猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#12 FAV gaming vs Outcast - ALIENWARE JAPAN LEAGUE SPRING SEASON FINAL -

FAV vs Outcast - ALIENWARE JAPAN LEAGUE SPRING SEASON FINAL -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



【タイムシフト】レインボーシックス シージ ALIENWARE JAPAN LEAGUE SPRING SEASON FINAL Day1(実況:ふり〜だ 解説:Okayama)

※1:56:19~(時間指定済み)




(感想)

FAV vs Oc


Map:海岸線

ノマド、エコー、Oc ban
グラズ、ミラ、FAV ban
FAV攻撃スタート



1ラウンド目、キッチン勝手口防衛

FAVの恐れない2階L字詰めが刺さる。
FAVの囲いこむような攻めが効いた?
詰めの判断がかなり早かったのはドローン仕込みなどもあったか?情報なしに詰めるにはあまりにも早い詰めであった。


2ラウンド目、キッチン勝手口防衛
Ocの2階の素早い捨ての修正が早い。その後の現地には籠りきらない選択も正当形だが適切な選択だ。(突き下げがあるので)

FAV側も一度引いてからのリテイクの警戒が強く、リテイクを許さない。


3ラウンド目、ダブルバー防衛
FAVの2階詰めが複数方向から同時に行われる。
Ocは早めの放棄だったので刺さらない。
クロロホルムさんのフラグが的確だ。
ブリーチングペレットを起動させながら同時にplantなど、予想させにくい動きをしている?
けみかるさんの飛び出しは良かったが…


4ラウンド目、ダブルバー防衛
FAVはかなり仕込みドローンが優れている?
FAVの隙を見てのPlant判断が早く、素晴らしい。
急いで対応しようとする防衛の対処も備えられている。

Plant失敗後のもう片方の拠点へのローテートの判断も同じく早く、そして適切だ。
判断の早さが目立つ。作戦が毎回変わる。


5ラウンド目、ダブルバー防衛
FAVの現地ラッシュ。正面玄関の遊撃を構っていると見せかけて、現地を潰す隙を狙っていた?
FAVは状況を見て柔軟に選択を変えるチームに変わったのかもしれない。

サンライズのカウンター裏に火矢を炊きつつの詰めも素晴らしい。リスクは高いが、海岸線で現地ラッシュできるかは重要だ。
決断がやはり早い。


6ラウンド目、ダブルバー防衛
FAVモンタ登場。
Ocの素早い遊撃の引きがようやく効を奏した。
スモークを炊きながらの相手の逆ラッシュを誘ってのモンタPeekはgenius.

さすがに取れている範囲が狭すぎたため、Oc防衛の詰め&ハイドを捌ききれなかった。

FAVは決め撃ちが多い。EmpireやChaosを見ていると、攻撃は積極的に決め撃ちを駆使することが有効なように感じる。




Outcast攻撃スタート
7ラウンド目、ダブルバー防衛
FAV、相手の1の動きを逆にラッシュ的に人数をかけて潰す動きが素晴らしい。

その後のリテイクの動きもチームとしてまとまって行えている。

チームのまとまりと目的の再設定が早く、場面ごとのチームの一致性と目標再設定の早さは(オンラインの)LSEを連想させる。


FAVマッチポイント
8ラウンド目、フッカー防衛
FAVは相手が戦いたいであろう場所にほとんどおらず、全然関係のないところにいたりする。







相手の対応を読んでなのか、FAVはとにかく目的やアプローチ対象などの再設定が早い。
そしてそれは、次ラウンドでの対応を読んでだけではない。ラウンド内で相手が対応や対策を構築している間に、FAVの目標は既に次の段階に進んでいるような印象も受けた。

状況に応じての力業での現地潰しなども行えている。


FAVはタクティクス寄りのチームであり、チームで行動を統一することは上手い。しかし、決定/決断までは時間がかかるような印象もあった。

この試合はそれを払拭するような決断の早さであった。
相手の隙を見て素早い決断でアプローチを仕掛け、場面に応じて目標を再設定し、再設定した目標にチーム全体が統一されている。


次ラウンドでのOcの対応に付き合ない部分、目標の再設定の早さと毎回の統一感は、どこか(オンラインの)LSEを連想させた。

LSEは普段発揮しているチームパフォーマンスをオフラインでも発揮できれば、世界の頂点を狙えると思っています。

つまり「(オンラインの)LSEを連想させる」は僕にとっては最大級の称賛のひとつです。

1試合だけではまだわかりませんが、FAVへの期待、そしてS10への期待が高まる試合でした


その決断を支えている仕込みドローンも優れている印象を受けた。

賭けの要素が強い部分もあるだろうが、相手の予測を裏切ることは重要だ。

来期の期待が高まる試合だった。



Ocは一度やられたことや相手のアプローチを見ての対応の早さは流石だが、それでもFAVのスピード感には着いてこれなかった。

FAVの完成度の高さ(?)、リスクを怖れない行動の早さもあるため、仕方ないとは言えるかもしれないが…

現地に多数のドローンを仕込まれていたりともったいない所はあるだろう。

まだ結成直後で成長の余地しかないであろうチームなので、これからに期待だ。