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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#99 GIA vs SSG - Six Major Raleigh 2019 - Group Stage - GroupC -

GIA vs SSG - Six Major Raleigh 2019 - Group Stage - groupC -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Vodafone Giants vs. Spacestation Gaming – Raleigh Major 2019 – Group stage – Day One




(感想)

GIA vs SSG


Map:国境(SSG)、海岸線(GIA)、クラブ



1Map目:国境(SSG)

テルミ、バンディット、GIA ban
ノマド、ミラ、SSG ban
SSG攻撃スタート



1ラウンド目、2階防衛
SSGはカピタオの火矢を上手く使ってセキュリティ排除、plantアプローチをこなす。

GIAは受け身になっているうちにplantを決められてしまった。特にplantはベンチ裏に入れていたことを考えると、止められてもおかしくはなかった。


2ラウンド目、2階防衛
GIAはカイド餅つきか。火花が全て破壊される。
SSGは資料攻めに移行して、武器庫を1カットできたりしている。

中央廊下からのエントリーと武器庫Nラペのエントリーを同時に行ったりと、不利を背負った状態でのタイミング合わせが素晴らしい。

しかし、plantも殲滅も達しきれず。


3ラウンド目、換気作業防衛
SSGがNラペで1カットはGIA側が積極的に勝負したか?(カメラの位置的に)

GIAは2階を放棄して広く守っているのは良いのだが、plant止めの方策が見えない。
外カメなどもあるが、生かしきれていない。

SSGは手早くロックに入ってplantを成立させた。


4ラウンド目、2階防衛
GIAは時間を稼いで早めに引く。
SSGは丁寧に攻めるぶん、2階到達時点で1分しか残っていない。

GIAは先程の反省か、正面玄関外に向かってPeekしている。容易にplantに向かわせない姿勢だ。

SSGは断片的に人数を削られて、セットプレイが殲滅なのかplantなのか中途半端になってしまったかもしれない。

この試合のGIAは受け身になりがちだが、このラウンドは自分達で勝負所を決められたと言えるか。


5ラウンド目、2階防衛
GIAは休憩室のエントリーへの射線などでプレッシャーを与えつつも、セキュリティには入っていない。

SSGが武器庫を開け、Nラペが入ってplant準備が整い始めた頃に、GIAはセキュリティに対して逆ラッシュ的にリテイクが入っている。(おそらく同時に現地からもPeekした?)

SSGにセットプレイされる前に自分達でセットプレイを仕掛けた。

SSGは1階のジャッカルの立ち回りなどで上手く対処はするが、スモークを使った強引なplantに往かざるを得ず、リテイクを防ぎきれなかった。


6ラウンド目、税関防衛
(一旦ゲームクラッシュしたラウンド)
GIAはキャッスルなど使って武器庫を守り、セキュリティの守りを強めている。

SSGはオフィスから丁寧に取っていく形で時間はかかっているが、チームで一つ一つの目標を達成できている。

武器庫をチームで潰した後はセキュリティをチームで潰せている。その間の目標修正は素早い。

GIAがアプローチ対象を定める前にSSGのセットプレイ的な遊撃排除が行われ、GIAは広く展開していたぶん孤立していた為に、多対1を繰り返すことになった。






GIA攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
SSGは1階に遊撃に出ていたBoscoモジーが大活躍。
1階に来た1の動きとの勝負に勝ち、さらに突き上げニトロで人数を削った。

人数差が出来るとSSGは積極的にPeekをしてきて、GIAは抑えきれない。


8ラウンド目、換気作業防衛
GIAは決め撃ちというかバリケを撃ったら頭に当たってしまったか?

GIAのベンチ裏排除の突き上げも決まって人数有利。

正面玄関から詰めていく際のGIAの人の距離感と見るところの分担が素晴らしい。容易にリテイクを許さない。


9ラウンド目、換気作業防衛
GIAは武器庫を制圧する前にセキュリティから税関に対して圧力をかけ、2階制圧後の平面展開を抑制しようとしている?

GIAは武器庫にラッシュ的に突入していったが、SSGの警戒と射線の敷き方が上だった。
相手のラッシュに合わせてのニトロも見事だ。

GIAはNラペは必要だったのだろうか。ラッシュの前では良いが、ラッシュ中は無駄になっている気もする。


10ラウンド目、2階防衛
GIAは以前のラウンドで1階の遊撃に苦しめられたので、今回はライブドローン2、人2で1階の遊撃を狩りに行っている。
相手のCoverを警戒している点も含めて良い判断だ。

武器庫を攻める時点でSSGは細かな点で勝った。ガスグレに紛れてベンチ裏に移動、Nラペをカットできたこと。その辺りだ。





マッチポイント
11ラウンド目、税関防衛
SSGは外カメ(?)により東階段から飛び出しなど。

GIAは人数差を巻き返せたりしているが、ここの勝負になりがちだ。Coverが入れられない状況が多い。

Alphama火花の税関への移動は準備?それともいつものこっそりエントリーを狙ったのだろうか。
SSGの警戒が勝ったか。GIAはヘイト誘導で状況を動かしたりというのはよくやるので、そのことを理解できているということかもしれない。








2MAP目:海岸線(GIA)

