シージ試合雑感想#23 Secret vs Team oNe - Allied Esports Las Vegas 2019 - Day2 -

Secret vs Team oNe - Allied Esports Las Vegas 2019 - Day2 -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。
・Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。

Rainbow Six Siege - Allied Esports Minor - Day 2

※00:34:27〜（時間指定済み）

（感想）

Secret vs oNe

Map:ヴィラ（Secret）、海岸線（oNe）、クラブハウス

1Map目:ヴィラ（Secret）

ノマド、ミラ、Secret ban
サッチャー、エコー、oNe ban
Secret攻撃スタート

1ラウンド目、記念室彫像展示防衛
いきなりoNeはクラッシュ起用。
SecretはLeonGidsジャッカルのしれっと新入がいきなり炸裂するが、oNeの対応が早い。
SecretもCoverを入れるが、現地付近のoNeの人数が多いのもあって不利をとられる。

Secretの思いきりが良い。

oNeが3on1にも関わらず、クラッシュに相手を任せてドントピークを貫くのもgood.

2ラウンド目、飛行展示防衛
Secretは開幕TK.悪い流れだ。

逆棟で物凄いCoverの応酬が起こる！
どちらもCoverが複数射線から行われ、そして早い！

最後はoNeのスモークがプランターを見失ってくれたおかげでSecret勝利。

3ラウンド目、キッチン防衛
Secretは地下から進入したFonkersバックが食料倉庫からアプローチ、その間にキッチンにも続々と雪崩れ込み、ラッシュ成功。

戻ってくるoNe遊撃にもバッチリロックが刺さった。
迷いのないラッシュだ。仕込みドローンがあったか？
素晴らしいのは間違いない。キレイなラッシュだ。

4ラウンド目、飛行展示防衛
Secretは地下からガッツリ進入するスタイルに変わっている。

SecretはかなりMapを広く、単独行動多くの形だったので、1人ずつやられて3on5。
ラッシュを決めた後なので、遊撃は控えめだろうという判断だったのかもしれない。
悪くない判断だと思う。攻撃に変化もつけることになる。

Secretは人数差を作られるものの、同時に超重要拠点であるクラッシックホールまで制圧することに成功している。
早すぎてoNeはイマイチ対応できていない。

そのままさらに素早い設置を通すが、スモークの勇気ある解除で敗北。
Secretは勿体無いが、oNeのスモークがいい判断だった。

5ラウンド目、彫像展示防衛
Secretは逆棟から詰めて、拠点を囲むが、下からのリテイクによって逆に囲まれるような形になってしまう。

後は撃ち合いの面で敗北。人数が減ってドローンによる情報収集が困難だった。

6ラウンド目、図書室防衛
Secretは自転車などから素早く詰めて、設置に成功。
しかし、oNeが撃ち合いが強い！

Secretの強靭なロックが続々と抜かれていく。

設置は通っても1on2できつかった。

oNe攻撃スタート
7ラウンド目、飛行展示防衛
Secretの報告と突き上げ、相手の圧力を見極めての待ち構え方が素晴らしい。
逆棟の攻防で決着がついた。

8ラウンド目、彫像展示防衛
oNeはバックが下から突き上げ。
Secretは伏せロックとエラ遊撃ら突き上げで確実に人数を削っていく。
同時展開で状況が動くのは偶然ではないだろう。

Coverの早いoNeが全くCoverを行えていない。（これはoNe側の問題であるかもしれない。）

9ラウンド目、キッチン防衛
Secretの単独遊撃がかなりの確率で1on1に勝つ。

oNeはようやくCoverを成功させるが、他の遊撃を抑えられず…

おそらくヴァルカメの影響もあるのだろうが、Secretは相手のアプローチ方向を見極めての対処が、非常に優れている。
単独×5に近い形で、Mapを囲いこむように攻めてくるoNeに対して、逆ラッシュ的に殲滅に行けている。

10ラウンド目、飛行展示防衛
SecretはおそらくoNeの囲う形の攻めを完璧に理解して、遊撃を多数用いたて側面を突いたり、要所に逆ラッシュしたり、状況が動くときも背後や側面の警戒を忘れなかったり…

