出来ている。チームとして非常に良い動きだ。

しかし、諸々の煙で視界が悪かったか。一方的にカットされていく。
ThinkingNadeの詰めが上手いこと背後にぶっ刺さってしまったのも大きいだろう。






LG vs SSG
LGは戦術に甘いところはあるが、チームとしての目的の共有と切り替えは優れているチームだ。

ライブドローンと人による素早いマップ制圧、複数人またはチーム全体で行われるリテイクなどは確かな連携を感じさせる。

しかし、チーム全体で動くことが多いというのは読みやすさにも繋がった。





LG攻撃が勝手口から多くのリソースをかけてエントリーするとなると、SSGは早めの勝負をしたり、上から心拍センサーで決め撃ちしたりと、LGの準備が整う前に有利を得られていた。

LGは全員で一つずつ手順を踏んでいく為、1階制圧している時は2階がフリーになっている。
そこをSSGに利用された。





LGは人数をかけてのアプローチが上手いぶん、人が減ったり、ファーストアプローチが崩壊すると個人のPeekに頼った雑な攻めになる。

SSGはリテイク頼りの戦法ではあったが、うまくLGが占拠していない場所を見つけて突き上げなど行った。
攻撃におけるSSGの多様な引きロックも勝敗に影響しただろう。