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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#26 SSG vs Liquid - Allied Esports Las Vegas 2019 - Day2 -

SSG vs Liquid - Allied Esports Las Vegas 2019 - Day2 -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・後半寝落ちしたので、後から見直しました
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Rainbow Six Siege - Allied Esports Minor - Day 2

※02:39:48〜(時間指定済み)



(感想)

SSG vs Liquid


Map:オレゴン(SSG)、ヴィラ(Liquid)、国境




1Map目:オレゴン(SSG)

カピタオ、ヴァル、SSG ban
ノマド、エコー、Liquid ban
Liquid攻撃スタート



1ラウンド目、地下防衛
SSGは食糧庫の補強でバンディット餅つき。成功。
地下ではミラを二つ繋げて運用。
フラグを投げ込まれたりされにくいようにか?

1分以内にPlantアプローチが始まったので、ガスグレでの時間稼ぎにも限界があった。


2ラウンド目、地下防衛
スモークはガスグレだけでなく、イングレも持ち出してPlant妨害している。

しかし、Plant止めの手段がそれくらいしかなく、会議を放っておかれているのもあって(同時にSSGがそれを利用しないのもあって)正攻法のPlantを止めきれない。

SSGはPlant止めのセカンドプランはないのか?間に合ってないだけだろうか?


3ラウンド目、2階防衛
Liquidは子供攻め。本格的なアプローチが始まるのが早い。

SSGはニトロで窓ラペを飛ばす作戦だった?
2つ使ったが、誰も飛ばず。
(見た感じだと倒せてもおかしくはなさそうだったが…)

LiquidはラペエントリーしたNeskが暴れて、現地が壊滅。


4ラウンド目、地下防衛
SSGはロビーハッチをカイド餅つきで何とかしようとするが、Liquidがしっかりと警戒していて失敗。

Liquidは相変わらず会議放置。
SSGのタワーから会議を見る射線が毎回同じなので抜かれる。

しかし、ここでLiquidは正攻法のPlantに行くと見せかけて、ハッチドロップからの現地殲滅。素晴らしい。


5ラウンド目、2階防衛
SSGはLiquidのロックに少しずつ抜かれていく。

Liquidのタイミング合わせが上手く、Neskの裏の1の動きがぶっ刺さった。

単純にpeekがロックに抜かれているのもあるが、イマイチSSGのプランニングが見えない。


6ラウンド目、2階防衛
Liquidはグラズ採用。

Liquidはグラズも使っての現地の平面的な攻め、下からのNeskのpeekなど組み合わせて、あっという間に人数差を作る。
タイミング合わせが上手い。

Liquidは選択肢が多くなると、グダグタになることが多いだけで、世界王者になったときからずっと、タイミングの面は上手い。


SSGもタイミング合わせは上手いのだが、待ち構える形なのもあって、その良さが全く活かされていない。






SSG攻撃スタート、マッチポイント
7ラウンド目、地下防衛
SSGも会議は火花で射線だけ通して放置。
会議からのリテイクをドローンロックして、しかもそれを武器庫階段から見ているというのはgeniusだ。


Liquidとは違った形でPlantを成立させる。
Liquidは人数と時間を使ったゴリ押しとも言えるPlantなので、SSGの方が洗練されている。
(Plantと同時のフラグ投擲、またPlant位置も含めて)


8ラウンド目、2階防衛
SSGも子供攻めが上手い。
Liquid遊撃はラペ排除が遅れた。

ドッケビはどこで倒したのか分からないが、(階段?)かき乱せたのは大きいだろう。


9ラウンド目、タワー防衛
Liquidはなんとか最後のラウンドを取ろうという奇策か。

SSGの逆側、ベッド側からの丁寧な攻めがしっかりしていて、会議が取れる。

Liquidの室外への同時飛び出しなどよかったが、Plantが通るとタワーは攻撃側があまりにも有利だ。


10ラウンド目、地下防衛
SSGは会議放置。
会議からのリテイクは複数の仕込みドローンで見ている。

しかし、放置していると見せかけて、連絡通路から会議に強襲、会議を壊滅させる。

Liquidは地下で自由に動けなくなって、Plantを止めきれない。


11ラウンド目、地下防衛
Liquidは2階に遊撃を出す。
SSGは裏攻め。少し時間がかかりすぎたのもあって、Liquidの逆ラッシュを許してしまう。


どちらも正攻法の防衛でなんとか耐えよう、相手のミスを誘おうと言わんばかりの待ちの姿勢だった。

先に有利を取ったLiquidがタワー防衛など含めて、よりリスクの高い行動を取れたので、最終的には勝ったか。

SSG防衛はホントに狙いがわからないラウンドが多かった。
もしくはセカンドプランが無いとか。







2Map目:ヴィラ(Liquid)

マーベリック、カイド、SSG ban
サッチャー、エコー、Liquid ban
Liquid攻撃スタート



1ラウンド目、飛行展示娯楽防衛
Liquidは補強を火矢など使いつつ割ろうとするが失敗?

