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シージ試合雑感想#79 CAG vs Aerowolf - Six Major Raleigh 2019 - APAC Qualifier - Semi Final -

CAG vs Aerowolf - Six Major Raleigh 2019 - APAC Qualifier - Semi Final -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Six Major Raleigh Qualifiers – APAC
※(時間指定済み)




(感想)

CAG vs Aerowolf


Map:カフェ(CAG)、銀行(Aerowolf)、海岸線



1Map目:カフェ(CAG)

モンタ、マエストロ、CAG ban
サッチャー、ミラ、Aerowolf ban
CAG攻撃スタート



1ラウンド目、3階防衛
Aerowolfは引めで守る。

白階段のShokeiドッケビがドローンで見て1カット。しかし、AerowolfのCoverも早い。

Aerowolfはサッチャーbanで補強を固くして、戦術的有利を取っている。

CAGは廊下を無理に進行するしかなかったのだが、個人技とCoverで通した。素晴らしい。


2ラウンド目、3階防衛
CAGは補強が割れない状況での行動が素晴らしい。

撃ち合う時は決め撃ち、クイックピークでリスクを減らし、カクテルバルコニーが厄介ならラペリングを入れ、突き上げを行ってきそうなら現地を殲滅する。


3ラウンド目、掘削防衛
CAGは3階遊撃に対して射線によるロックや突き上げの警戒によって、多方面のCoverが出来ている。

それによって人数有利がどんどん広がっていく。Aerowolfの理解が大きい。

ハイドは悪くない判断だったが、緊張が出たか?


4ラウンド目、3階防衛
CAGは2階へ初めて構うが、裏目に出ている。

Aerowolfはこれまではドントピーク寄りだったが、今回は積極的に前に出て撃ち合っている。

それに対して人数有利を取らせ切らせないCAGは素晴らしいところだ。


5ラウンド目、掘削防衛
Aerowolfは外カメでリスキル。成功。

Aerowolfは3階で時間を稼いで、2階へ引いていった。
その後はさらに1階へも展開して、CAGの突き下げなどを空かすことに成功している。

加えて心拍センサーによって単独行動を把握し、リテイクも行った。
CAGの包囲する戦いは単独行動も多くなるので良い選択だろう。

plantを出来ると見せかけて1階から突き上げするのも良い選択だろう。


6ラウンド目、1階防衛
Aerowolfは前めに前線を設定して、距離は少し離れながらも、確実なCoverができる距離感にいる。

CAGはベーカリー攻めと見せかけて、VIPやデスク裏側から人数をかけて攻めたが、そこはAerowolfのCoverが厚いところだった。
おそらく後からリテイクするつもりで居たのだろうが、それがCAGの戦術に刺さってしまったか。



Aerowolf攻撃スタート
7ラウンド目、3階防衛
CAGはタチャンカタクティクス。
Aerowolfはカピタオの火矢やフラグなど用いて冷静に対処した。

CAGはかなり時間を稼げたが、人数不利。
リテイクに対してもAeroの報告とCoverが素早い。


8ラウンド目、3階防衛
Aerowolfはかなり丁寧に状況を見極めているので、時間が限られている。

CAGは冷蔵庫を割られてかなりきつかったが、正面からの撃ち合いや立ち回りでなんとか優位に立ったか。

CAGはドローンに気づけていないことが多く、オフライン問題というのはやはりありそうだ。


9ラウンド目、1階防衛
AerowolfはCAGの移動が多いことを分かっているのだろう。
ドローンロックやローテートロックが入っている。

CAGは1階をほぼ制圧され、包囲されて射線も通り、非常にきつい状況だった。

しかし、ベーカリーに対するリスクを背負ったリテイク、それにCoverするような動きで逆ラッシュを成立させて有利を奪い取った。

射線管理も含めて素晴らしい反逆だ。


10ラウンド目、読書防衛

CAGは1階からのコッソリ進行を咎めて、3階にも突き上げで有利を取り、Aerowolfと同じように1階まで広がった。

Aerowolfは現地にドローンを仕込めていたり、1階階段からのリテイクを警戒できているのは素晴らしい。CAGの逆包囲を警戒出来ているのは良いが、時間が足りない。





