猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

MENU

シージ試合雑感想#16 FAV gaming vs HighScoreGG - ALIENWARE JAPAN LEAGUE SPRING SEASON FINAL - Day2 -

FAV gaming vs HighScoreGG - ALIENWARE JAPAN LEAGUE SPRING SEASON FINAL - Day2 -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・BO3二つ目で若干疲れています……
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



【タイムシフト】レインボーシックス シージ ALIENWARE JAPAN LEAGUE SPRING SEASON FINAL Day2 (実況:ふり〜だ 解説:Okayama)

※3:37:23~(時間指定済み)




(感想)

FAV vs HSG

Map:オレゴン(FAV)、銀行(HSG)、海岸線




1map目:オレゴン

マーベリック、エコー、 FAV ban
グラズ、クラッシュ、 HSG ban
FAV攻撃スタート



1ラウンド目、地下防衛
HSGは地下なのにスモークなし。
HSGが戦いたいところにFAVが複数人配置されており、勝負を通せない。
リスキルや飛び出し、会議での勝負を通せない。


2ラウンド目、地下防衛
FAVはかなりドローンが仕込めている。

FAVはHSGの戦いに付き合わず、狭めにMapを占拠して、ロックロックで対処している。
リテイクや前めの戦いを出来ないとオレゴンはきつい。加えて相手はセットプレイのうまいFAVである。


3ラウンド目、2階防衛
HSGは子供飛び出しで二人抜く。なんでやねん。

子供部屋のマエストロの耐えがLBX、CAG、FAVいずれの相手に対しても素晴らしい。


4ラウンド目、地下防衛
FAVの仕込みドローンが刺さる。タワーでイージーカット。

ライブドローンと人の距離感、セットプレイのタイミングの正確さ、裏の1の動きの巧みさ、設置と殲滅の素早い切り変え、多くの良点を並べ立てることができるセットプレイだ。
素晴らしい。


5ラウンド目、地下防衛
FAVは戦い/アプローチ方向を変える。
子供部屋付近の遊撃排除セットプレイも素晴らしい。

Shinさんの1の動きでのロックや裏攻めが素晴らしい。

FAVがplantを成立させる前に連絡通路からのリテイクが成功してしまった。
連絡通路のリテイクを警戒しないにしてはplantアプローチ成立が遅れたか。


新生FAVを表す言葉は「仕込みドローン」と「相手の対応を読んでの戦術変更」と言えるかもしれない。


6ラウンド目、2階防衛
仕込みドローンでHSGは遊撃が自由に動ききれない。
室外へのPeekもFAVに厳重に警戒されている。

4on2まで人数不利ができると厳しい。






HSG攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
Shuイエーガーの勝利が素晴らしかった。

カットのシーンがイマイチ映っていなかったので、定かではないが、HSGの戦い/目的のの分かりやすさによって、FAVは自分達の戦いたいところに誘い込むことに成功している?


8ラウンド目、地下防衛
FAVもMap内を縦横無尽に動き回り、人数差を作ることに成功。(あまりHSGのロックがないことを利用している?)

地下へのノマドのスニーキングエントリーで現地への帰りを潰せて、人数イーブン。不利を背負った状態では取るべき選択のひとつだ。

最終的に1on1のやり取りでShinさんが勝利


9ラウンド目、タワー防衛
HSGは現地攻め4人とベッドからの詰め1人?

現地の単独ラッシュのような形を許してしまう。
その後はHSG、1の動きが刺さり、FAVのMap占有率が壊滅的に。


10ラウンド目、2階防衛
HSGタワークリアリングミス?だが、素早いCoverと囲いこみ。
HSGは素早いローテーションとヘイト管理で攻撃を通す。

FAVは昔から防衛のミスが多い気がする。戦術よりのチームは防衛に課題を抱えていることが多い印象もある。


11ラウンド目、地下防衛
HSGの得意なひっそりと他方向から入って、後ろから襲う形が警戒されている?

