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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#25 Chaos vs NIP - Allied Esports Las Vegas 2019 - Day2 -

Chaos vs NIP - Allied Esports Las Vegas 2019 - Day2 -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあると思います。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・まじでねむい
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Rainbow Six Siege - Allied Esports Minor - Day 2

※07:39:42〜(時間指定済み)




(感想)

Chaos vs NIP


Map:クラブハウス(NIP)、海岸線(Chaos)、領事館



1Map目:クラブハウス(NIP)

マーベリック、エコー、Chaos ban
アッシュ、ミラ、NIP ban
NIP攻撃スタート



1ラウンド目、地下防衛
Chaosはベッドに籠る形。金庫でなくベッドは珍しい。

NIPがルートカットなど駆使して、遊撃を2カットして人数差を作る。
しかし、その後の再クリアリングなどで使える時間が30秒を切り、殲滅を目指したのかよくわからないが、ディフューザーが外に置いてあって敗北。
勿体ない。


2ラウンド目、金庫防衛
Chaosはガレージのヴァルカメを使って、攻撃がガレージに開けた穴を逆に利用して、正面玄関から外に出てガレージにpeek
イマイチ文章だと分かりにくいが、Mapを大胆に使ってのアプローチは面白い。
中々予測できることではない。

2on2はChaosが最終的に読み勝った。


3ラウンド目、ベッド防衛
NIPのテラスを割ってからのロックが素晴らしい。
改装現場、中央階段、改装現場からの戻りなどChaosが動いてきそうな所に全て置かれていて、全てに勝った。

ベッドは籠りきるにはきついので仕方ないことではあるかもしれない。


4ラウンド目、地下防衛
Chaosは地下に籠る。
NIPの詰めの人数バランスとタイミングが良かったか。
NIPのCoverが続いて、Chaosは常に多対1を強いられていた。


5ラウンド目、地下防衛
Chaosはまたもや地下籠り。

NIPの火矢の使い方が上手い。
1つ目は祭壇の餅つき防止、もう1つは青部屋を潰すために。青部屋潰しの際にはガレロンから進行して、逃げる防衛をカットできる。


6ラウンド目、金庫防衛
Chaosは地下をやめる。賢明な判断だ。
NIPモンタ登場。

NIPは金庫の餅つき予防としてゾフィアのコンカッションを上手く使えている。

NIPは相変わらずモンタがバトルモンタ過ぎる。
悪いことばかりではないが、攻めの穴ができてしまっているようにも感じる。





Chaos攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
NIPはガレージ倉庫、ラウンジで早めに戦う。

IQがいるのにバーのカメラに気づけずに、テルミットを失う。

テルミットを失った割りには、複数方向からの攻めやロックが上手くいったが、ディフューザーが祭壇入り口に落ちてしまった。

多方向からの攻めが、最後の最後で裏目に出た形。


8ラウンド目、金庫防衛
Chaosもガレージの開けた穴からガレージを通過させて餅つき防止の火矢を撃つなど上手い。

NIPは飛び出しやリテイク、突き上げのためか1階の人員が多く、Chaosの現地詰めに対応しきれなかった。


9ラウンド目、金庫防衛
NIPクラッシュ使用。

NIPはガレージがやられたとなると、テラスに向かってクラッシュとバンディットがやって来て、電撃と報告の連携で倒す。
ガレージが制圧され切る前に人数を減らそうということだろうか。

人数不利でクラッシュがいると、ロックは足らないし、クラッシュのせいでPlantは出来ない。

殲滅に行くが、読まれていたのか失敗、敗北。


10ラウンド目、地下防衛
NIPはナイトクラブ周辺で積極的に戦うが失敗。
しかし、最初から張り付けてあったニトロ?で1カット。

Chaosは祭壇は割らずに、武器庫になだれ込んで勝負を決めようとする。
しかし、洞窟進行もなく、中央階段と中央廊下の進行だけだったので、NIPは対応が容易だったか。


NIPマッチポイント
11ラウンド目、ベッド防衛
NIPは殴られているキャッスルの裏にいたりとか、1カットされた窓から飛び出すなどかなり強気に戦う。

ベッド防衛では必要な姿勢だ。

かなり不利な状況を個人技でひっくり返しかけるのも流石だ。


12ラウンド目、金庫防衛
NIPはかなり現地で固く守っている。

Chaosは改装現場から金庫に雪崩れ込むが、NIPのクロスの中に入って勝負を仕掛ける形になり、気にする射線が多すぎた。






2Map目:海岸線(Chaos)

ノマド、ヴァル、Chaos ban
IQ、ミラ、NIP ban
NIP攻撃スタート



1ラウンド目、ダブルバー防衛
NIPのロックだったり、現地に隙がありそうなら入ってしまおうという姿勢で、Chaosの戦いたい所ではなく、自分達で戦いどころを作れているか?


