猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

MENU

シージ試合雑感想#122 USG vs DNG - PL Season10 - JP - Day10 -

USG vs DNG - PL Season10 - JP - Day10 -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



レインボーシックス Japan プロリーグ シーズンⅩ PlayDay10(コメンテーター : ともぞう)
※(時間指定済み)



(感想)

USG vs DNG


Map:領事館、カフェ


ノマド、エコー、USG ban
モンタ、ミラ、DNG ban
USG攻撃スタート



1ラウンド目、地下防衛
USGはトイレを包囲する形は良いものの、それまでに時間がかかりすぎている。

それによって4on2を活かしきれず、最後の詰めが雑になった。


2ラウンド目、2階防衛
USGは会議を抜けたが、詰め、進行の時点でバラバラだった?

それともロックを決め撃ちで抜かれたのだろうか。


3ラウンド目、ロビー防衛
USGは管理事務から詰めていくが、一人ずつやられてしまうことが多い。

丁寧でやりたいことが分かりやすいので、DNGも対応が容易だ。

DNGは最後の一人に対して、油断せずに引く動き、さらに引きロックを入れる連携。良い連携だ。


4ラウンド目、地下防衛
USGは丁寧に攻める素振りを見せつつ、実際にはラッシュ的な現地詰めを行った。

タイミングが合わせ切れているとは言い難いが、不意を突くことには成功。


5ラウンド目、2階防衛
USGは主動隊を分解して、マップ全体を使って攻める形に変わった。

ラペリングも多様になり、1の動きによって遊撃排除を狙ってもいる。

実際には最初の1カットが大きかったのは否定できないが。


6ラウンド目、地下防衛
USGは再びラッシュだが、先程のラッシュとはまた違った形。

Soulboiアッシュの突破力が大きかったのはあるが、ヴァルカメによって遊撃やリテイクを狙っているDNGに対しては非常に有効な一手となった。




DNG攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
USGはヴァルカメを頼りにテラス飛び出しを二人で行った。
結果的には裏目に出ている。