HSGが勝負をしかけた瞬間、FAV側も逆にラッシュ的に戦うことによってCoverを成立させて打ち勝ったか。

HSGの遊撃排除アプローチと現地へのスニーキングが同時進行で行われているのは、リスクは高いが悪くない選択だ。(チーム全体のタイミングという意味で)

しかし、HSGは現地にスニーキングで勝負を仕掛ける動きを見せすぎた。



FAVのHSG理解度の高さを感じさせる試合だった。









2Map目:銀行(HSG)

モンタ、ミラ、FAV ban
ジャッカル、エコー、HSG ban
FAV攻撃スタート


1ラウンド目、地下防衛
HSGカベイラ登場。空き部屋ハイド。
HSGは1階でヴィジルなども含めてかき乱そうとするが…引きロックなどで咎められる。

カベイラがバレたのはまた仕込みドローンか?

HSGは1階で決着をつける布陣にも関わらず、残った3人が戦いに行かなかったため、plantを防ぎきれない。

FAVの裏の1の動きがドローンを潜ませながら、アプローチする隙を伺っているのもgood.


2ラウンド目、2階防衛
2階に対するFAVの囲いこみが素晴らしい。
Day2のチームは皆、銀行2階に対しての攻めが非常にしっかりしている。


3ラウンド目、地下防衛
HSGは前線を若干下げる。それによって階段ショットガンでカット成功している。

FAVは金庫攻めを選択。
リスクを背負ったガレージ詰め、現地を取りきった+金庫に敵がいるという状況
からの、plant位置を逆ボムに変える判断が早い。素晴らしい。


4ラウンド目、地下防衛
孤立した遊撃を素早く囲いこむFAVが素晴らしい。本当に早い!
迷いなく倒しに行けている。

サーバーをバックが開けた瞬間詰める動きなど、HSGも良い動きだが、やはりFAVに読まれている印象もある。



5ラウンド目、2階防衛
HSGのリテイク感や勝負感がやはり読まれている。
それ以上のリテイクを重ねてなんとかカットを成立させるが…

Shinゾフィアのカメラを壊さない選択など1の動きが天才的だ。



6ラウンド目、受付資料室防衛
HSGは失敗するかに関わらず、ひたすら飛び出しを狙う。
FAVの距離感が良く、HSGはなかなか単独の遊撃を通せない。

しかし1階防衛は遊撃の位置が予測しにくく(得意の仕込みドローンも足りないだろう。)、最後の方は1on1が続いて勝ちきれなかった。






HSG攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
ガレージを複数人で詰める選択が結果的には刺さった。
おそらくオレゴンでFAVがかなり自由に動く選択をしていたのを見ての現地近くを攻める選択だろうか。


8ラウンド目、地下防衛
HSGは洞窟ラッシュ。しかし、上への警戒が薄すぎたか?
ハッチが空いていることに気づけなかったのは、ドローンによる情報をもとにしたラッシュでないということの証左か?


9ラウンド目、2階防衛
HSGの素早い1階からの攻めが刺さり、人数有利を取る。
HSGは1階に固執せずに2階証券からも詰めることで人数有利を広げる。
素早いアプローチとそれに固執しない選択は良い。

しかし、現地のカメラの情報とShinさんのセンスによってSMG11クラッチ
恐ろしい。









FAV vs HSG
新生FAVを表す言葉は「巧みな仕込みドローン」「相手の対応を読んでの戦術変更」「迅速な決断力」
この辺りになるかもしれません。

以前からセットプレイが強力なチームでしたが、そこに"速さ"が加わったことでより対応が難しくなっている印象も。

あと1の動きのShiNさんが天才過ぎ



HSGの苛烈な戦い方が、どういう場面のどういう場所でどのように来るか、というのをFAVが完璧に理解していた節もある。
「HSGがやりたいこと=FAVが待ち構えている網」のようになっているようにも見受けられた。

HSGはひっそり後ろから襲いかかる動きや室外へのPeekなど、中々通せなかった。



FAVはライブドローンと人の距離感、セットプレイのタイミングの正確さ、裏の1の動きの巧みさ、設置と殲滅の素早い切り替え、設置場所の切り替え…
その他にも様々な良点を並べ立てることができた。

最近は日本PLでもチーム対策など激しくなってきている。
今回、示せたものを越える成長に期待したい。