2ラウンド目、キッチン勝手口防衛
NIPはロックが固い。リテイクを許さない。
しかし、突き下げをしていても人数差ができず、ロビーを取りに行ったところで遊撃に連続で倒されてしまった。


3ラウンド目、ダブルバー防衛
NIPは自分でドローンを回して、自分でクリアリングして、1人で進行するフラッガー役が1、2人。それに反してひたすらロックする役割の人がいる。

フラッガーのおかげでMapに広くアプローチでき、遊撃のローテーションカットも行いやすい。

Chaosはかなり動きにくいもしくは動く際に必要な注意が多いはずだ。


4ラウンド目、フッカー防衛
phycoのひっそり進行peekが刺さり、Chaosは不意を突かれた。

敵の位置について報告が入ったときのNIPの対応の早さも良い。

phycoのひっそりエントリーが光る。


5ラウンド目、キッチン防衛
Chaosは開幕から積極的に戦って人数を削り合う。

NIPは残った3人のうち、2人で勝手口からエントリーしたが、スモークの中を決め撃ちされて、主動隊が壊滅。

少し突き下げが足りなかったか。


6ラウンド目、ダブルバー防衛
海岸線というのもあって、良チームともかなり単独行動に近い立ち回りをしているのだが、NIPの方がCoverが早い印象だ。

このラウンドは複数箇所で同時に
状況を動かして、Chaosもイーブンまで持っていっている。

人数が減ると、攻撃側は一人で見なければいけないところが多すぎるために負担がでかい。
(特に海岸線やヴィラでは)





Chaos攻撃スタート
7ラウンド目、フッカー防衛
Chaosのロックが刺さったか。
NIPがかなり好戦的に戦うので、ロックに真正面から撃ち合うことになって不利だったかもしれない。
クレイモアにも引っ掛かっている。