oNeの幅の狭さが完全に裏目に出ている。

正面玄関のロックを抜いたLeonGidsリージョンは驚愕。

11ラウンド目、彫像展示防衛
Secretはついに室外へのpeek.
クレイモアもあるが、oNeがようやっと遊撃に対応した。

真正面からの戦いに持ち込ませてもらえればoNeが有利な可能性もある。
基本的な撃ち合いではoNeに有利がある気がする。

12ラウンド目、彫像展示防衛
oNeはまたもや遊撃にイージーにファーストカットされる。

oNeは現地に直接詰める姿勢は良いが、単独なのでクロスで潰される。

Ferralエラの彫像の後ろへのハイドはgeniusだった。あえてドントピークを貫いて、居ないと誤認させた。

いくつかのAIMガバを挟みながらも、遊撃で時間を稼げていたのもあってSecret勝利。

2Map目:海岸線（oNe）

火花、ミラ、Secret ban
IQ、エコー、oNe ban
oNe攻撃スタート

1ラウンド目、フッカー防衛
海岸線で火花banは完全にoNe対策だろう。

Secretはフッカー入り口からの飛び出しを失敗。キャッスルでやるんかい。

SecretはFonkersパルスの遊撃により、oNeの囲いを外から阻害することに成功。
また、フッカーからアクアリウムへの射線の通し方が上手い。

現地はoNeの囲い、ロックに対して真正面から戦わなくてはならないのできつい。

2ラウンド目、フッカー防衛
oNeはフッカー攻め？
Secretが察知してVIP飛び出しなどで対応か？

oNeは囲いこむような攻めを止めた（？）割りには早さが無い。

フッカー内のmeepeYの耐えが素晴らしい。

3ラウンド目、キッチン防衛
oNeは勝手口ラッシュ。
画面に写っていなかったので定かではないが、Secretは飛び出し等を駆使してoNeを削った？

対応が遅れているようにも見えたが、殲滅に成功している。
oNeのラッシュを潰せたのは大きい。

4ラウンド目、ダブルバー防衛
2Map目にもなると、oNe側もSecretの遊撃が厄介だと感じているのか、ローテーションカットができている。（いつも通り囲んでいただけ？）

Secretは飛び出しやアプローチのタイミングが悪く、個々の勝負でoNeを削れなかった。

Secretは勝負タイミング、リテイクタイミングがかなり個々だった。

5ラウンド目、フッカー防衛
oNeはうまくイエーガーを囲いこんで倒す。
手早いCoverを生かせる状況だとドントピークを選択したりもしている。

oNeの攻めは毎回一緒なので、Secretの突き上げが刺さる。
しかし、oNeのリスクを背負った現地潰しが決まって、設置完了。

Secretがなんとかリテイクを成功させた。（イーヴィルアイなどで情報有利だった？）

6ラウンド目、キッチン防衛
oNeはトイレにしれっと新入+仕込みドローンで殲滅が狙いだったのかもしれないが、タイミングが悪くて通らず。
その間に人数を削られる。

遊撃への警戒も薄く、さらに人数不利を背負わされて敗北。

Secret攻撃スタート
8ラウンド目、フッカー防衛
フッカーであっという間にPlantが始まっている。何事？
フッカー階段も制圧されている。

1階での勝利と、peekタイミングが良くてフッカー階段の人員を削れたことが勝利の原因か？

9ラウンド目、ダブルバー防衛
LeonGidsはガツガツ入っていくので、負けるときは負ける。

Secretはエントリーの段階で人数を削られる。
ブルーバーで設置すると見せかけて全力でロック、設置を潰しに来たoNeのリージョンカット。
あの状況で設置に行かないのは、賢明だ。

最後は1on1で設置後、読み勝ってSecret勝利。

10ラウンド目、キッチン防衛
LeonGidsゾフィアが上下の撃ち合いで勝つ。
サンライズ前の予想しにくい遊撃をしっかりと処理できたのも大きい。

突き下げやロックで堅実に人数を削り、設置に持ち込めたか？

Secretマッチポイント、タクティカルタイムアウト
11ラウンド目、キッチン防衛
Secretはラッシュ。ポイントに余裕があるので思いきった選択がとれる。

勝手口をゾフィアのインパクトランチャーで割ったから勝手口ラッシュかと思いきや、実際はキッチン窓からのラッシュ。
on3も釣られただろう。

現地に3、4人は入っていたので、oNeの現地要員が耐えるのはきつく、あっという間にキッチン勝手口が制圧されて、攻撃と防衛の立場が逆転した。

精神的な部分が経験不足かoNeは対応が悪かった。

Secretの思いきりの良いプレーが刺さったが、oNeは何回も通されているので、対応したかった所だ。（上から穴を開けて対応しようとはしていたが。

Secret vs oNe
oNe攻撃は個人で動いて、Mapを広く使いながら拠点を囲いこんでくるチーム。

それをSecret防衛は完全に理解していて、複数遊撃で囲いを外から阻害したり、要所に逆ラッシュ的に詰めたり、下から突き上げたりと、oNeの良さを封じていた。

対策の神、Secretの真髄が見える試合だった。

oNeはまだ経験が浅いのもあるのか、あまり幅の広くない型をガチガチに対策されたときの対応が間に合っていない

ヴィラではSecret防衛遊撃に対応するのがかなり遅れた
（海岸線ではましにはなっていたが）

しかし正面からの撃ち合いでは、Secretの強靭なロックを幾度もぶち抜いたりしていて恐ろしい

Secret攻撃は所々危ういが、ラッシュの使い方、勝負タイミングの読めなさ、相手のヘイト管理、殲滅と設置の切り替え、不利を背負ったときの対応など、素晴らしい

危うさとリスクは"読みにくさ"の代償だと考えれば悪くはない

分析、対策は今まで通り完璧。
攻撃の選択の多さと思いきりの良さも強化されている。

Secretは防衛の対策というのがそこまで幅が広くないのが、ここ最近の弱点だったが、今はどうだろうか。

oNeはやることが大体決まっていて、応用や対策を積極的に行ってくるタイプでもないので、Secret防衛の対策はかなりいい感じに決まったが、他チームではどうなるか分からない。

しかし、ただでさえ強力だった攻撃が、さらに強化されたのは間違いない。
正攻法でも十分に厄介なのに、ラッシュの型も多種多様で、対応には苦労させられるだろう。

これからも応援している。