CAGマッチポイント
11ラウンド目、3階防衛
CAGはカメラの状況を頼りにかなりドントピーク。

Aerowolfはやはり時間がかかっているが、plantではなく白階段の途中上がりも含めた殲滅に入った。

カピタオの火矢による冷蔵庫潰しも含めて良い判断だ。


12ラウンド目、3階防衛
CAGはAerowolfに移動を制限されがちで、真正面から耐えるような形になっている。

屋上からのドロップしてカットして引いていくのは素晴らしい。

遊撃のgatoradaヴァルが勝ち続けたのが本当に大きかった。
現地のSuzuCミュートの耐えも素晴らしい。

最後のエコーとの1on1もお互い素晴らしい立ち回りを見せたが、CAG勝利。








2マップ目:銀行(Aerowolf)


モンタ、エコー、CAG ban
火花、ミラ、Aerowolf ban
Aerowolf攻撃スタート


1ラウンド目、地下防衛
CAGは2階から飛び出したり、1階で積極的に撃ち合ったりと、Aerowolfの準備が整いきる前に戦う。

ロビーにエントリーされたとなると、複数人の前線が形成されたりと素晴らしい連携だ。
撃ち合いだけでなく、ニトロ突き上げなど多様な勝負を仕掛けられている。

2on2でしっかりと相手のプッシュを見極められていることも素晴らしい。


2ラウンド目、空き部屋防衛
Aerowolfは囲むように時間をかけてアプローチ。カフェと違って、あまりルートカットということは出来ていないか。

Aerowolfは全員で同時に多方向からアプローチ。局所制圧を重ねて一気に勝負を決めた。


3ラウンド目、2階防衛
CAGは超積極的に飛び出している。それによって室外まで前線が及んでいる。

CAGが前めの前線設定を何度も見せているので、帰れない飛び出しは単なるイージーカットではなく、圧力として発揮している。

室外に意識が集中していることでATMからも飛び出すことが出来た。

Aerowolfはタクティクスがかなりしっかりしている。早めの勝負によってその良さを封じることができているし、柔軟な戦いの場はCAGの土台だ。


4ラウンド目、地下防衛
CAGは2階や1階で積極的に戦う。
Aerowolfはハードな戦いをよく理解しているが、それでもチームアプローチとして1つずつ対処する前に勝負されて、やりたいことが一切できていない。

そして人数が減って2on2 となると、CAGの連携が上回ることが多い。


5ラウンド目、空き部屋防衛
CAGは今度はかなりドントピーク。

Aerowolfは積極的な勝負を警戒しつつも、遊撃に構わずに現地にplantを仕掛けた。

CAGのリテイクは決まってはいるが、gatoradaパルスが撃ち勝てなかった。そこを勝てれば違った結果になっただろう。


6ラウンド目、2階防衛
CAGは窓ラペなどに積極的に戦う。
単独の吹き抜けリテイクは通しきれない。

Aerowolfは現地が薄いと判断したか、plantアプローチをとっとと行った。

カピタオの火矢をカットのために使ったりと、良い判断だったろう。

CAGは現地で動き回るCoverにイーヴィルアイをずっと見ていたりするのは良かったが、勝ちきれず。





Aerowolf攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
CAGはクラッシュの対処に苦労している。

