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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#112 FAV vs CAG - ALIENWARE JAPAN LEAGUE SUMMER SEASON FINAL - Day2 -

FAV vs CAG - ALIENWARE JAPAN LEAGUE SUMMER SEASON FINAL - Day2 -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



レインボーシックス シージ ALIENWARE JAPAN LEAGUE SUMMER SEASON FINAL Day2(実況:ともぞう 解説:ふり~だ)
※時間指定済み



(感想)

FAV vs CAG


Map:カフェ(CAG)、領事館(FAV)、海岸線



1マップ目:カフェ(CAG)

モンタ、ミラ、FAV ban
カピタオ、マエストロ、CAG ban
CAG攻撃スタート



1ラウンド目、3階防衛
CAGは特殊な登り方でW側の飛び出しをロック。

CAGは3階エントリー、補強の破壊、2階へのアプローチ全て遅い。

バーへのエントリーカクテルバルコニーへのラペエントリー、タイミングのズレも著しい。


2ラウンド目、読書防衛
CAGはやはり全体的に遅すぎる。

屋上へのニトロなどは仕方ない所はあるが、遅さは否定できない。

白階段へのラペ引きロックなどは良いが勝てなかった。その間にFAVは引いていく。

その後の詰めもバラバラだ。


3ラウンド目、1階防衛
CAGは丁寧に行ってやはり時間がかかる。

突き下げや撃ち合いでCoverさせる前にカットが続いたのでなんとか勝利した。


4ラウンド目、3階防衛
FAVはシガーショップに前線を上げる形に変更した。

CAGも1階から早めにエントリーするなど工夫している。

CAGはEMPとフラグの会わせ技が素晴らしいが、クリアリングが行いきれてないか?
連携ミスか?報告ミスか?

FAVは1カットされてもシガーまで詰めてCoverする形、そしてカットしたら引いていく姿勢も素晴らしい。


5ラウンド目、2階防衛
FAVの引きめの防衛を利用してCAGは早めに詰めることが出来たか?

白廊下とバーからの詰めがいい形に効いた。


6ラウンド目、読書防衛
FAVは先程のラウンドを受けて、早めに引いていった。

CAGはその後1階にもリソースを割いている。2カフェの置きドローンなどは効いた。

人数有利を活かすことができた。Coverや射線の配分も良いだろう。




FAV攻撃スタート
7ラウンド目、3階防衛
FAVは飛び出し、1階遊撃を強く警戒している形か。

複数人が警戒している。ロックが厳重だ。

その間に時間は過ぎ、ドローンも回せていない。シガーラウンジを手順を踏んで取れなかった。


8ラウンド目、1階防衛
CAGの妖怪がベーカリーにあったか?
ベーカリーの入り口付近の配置が分かっていたのだろうか。

CAGは強気にベーカリーで勝負している。その間に掘削窓から飛び出したり、それを利用してさらにベーカリーから飛び出している。


9ラウンド目、2階防衛
FAVは飛び出しによってカットされても、3階殲滅をタイミング合わせて実行している。
残った4人全員で実行できている。人数有利獲得。

そのまま押しきった。


10ラウンド目、3階防衛
CAGは引き気味の防衛。突き上げや逆ラッシュ、リテイク狙いか?

FAVの殲滅の動きがチームで合わせられている。
白廊下の進行、白階段へのCover、バーの進行、タイミングが合わせられている。

Secretに似ているのはShiNさん効果か?


11ラウンド目、1階防衛
FAVの恐れのないベーカリーラッシュ。
CAGがCoverや人数をかける前に、瞬間的な人数差を作ってカットを行った。

そのままワンテンポ置いてキッチン中まで進行していく。ドローンなどあったのか?