娯楽からスモーク頼りに現地殲滅に入るが、さすがにエントリールートが少なすぎるので対応が間に合っていない容易だ。


2ラウンド目、彫像展示記念室防衛
Rampyの神ニトロ!ベッドのLiquidメンバーが2人飛ぶ。

その間に天文をラペっているNeskが2カットしているのは謎だ。

Liquidは意気揚々と攻撃を選んだ割には、そこまで上手くはない。


3ラウンド目、キッチン防衛
Liquidは1分半までなんの成果もない。
ようやっと現地の補強を割ろうとするもするものの、インパクト餅つきされてしまってさらに時間を浪費。

ピアノ〜赤階段方面から、現地を平面で人数かけて殲滅する方向にシフトするが、ドローンは回せていないしで、Boscoスモークのロックに続々とカットされていった。


4ラウンド目、飛行展示防衛
Liquidはバラバラに行動して、遊撃に囲まれないように、遊撃のローテーションをロックできるように、戦術を変えた?
早々に人数差を作る。


5ラウンド目、飛行展示防衛
SSGは現地に籠っている形で、様子を見て現地からリテイクでpeekや飛び出しをしてくる。

Liquidはロックして何人かは削れるのだが、何人かは抑えられずに、人数を削られる。

Liquidは人数が削られると、ドローンが回らない。
SSGの動きを捉えられない。


6ラウンド目、彫像展示防衛
Liquidの他方向からのラッシュ的な詰め。かなり早い段階で行われる。
ようやっと上手いと言える攻撃が行われた。
(それでも力業だが)






SSG攻撃スタート
7ラウンド目、飛行展示防衛
Liquidは現地で固く守る形。
SSGはクラシックホールは放置するような形。かなり狭い範囲で天文の出入口2つからアプローチした。

Liquidはクラシックホールが使えるので、暖炉にリテイクをかけることも出来るし、そもそも見る方向がほぼ1方向で良い。


8ラウンド目、彫像展示防衛
SSGは地下や1階にもアプローチして、ローミングを狩る。

SSGは逆ラペ、階段、バスルームと複数からのアプローチで天文から敵を追い出すが、下からの遊撃や弾痕ピークホール?によって人数を削られる。

それによって足が止まって、Plantアプローチする時間が足りない。


9ラウンド目、キッチン防衛
2階のpaluhイエーガーを囲いこむ際にスレッジがガバ。

突き下げしている時のロックがしっかりしていないのか、Liquidのリテイクを抑えられない。

SSGは人数が減り、ドローンが回らなくなり、突き下げが続けられなくなり、時間が足りなくなり、とりあえず現地に寄っていった結果、遊撃に背後から食われ続けた。


10ラウンド目、飛行展示防衛
paluhイエーガーのラペ狩りが上手い。正面玄関からの飛び出し。クラシックホールラペにはなかなかCoverも居ないので有効だ。

またもやSSGはとる範囲を狭くして、Plantアプローチ。現地からの飛び出しに関するロックが全く足りていない。
大して広くMapにアプローチしない割りには時間を使いすぎでもある。


Liquidマッチポイント
11ラウンド目、彫像展示防衛
SSGの天文階段を火矢と人で挟むアプローチが上手い。

Liquidは現地に普通に籠っていて、普通に待ちロックしているだけである。SSGは何にそんなに時間をかけているのか。
ロックしている所に飛び出してくることを期待しているのか。

とにかく遅く、それだけ時間をかけた割りには、ただただ撃ち負けてCoverも入れきれない。





SSGは全体的にイマイチプランニングというか、目的というか、「こうしたい」という意志が感じられない戦術が散見されたように感じる。

実行するには信じきれない、頼りきれないような作戦も多く、中々ラウンド所得に繋げられなかった。

所々のチームアプローチは見事。しかし、一便重要なPlantアプローチやPlant阻止アプローチが微妙だったのは残念だ。
(サポート力の高いBryanを失った影響か?)



対してLiquidもヴィラで攻撃スタートを選ぶ割りに、攻撃はグダグダで正攻法も確実に行えているとは言い難かった。

個人での飛び出しや遊撃センスは流石である。
Muringaに関しては、彼に会わせてチームが変わる訳でもなければ、そこまで存在を主張できている訳でもなかった。
(弱い訳ではないが。)

オレゴンにおけるチームのタイミング合わせの部分は素晴らしかった。
(しかし、マッププールから消える)



なんにせよ、両チームともにミスや失策のようなものが目だってしまっていたように感じられた。

PLでもそういった部分が出なければ良いが…