かなり時間がかかったが、ロビー、吹き抜け両方からアプローチ。

吹き抜けから殲滅アプローチして、その後はAerowolf側が積極的に撃ち合ってくれたのが助かった。


8ラウンド目、2階防衛
CAGは時間をかけてドローニングや作戦立案している。

ラペで人数有利を作るものの、Histelixイエーガーが自由に動いて、CAGの意識の外、包囲の外から攻撃することに成功している。

CAGはplantまで成立させるが、Aerowolfの連携がうまい。


9ラウンド目、地下防衛
CAGはクリアリング外や意識の外から攻撃されることが多いからか、かなり慎重にクリアリングしている。

CAGは時間がかかり、火矢の連携ミスも発生している。

plantは成立できたが、人数差を維持しきれなかった。ローテートが裏目に出てしまった。
HysteRiXイエーガーのハイドがGeniusだった。



10ラウンド目、窓口資料防衛
CAGは早めのエントリーから2階の遊撃に勝負を仕掛けた。
単独だったが、通せる個人技がある。

そしてAerowolfが下がる、逃げるところはしっかりと引きロックのような形で咎められる。

遊撃に対するCoverに対してもしっかりと警戒できている。


11ラウンド目、2階防衛
Aerowolfはクラッシュを再び使用。

CAGはHysteRiXイエーガーを手早く倒せたのはデカい。

孤立しているような相手に対して、CAGは複数射線で各個撃破できている。
AerowolfがCoverしてくるだろうというところを多く咎められるのは大きい。




CAGマッチポイント
12ラウンド目、地下防衛
AerowolfはCAGのように1階を決戦にしている。

CAGも多くのCoverを重ねてなんとか有利を取った。

CAGは2on1でもドローンをしっかり回すなど冷静な対応をしていたが、時間をかけて金庫側にアプローチしているので、HysteRiXイエーガーに準備を整えられて、うまく囲い決められなかった。




延長
13ラウンド目、地下防衛
CAGは早めに戦いながら引いていく算段だっただろうが、Aerowolfがかなり早めに詰めてきていた。

CAGは不利なまま引いて正攻法で耐えるしかなく、それではAerowolfが有利だったか。

Aerowolfのplantと同時の殲滅がいい感じに決まって、設置成立。

その後の倒されない位置取りも完璧だ。
Aerowolfの仕込みドローンも効いたかもしれない。




CAG攻撃
14ラウンド目、地下防衛
Aerowolfは自分達がやられたように2階から飛び出してテルミットをカット。

加えて前めに前線を敷いたが、CAGの対応がしっかりしていた。

CAGは素早いサーバー詰めや中央階段からの人数かけていると見せかけてのローテーションなど、Aerowolfを翻弄した。

重要な1on1はCAGが勝っていった。




最終ラウンド
15ラウンド目、地下防衛
CAGは狭く籠って守っている。

サーバーを守るAnitunイエーガーは2分稼いだが、Aerowolfのサーバー殲滅の連携が素晴らしい。クラッチを許さない。

どっちに転ぶか分からないん試合展開でゲームクラッシュ?中継が中断される。





(再開)
15ラウンド目、地下防衛
CAGは1階で戦うスタイルに戻った。

吹き抜けで1カットしたら素早く引いていった。BlackRayヴァルの個人勝負が良い方向に転がった。

Aerowolfは時間が足りなくなったので、人数をかけて殲滅アプローチ。

CAGはよく対処した。1マップ目で見せられていたアプローチだったのが効いたか。







CAG vs Aerowolf
お互いに相手の研究が綿密に行われていることが伺えた試合であった。

CAGはAeroの突き上げスタイルを警戒した位置取りができているし、現地殲滅を行ったりもしている。

逆にAeroはCAGの囲むようなリテイクなどに対してロートカットやドローンロックを駆使して、CAGの選択肢を狭めた




CAGはドローンに気づけていなかったりと、多少オフライン問題が出ている。
対してAeroは走り込みの大胆さなど、オフライン慣れが見える。

銀行はAeroの高いタクティクスに対して、準備が整う前に積極的に勝負を仕掛けて優位を取った。

それに対してAeroは遊撃に構わずに現地を殲滅して潰す選択など。




Aeroの分析力と戦術、高い対応力により、CAGは国内試合のように優位を取り続けることが難しくなっていた。

よって、CAGは個人技の撃ち合いに頼らざるを得ない状況も多かった。

それでも勝てたのはAeroは修正力に対して、CAGは手札の先出しという点にあったかもしれない。
幅の広さではCAGが勝った。