ライオン、マエストロ、GIA ban
火花、ヴァル、SSG ban
GIA攻撃スタート


1ラウンド目、フッカー防衛
GIAは1階を素早く制圧してIQ突き上げしている。1カット。

SSGは2階に圧力が無いのをいいことに2階に広く展開し、それは後にハイドとして背後からのリテイクに繋がった。

SSGはGIAのロックを真正面から抜く撃ち合いの強さも見せている。その辺りは流石NAのチームといったところだ。


2ラウンド目、キッチン防衛
GIAは2階にアプローチせずに、平面攻め。キッチンとロビーに同時に広くアプローチしている。

詰めの段階でトイレとキッチンと両方から詰めたものの、キッチン突入班は現地を潰しきれず、トイレ側も突き下げがないことにより自由な位置取りを許してしまっている。

GIAは毎回、勝負の突入半が2人体制なので、突破しきれないことが多い気がする。


3ラウンド目、ダブルバー防衛
SSGは取られていない所、GIAの手が伸びていない所を見つけ出して活用するのが上手い。

ヴァルがbanされているのもあって勘に近い形なのかもしれないが、それによって飛び出しなど成立させている。
GIAのロック感の薄さを理解しているのかもしれない。

GIAは味方がカットされたのに合わせてサンライズに詰めるが、察知されている。やはり2人なので突破しきれない。


4ラウンド目、フッカー防衛
GIAは相変わらず下からエントリーしてIQ突き上げ。
SSGも2階に広く展開する。

GIAは以前のラウンドの反省か、VIP周辺を複数人で倒しに来ている。
ドッケビを上手く使って遊撃排除に成功。

GIAの包囲に対してSSGは見るところの分担がしっかりしている。危うい所まで行っている。


5ラウンド目、キッチン防衛
SSGは劇場を強固に守っている。

GIAはそれに構って包囲殲滅を狙った。
SSGの見る場所の分担がやはり素晴らしいのかもしれない。加えて、まさかのペントハウスハッチ下からのCoverも入った。

ドッケビは多用しすぎて、使うことはもはや勝負タイミングを教えることになっているかもしれない。
包囲殲滅の形も理解されてしまって、GIAはイマイチ優位を取りきれない。


6ラウンド目、フッカー防衛
GIAは相変わらず下から取っていくが、今回はバック突き上げをかなり重視している。

plantに対してSSGのニトロ投擲など優れている。窓ラペが無いのでSSGはかなり自由に動けてしまっている。

途中で窓ラペが来て、フッカー階段上がりも無理矢理通せたのは大きかったか。

今回のラウンドのGIAは何回もアプローチ方向を変えたのが良かった気がする。






SSG攻撃スタート
7ラウンド目、フッカー防衛
SSGは紫テント、フッカー外入り口、サンライズからの突き上げを同時に行っている。フッカーを潰そうという明確な意思が見える。

GIAは遊撃がキッチン、吹き抜け側から寄ってきてリテイクを試みるが、情報が薄いのでSSGのCoverを防ぎきれない。

人数差が突き、複数方向からの現地プッシュを抑えきれない。遊撃が戻りきれていない。


8ラウンド目、防衛
GIAは1階に平面展開。
SSGは2階逆側から丁寧に取っていく。

GIAは妖怪で2階SSGの位置を把握できているが無理はせず、相手のラッシュを逆ラッシュする形にしたか。

ここに来てSSGの狭く取る形が裏目に出た。他のチームとの対戦の場合はもっと早くこの展開になっていただろう。


9ラウンド目、キッチン防衛
GIAは遊撃でなんとかするのではなく、現地に籠りめで正面から受け止めるような形に変わったのかもしれない。

遊撃のリテイクは無理をせずに、SSGのプッシュ方向が分かりやすいので、それを待ち構える形に寄っている気がする。

SSGは突破できない。無理押しに近くなった。


10ラウンド目、防衛
SSGは先程のラウンドで一転突破に失敗したからか、フッカー防衛だからか、アクアリウムとフッカーに同時にアプローチするような形。

それでも居場所が分かりやすいか、GIAのリテイクが刺さってしまっている。
ミュートのリテイク後に逃走して1階の敵をカットした動きは大きかっただろう。その間に突き上げも行えた。


11ラウンド目、防衛
GIAは2階はドローンを壊したり決め撃ちしたりしながら引いていき、また現地で籠るように待ち構える形。

相手のスモークに対して飛び出しなども行っている。相手のアクションに対応したアクションを行おうとしている。

GIA痛恨のミスはガスグレの投擲ミス。それがラウンドの勝敗を決めた。


12ラウンド目、キッチン防衛
SSGはどちらかというと固まってではなく、マップに広くアプローチする形になった?
それによって遊撃のローテーションをロックすることが出来たか?

GIAは固定観念に支配されてSSGの変化に対応できなかったか。
GIAは不利を背負うと真正面から撃ち合ってくることも多く、それも裏目に出た節がある。(何処かでリスクを背負わなければならないのは間違いないのだが。)








GIA vs SSG
SSGはGIAの特性を理解していた様子がある。

何処かでアクションが起こりヘイトが寄ったら、裏や側面から詰めるような動き。
包囲とヘイト誘導で隙を突いてくるGIAの動きは、SSGに厳重に警戒されていた節があった。

SSG防衛はどんな状況でも、裏や側面をロックする人員が居たのではないか。






SSGはやはりタイミング合わせが上手い。攻撃の詰めはチームとしてよく合わせられている。

そのタイミング感は、相手に合わせてアクションを起こそうとするGIAに対して、多くの場合で先じることが出来た。

防衛のクロスや位置取り、見るべき所の分担も優秀で、GIAのラッシュを許さない。





GIA防衛は相手の攻めに対して積極的に戦い、包囲をチームで局所突破する動きなどが持ち味の一つだ。

しかし、SSGは狭くMAPを取って密集していることも多く、GIAは勝負所を決めきれなかったのかもしれない。

その間にSSGのセットプレイが始まる。GIAは結果的に、多くが受け身な防衛となってしまった。