しかし、チームで人数差を狙う姿勢は感じられる。
それは前半のUSGとは明らかに違う。


8ラウンド目、地下防衛
USGはチームで2階を主戦場にしている布陣だ。
やはりチームで戦いの場を作っている。

室外飛び出し、それに対するCoverもその一貫だ。

しかし、DNG側の冷静な判断が光った。
擬似的な人数差を利用して殲滅を実行した。

優れた判断だろう。


9ラウンド目、2階防衛
USGは管理事務守りの人員が囮で、実際は後投げでのヴァルカメで室外に戦った。

前線の共有がしっかりしている。


10ラウンド目、地下防衛
USGの2階防衛に対して、DNGはやめる判断が早い。

そしてその判断を察知して引くUSG遊撃も早い。

DNGは1階を守っていないのもあって、相手のリテイク狙いををよく理解していたのだろう。

非常階からのリテイクや室外への飛び出しに対して警戒が厚かった。
これはDNGの警戒が良い。




DNGマッチポイント
11ラウンド目、地下防衛
USGはリテイクが複数人で同時に行われていっている。

1階を早めに明け渡して、それを再び逆包囲するようなアプローチを、1階から2階まで広く使ってチームプレイ出来ているのが素晴らしい。


12ラウンド目、2階防衛
USGは後投げヴァルカメと室外への積極的な勝負が刺さっている。

DNGはエントリー前の戦いをなかなか対応出来ない。
領事館ではある程度仕方ないが。












2MAP目:カフェ

カピタオ、エコー、USG ban
モンタ、ミラ、DNG ban
DNG攻撃スタート


1ラウンド目、3階防衛
USGは屋上にも積極的に戦う。

DNGは冷蔵庫を割ることが出来ているが、詰める段階でうまく進行することが出来ていない。


2ラウンド目、1階防衛
DNGは遊撃排除の素早いエントリーなどは良いのだが、戦術的な詰めの段階で苦戦している。

メタに苦戦しているか。

USGは2on1で距離が離れているが故に、なかなか危ない勝利だった。


3ラウンド目、読書防衛
USGは屋上ハッチドロップの段階で早めに戦い、ヘイトだけ稼いで素早く引いていく。

同時に下から心拍センサーが回されていて、平面に意識が向いているDNGの意識の隙を突く突き上げニトロも決まっている。

時間を2分稼いでかなり優位だったと言えるが、DNGの強引なplantアプローチを許してしまったのはもったいない。


4ラウンド目、3階防衛
DNGはUSGが引いていく前に手早く詰めることで一気に人数優位を作った。

そして、不利を覆すための強気の勝負もクロスやCoverで防いでいった。


5ラウンド目、3階防衛
USGは屋上に積極的に戦う形は変わらない。
カイド餅つきも成功している。

お互いにもったいない感じのシーンが目立つ。

USGは中盤以降うまくチーム勝負が出来ていないし、DNGはムダな身体出しで定番ロックに狩られたりしている。

最終的には思いきったラペエントリーと持ち前の局所殲滅連携でDNG勝利。


6ラウンド目、1階防衛
USGは削掘やベーカリーを守らず、引きめな防衛。

DNGがplantに入ったタイミングを何かしらの方法で察知して2階にリテイクを仕掛けたか。





USG攻撃スタート
7ラウンド目、3階防衛
DNGはカイド餅つきで冷蔵庫の割りを防ぐ。

USGは何らかのリスクを背負わなければならない状況で、白廊下プッシュを選択して妨げられる。

それでもさらにリスクを取ることが出来たのが大きい。
Eラペダブルエントリーは非常にリスクのある選択だが、あの状況では悪くない選択だろう。


8ラウンド目、3階防衛
USGは2階遊撃への圧力をかけるに留める形、3階をチームで詰めていく形など良いだろう。

DNGも人数が減ってプレッシャーの大きい状況でも、しっかりと裏を警戒できていたのは大きかった。

現地とシガーラウンジのヴァルカメ?が大きく効果を発揮したラウンド。


9ラウンド目、1階防衛
DNGは手荷物管理など1階の主要な場所を守る形。

射線管理が危ういのか現地が抜かれていったが、遊撃部隊のリテイク、周辺警戒がしっかりしていて詰めを完遂させない。

相変わらず互いにもったいないラウンド。


10ラウンド目、読書防衛
USGは全面正面衝突で防衛を崩すことが出来ない場面がいくつか。

DNGは人数有利を取った後のクロスも良いだろう。

DNGのヴァルカメは停滞する場所、攻撃が勝負したい場所に置かれていて、効果を発揮している。


DNGマッチポイント
11ラウンド目、3階防衛
DNGはヴァルカメでリテイクを決めた?
タイミングを合わせただけか?

USGが迷っている間に勝負を仕掛けて勝敗を決したか。










USG vs DNG
USGはチームプレイの意識、戦いの場を作り出す意識が明確に変化している。

遊撃に対して下の階から心拍センサーで援護する動き、室外へ複数人で飛び出したり、重要拠点を放棄しての逆包囲など。

DNGのヴァルカメの使い方、USGの攻撃が詰めきれてない部分等が勝敗に影響したか。





DNGはチームで引いていく遊撃、相手の前めの遊撃を放置する判断、擬似的な人数差を利用した現地殲滅など、細かい判断の向上が見える。

相手が停滞する位置や勝負したい位置に置かれたヴァルカメは有効に働いた。

人数差がついても裏や側面をしっかりと警戒して、包囲を何度も崩壊させた点も評価点。





正攻法、戦術的なメタの熟練度についてはどっちもどっちで、互いにもったいないシーンも目立った。

その中でUSGは、戦略的な要素で勝っていたように見えたが、同時に経験不足が如実に感じられた。

より多くミスを誘発させられていたのはUSGだが、自らのミスが多かったのもUSGだったかもしれない。