1回目は情報が無いものでも個人的には肯定できるが、2回目までそうだったとしたら流石にやりすぎだ。

勝ったから良いかもしれないが。





FAVマッチポイント
12ラウンド目、3階防衛
CAG、Anitunイエーガーのリスクを背負った前進が刺さった。

FAVは屋上から勝負するリスクを恐れているのか放置している。よって自由に動ける。

それがマップ終盤でラウンド勝敗に影響した。





延長
13ラウンド目、3階防衛
CAGの情報ガジェットの使い方とそれに合わせた前線の上げ下げ、単独とチーム行動の切り替えが厄介だ。

FAVは殲滅のチーム連携が良い。
補強が壊れたと同時のラッシュ的な詰めでCAGの虚を突いた。

CAGがCoverや対応をする前に、素早い報告と味方の距離感でそれ以上のCoverを重ねて優位を取りきった。素晴らしい。





FAVマッチポイント
14ラウンド目、3階防衛
CAGはやはり進行が遅い。

下の遊撃との勝負で勝っているが、plantとそのCoverで冷蔵庫をケアしきれてない。










2MAP目:領事館


ノマド、ミラ、FAV ban
カピタオ、マエストロ、CAG ban
FAV攻撃スタート


1ラウンド目、地下防衛
CAGは2階遊撃で時間を稼ぐ。
そうしながら2階の圧力がかかると、それのCoverに階段を上がってくる動きが厄介だ。

FAVのローテートカットのアッシュがカットされたことで、CAGは動きが活発にできる。

FAVは2階に構うリスクよりも、現地を潰しきるリスクを選んだ。

FAVのラッシュ力とCAGの逆ラッシュ力、対応力が噛み合って、結果としては接戦となった。


3ラウンド目、2階防衛
FAVは遠距離の飛び出しロック、フラグとフラッシュによる会議潰しですよ優位を取った。

その後の待ち合いロックもいいだろう。

CAGはビザ階段のリテイクがいい感じだったが、人数差もあってplantを潰せなかった。


4ラウンド目、2階防衛
CAGは前線を引き上げて管理事務で耐えたり、ビザ階段に位置したりしている。

バリケードの割れに合わせて早めの段階で飛び出したりと、戦い方を変えて人数有利を取った。

FAVのリスクを背負った殲滅詰め、それによって1on1にまでなったが、Anitunヴァルの完璧なサウンドプレイが刺さった。


4ラウンド目、地下防衛
CAGは時間を稼ぎつつ引いていく動きが素晴らしい。

FAVは仕込みドローンなど使ったロックで人数を削っていく。
FAVは仕込みドローンというのが、最近のキーワードかもしれない。

早めにリテイクや勝負に出る形をFAVに読まれているか?

それでも最後で勝ちかけるCAGの個人技は流石だ。


5ラウンド目、ロビー防衛
CAGは2階、1階を放棄する形。

FAVはリテイクに来るだろうことを読んでいたのだろうか。
早めにplantに入って、さらに現地を詰める動きも見せている。

CAGはリテイクも正面への勝負も間に合わず。


6ラウンド目、地下防衛
FAVはまたラッシュを選択した。

同じ形を多用しているので、CAGもガスグレを投げるなど対応が進んでいる。

FAVはさらに奥まで詰めきる、補強割りに合わせて裏からのラッシュを行うなどさらなる工夫が必要だったか。






CAG攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
CAGの進行は個人技による撃ち合い頼りにも見えなくもない。
領事ラペなどは良いが、囲いこみは完璧ではない。

最後の少人数の連携は流石だ。


8ラウンド目、2階防衛
FAVは会議守りをドクのスティムピストルで長引かせたりと面白い。

CAGは時間がかかっても会議を取りきれない中で、領事ラペや1階の1の動きが解決策にした?

それに対応したFAVの飛び出しやローテートが、結果的には自分達の陣形を崩しすことになり、CAGの位置取りを掴めなくなってしまったか。


9ラウンド目、2階防衛
CAGは1階に2人入って、下から会議を突き上げる形。

それが耐えられないとなると、管理事務側に逆ラッシュをかけて人数差とディフューザードロップを導いた。

良い人数配分の読みとチーム連携だ。


10ラウンド目、地下防衛
FAVはshuリージョンが一人でピアノを守るような形。

CAGは時間がかかるが、包囲して確実に一人削った。

時間が無い中で、FAVは強気に勝負したのか?
人数差が致命的までに広がってしまった。






CAGマッチポイント
11ラウンド目、地下防衛
CAGは裏の1の動きに合わせてラッシュ的な詰めを選択した?