8ラウンド目、キッチン防衛
劇場に防衛を置いているが、劇場ペントはやはり守りきれない。

Chaosのロックを抜けないし、NIPがどのように飛び出してくるのかおおよそ把握されてしまっているようにも見える。


9ラウンド目、キッチン勝手口防衛
Chaosは今度は劇場を取るのに時間がかかる。

ロビー制圧の際の諸々で人数差イーブンに。

NIPはカットするために勝手口に集まっていたため、敵の位置が追えず、Plantを許してしまったか。


10ラウンド目、フッカー防衛
Julioが決め撃ちで複数カット。

こういう個人技でなんとかしてしまうラウンドがNIPは多い。
しかもそれをメンバー全員ができる素質を持っている。

リージョン相手に個人で詰めるのはリスクが高かっただろう。


11ラウンド目、キッチン勝手口防衛
ChaosはNIPがやっていることは一定なのに、それを咎めきれない。対応しきれない。

引きロックがかなり遠目にあるので、逃げられることもある。

なんとか引きロックで人数差をイーブンへ。これに関しては警戒の薄いNIPが悪いかもしれない。
正面玄関からのロックは何回も見せられたはずだ。

そしてNIPは頻繁に設置に気づかない。
Secret戦でも起こっていたが、明確な弱点かもしれない。







3Map目:領事館

ノマド、ヴァル、Chaos ban
ドッケビ、エコー、NIP ban
NIP攻撃スタート



1ラウンド目、ロビー防衛
いきなり奇襲的な防衛場所。Chaosは得意な拠点だ。

積極的に室外に勝負すること、Mapを広く使って多発的に状況にアプローチすることで、一気に人数差を作った。


2ラウンド目、ビザ防衛
phycoのローテーションロックがこの組み合わせでは光っている。
Chaosはしょっちゅう狩られている。

NIPは管理事務を取れて、後は1階にアプローチするだけだったのだが、Chaosの無茶なpeekを許してしまった。

有利を生かせなかったか。この防衛場所に慣れていなさそうだ。


3ラウンド目、地下防衛
NIPはガレージが割れたあと、ピアノを取れてないので、現地を殲滅する作戦に出たか。

先程から余計な遊撃にちょっかいを出されて負けているので、シンプルに分かりやすい目標に取り組んだのは正解かもしれない。


4ラウンド目、ロビー防衛
NIPはまたもや余計なことはせずに現地を潰そうという作戦か。

火矢の中にカピタオ本体が突っ込んでいくのはLATAMの流行りなのか?
予想しにくいのは確かだが。

最後の1on1、あえて負傷を残しておいたとしたらgeniusプレイと言えるかもしれない。


5ラウンド目、2階防衛
NIPはラペを頻繁に入れ換えたり、Chaosのリテイクを全力で警戒していたりで、人数差を作る。
Chaosの非常階やトイレから出てくるところで戦おうという戦術に付き合わなかったのは正解かもしれない。

しかし、Plantアプローチが危うい。


6ラウンド目、ビザ防衛
NIPは管理事務を取ってから中々話が進まない。
ロックはしっかりしているのでリテイクは食えるが、アプローチまでが遅い。
加えて、アプローチしてもリテイクを通されてしまった。

しかし、ここで急転換。
地下へ移動してplantの判断は素晴らしい。
plant後の個々の動きはあまり良くないものの、火矢を上手く使って解除を阻止した。(非常に惜しかった。)





Chaos攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
Chaosは広くクリアリング、制圧せずに、狭い範囲でアプローチを完成させる。

NIPはかなり個々で遊撃するので、いちいちつき合わずに、リテイクに対するロックで対応しようという考えかもしれない。
実際に刺さった。


8ラウンド目、2階防衛
Chaosは室外、ラペに対して積極的に勝負され、アプローチが進まない。

NIPの飛び出しがやっかいだ。


9ラウンド目、ビザ防衛
Chaosは地下と管理事務両方にアプローチする。

NIPはどちらが本命か分からなかったのか、対応が遅れるが個人技でリテイクに成功。

ChaosもNIPにやられたように、素早く地下に目標を移して設置を成立させる。

設置後のクロスの敷き方もNIPより遥かに良い。


10ラウンド目、地下防衛
NIPはトイレミラや螺旋階段リテイクで40秒まで稼ぐ。

裏のkrippsは悪くない動きだが、主動隊とタイミングが合っていなかったので、暴れられなかった。(タイミングが合ってないのは意図的かもしれないが。)


11ラウンド目、2階防衛
NIPは非常階、トイレ窓にショットガンなど使い、積極的に戦う姿勢。

Chaosは先程、非常階からの飛び出しを通されたので、仕込みドローンで厳重に警戒している。

Chaosの囲いこむような射線とNIPの射線管理ミスが重なって、大きな人数差ができる。



Chaosマッチポイント
12ラウンド目、ビザ防衛
Chaosは再び、Mapの複数地点にアプローチしている。

地下にちょっかいをかける人、管理事務に圧力をかける人、現地に飛び込んでいって制圧する人など、複雑に状況が動いた。

ロビー防衛やビザ防衛を得意としているChaosの方がそんな複雑な状況に慣れがあったのだろうか、対応が良かったように思われる。







NIP vs Chaos
NIPはクラブの攻めが優れていた。特に地下攻めが本当に上手かった。
相手が対応しようがない攻めというのは、ああいう攻めを言うのかもしれない

防衛におけるエコーやクラッシュの使い方も上手く、敵を倒すために用いて、結果に繋げることが出来ていた

個人技の爆発力は言わずもがな






Chaosは複雑な状況に強いことが、領事館のロビー防衛やビザ防衛で顕著に感じられた。
Mapを広く使って守ったり、アプローチしなければならない状況に強いように見受けられる。
複数箇所から同時にアプローチする動きが巧みだった。

一貫したヴァルbanなど、NIPの特性もよく理解しているように見えた。




NIPは有利な状況になった後の相手の強気なpeekを止められなかったり、設置に気づかなかったり、plant後の配置が悪かったりと、個人技は最強クラスなのに勿体ない点が目立つ。

しかし、クラブ地下攻めなど見ると分かるが、現メンバーになってから連携も増しているので、今後はさらに伸びるかもしれない