CAGの新しい形かもしれない。
もしそうだとしたら大きい。

CAG攻撃の幅が増える前兆だとしたら、本当に大きいラウンドだ。単なる敗北ラウンドではない。


12ラウンド目、2階防衛
CAGは手順良く管理事務から取っていく。

FAVは突き上げなどで人数を削ることを狙ったり、下からのplant阻害を狙っているがその前にplantが成立してしまう。

最後は結果的に無理Coverが多くなってしまったことと、突き上げによるplant止めの失敗。







延長
13ラウンド目、2階防衛
FAVもCAGも同じ戦い方。FAVは地下からのリテイクが頼り。

FAVが後出しのアプローチなので、同じ形通しならCAGの警戒が上回る。

あとはロングの撃ち合いでCAGが勝ったのも大きかっただろう。





CAGマッチポイント
14ラウンド目、地下防衛
CAGは引きめの防衛。

単独遊撃のSuzuCのアクションを止められなかった。

その後の非常階段の位置取りも追えず、それが勝敗を決めた。







3MAP目:海岸線

ライオン、ミラ、FAV ban
カピタオ、マエストロ、CAG ban
CAG攻撃スタート



1ラウンド目、フッカー防衛
FAVはかなり籠って守る形。

CAGは時間もかかり、突き上げでなんとかする形だったのかもしれないが、成果が挙げられなかった。

CAGは時間をかけてただ籠っているだけの防衛を崩せなかった。


2ラウンド目、ダブルバー防衛
CAGは1の動きが最近の特徴、近頃の変化の1つか。

FAVはCAGの包囲に対して、人数をかけてほぼ真正面から耐えている。

その間に別の場所を攻める1の動きも咎められて、イマイチ取りたいところ。ただ待つ相手を止められない。


3ラウンド目、キッチン防衛
CAGは進行によるカット、現地のドローンによる決め撃ち、キッチン窓からのエントリーによるカット。

カットは続けられているが、多くは確実性に欠ける印象もある。
たまたま勝てただけという見方も出来なくもない。

同時に狙いを読ませない、動きを読ませないことにも繋がっただろう。


4ラウンド目、フッカー防衛
FAVは同じような耐える形。shuイエーガーの遊撃が違いだったかもしれないが、1の動き勝負で負けてしまっている。

CAGは大窓からのラペリングやフッカーへの圧力によって、以前のラウンドの修正が出来ている。


5ラウンド目、フッカー防衛
FAVはCAGが逆側から取ってくることに対して、劇場ペントに籠って対処している。

3人もの人数をかけ、真っ正面から撃ち合ってCoverを入れていくような形で優位を取った。

2on2でどちらの動きも良かったが、plantで擬似的な人数不利を背負う攻撃側が不利だった。

そのタイミングに合わせてしっかりとリテイクを入れられるFAVが素晴らしい。


6ラウンド目、ダブルバー防衛
CAGが1階に広くアプローチしてくることに対して、局所的に2on1を作ることによって人数差を作った。

CAGも数人で遊撃排除を狙うが、確実なCoverを入れられる形では無いか。

CAGは最終的にはスニークイン頼りの戦法になっていることが多いか。






FAV攻撃スタート
7ラウンド目、キッチン防衛
FAVの局所殲滅チーム連携に対して、CAGは2階から飛び出したりすることで後ろを突くことに成功している。

CAGの個人技の爆発力である。

そして人数有利を取った後のドントピークによってクラッチを許さなかった。


8ラウンド目、ダブルバー防衛
FAVはキッチンからshuバックが決め撃ちも含めて2カットできたのもあるのか、スモークと合わせてラッシュ的にサンライズに詰めた。

FAVの包囲ラッシュは良い出来だ。


9ラウンド目、ダブルバー防衛
CAGはキッチンを情報ガジェットで守ろうとしているか?
FAVはIQによって位置報告して対応か。

CAGは射線管理ミスがあるものの、FAVが同じ形のラッシュを行ってくれたので対応が進んだか。

plant駆け引きのAnitunドクが素晴らしい。


10ラウンド目、キッチン防衛
FAVは勝手口ラッシュ?

どういう形だったが見えきらなかったが、圧力不足だったか?

Coverを続けられるラッシュでは無かった?


11ラウンド目、フッカー防衛
FAVは突き上げによってアクアリウムをカット。

その後のスモークを囮に使った殲滅というのも、CAGに読まれている感じもある。

妖怪の位置もラッシュ対応の意味が増えてきているだろう。




CAGマッチポイント
12ラウンド目、ダブルバー防衛
FAVの1の動きが効いた。
ここに来ての動きが刺さった。

多数のラッシュが効果を発揮したかもしれないし、今日の試合で見えているCAGの射線管理ミスかもしれない。





延長
13ラウンド目、キッチン防衛
CAGは早めの2階引き。

FAVは仕込みドローンでリテイク警戒しており時間はかかっている。

お互いの動きが素晴らしかった。

CAGイエーガーのリテイクでちょっかいだけかけて引く形、時間無い中でもFAVのロビーからの進行とCoverと射線警戒、勝手口のローテートホールを十全に活かした立ち回り。




FAVマッチポイント
14ラウンド目、ダブルバー防衛
Anitunゾフィアの撃ち合い強さ。

くろろさんのやらかし。
悲しいことにそれが大きい。焦りすぎた。



15ラウンド目、キッチン防衛
シグナルディスラプターによる索敵妨害が効いた。
それによって遊撃排除が遅れ、タイムマネジメントに問題が出た。

ShiNツイッチの1の動きが刺さったが、結果的には人数交換で終わった。

CAGはラッシュの多さに対して、リテイクや積極的な勝負よりも固めの守りを選択し、それをFAVが戦術的に破れないというシーンは多かったか。










FAV vs CAG
お互いに色々と試行錯誤していた試合なのかなという印象。

役割変更や戦術変更はともかく、同じ戦術を繰り返したりと、どちらにも指摘できる欠点は多くあっただろう。
しかし、どこまで本気の行いなのかはよく分からなかった。

お互いに戦術的な攻撃は上手くなかったのは事実か?







FAVはラッシュ的な詰めの選択が多かった。

確実性が薄かったとしても、丁寧に手順を踏んでいくリスクより賭ける価値があるなら、積極的にやっていくべきというのが個人的な考え。

その点ではFAVのラッシュ多用は称賛する。(日本に少ないという意味でも。)

ただ、同じ形を多用し過ぎた部分はある。






CAGは1の動きの役割変更など色々と変化を追求している節はあるものの、まだ形としてはできあがっていない。

そのことは報告ミスや連携ミスとして現れていたかもしれない。

手順を無視した殲滅寄りの詰めなども見せており、幅を増やす為の試行錯誤かもしれない。
そうであるなら期待はむしろ高まる。