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シージ試合雑感想#98 Fnatic vs DZ - Six Major Raleigh 2019 - Group Stage - GroupD -

Fnatic vs DZ - Six Major Raleigh 2019 - Group Stage - groupD -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Fnatic vs. DarkZero Esports – Raleigh Major 2019 – Group stage – Day One




(感想)

Fnatic vs DZ


Map:銀行(DZ)、領事館(Fnatic)、クラブハウス



1Map目:銀行(DZ)

カピタオ、エコー、Fnatic ban
火花、ミラ、DZ ban
Fnatic攻撃スタート



1ラウンド目、地下防衛
Fnaticは金庫攻め。
どうモンタを使うのかと思ったら、金庫を詰めて制圧するという選択のために使っている。
面白い。あの状況はなかなか慣れが無いだろう。

DZは冷静に居られる場所を認識して、正確に突破すべきところを突破していった。


2ラウンド目、窓口防衛
Fnaticは早めに平面で包囲している。突き下げに拘らなかった。

DZはリスクのある位置取りを取りながらも、リスクを取るべき所でBCリージョンがリテイクを行った。

しかし勝ちきれず。防衛は距離が離れすぎていた。


3ラウンド目、2階防衛
Fnaticのカットが続く。どういう詰めだったのだろうか。

DZはリスクのある場所で戦うが、Fnaticの対応力も大きい。


4ラウンド目、地下防衛
Fnaticはサーバー階段に対して無理矢理詰めようとする動きが上手くいってない感じだ。

サーバーのNyxイエーガーの働きも大きい。


5ラウンド目、2階防衛
DZは普段は補強を張ってあることの多いボム中の壁を足元だけ開けることで、エントリーを一方的に見れる形か。

Fnaticの勝負タイミングに合わせて、DZは逆ラッシュ的に前に詰めたか。


○6ラウンド目、受付防衛
DZは2階にカベイラハイド。
カベイラが動くと同時に1階のメンバーも同時にアプローチしたか。

連続でカットが発生した。




DZ攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
Fnaticはクラッシュの途中上がりを生かして、中央階段からかけ上がっている。

DZは人数配分から現地の人数がいないことを把握して、前に積めていった。良い判断だ。


8ラウンド目、地下防衛
DZはサーバー制圧が早い。1階遊撃を放置して現地を攻め立てた。







(寝落ち後)


2MAP目:カフェ

カピタオ、エコー、Fnatic ban
ジャッカル、ヴァル、DZ ban
DZ攻撃スタート


1ラウンド目、2階防衛
DZはFnaticの非常階段や領事オフィスの居座りをフラグなどのガジェットを使ってカット、または動かしてロックで処理している。

逃してもすぐに次善策が用意される。(トイレの突き上げなど)

Fnaticも逃げと同時にバリケを殴ってヘイト誘導など上手いが、DZの連携に対する突破口がない。


2ラウンド目、2階防衛
Fnaticは下の遊撃を増やして、突き上げなど真正面から相対しない形になった。

DZは丁寧に非常階など取っていくが、時間が少なくなっている。

決め手は会議ラペのBCをカットできたことだろう。


3ラウンド目、地下防衛
Fnaticは白バン後ろを捨て、かなり引き目に守っている。

DZはそれを見て、ピアノなど丁寧に取っていくのではなく正面突破、ラッシュ的に詰めながらplant成立の時間を稼ぐ形を選択。plantを通した。

しかし、マップ占有率的にFnaticの動ける範囲が大きく、リテイクが複数方向から行われて捌ききれない。


4ラウンド目、ロビー防衛
Fnaticが固定的に守りたいもしくは時間を稼ぎたいであろう、非常階段や2階トイレに対する、DZのガジェットと引きロックの連携が強力だ。

Fnaticは逃げても狩られ、打開策として真正面からロックに突っ込まなくてはいけないような形になってしまっている。

DZの想定内、思惑内での動きになってしまっているか。
DZの素早いトイレ突き上げへの移行は相変わらず見事だ。


5ラウンド目、地下防衛
DZは仕込みドローンか戦い方の緩急か、地下にNyxアッシュが1の動きで突っ込んでかき乱している。

その動きにライブドローンがしっかりとと着いてくるDZは素晴らしい。ロビー防衛は防衛側がマップを広く動き回ることが多いので、早めに深くまでエントリーすることで遊撃の動きを大きく抑制することが可能だ。
バレない形でローテーションロックも行える。

DZへ仕込みドローンにより、おおよその相手の位置というのも予測出来てしまっているか。


5ラウンド目、地下防衛
Fnaticは籠るような防衛。

DZは突き下げなど行いつつ、ビザ階や螺旋階にも人員が配置され、包囲が完成している。

Fnaticは複数人で裏から階段を上がろうとしたのだろうが、Hyperに阻止されている。Nyxアッシュがブリーチング弾で作った射線も、引目であることによってガジェットが余ってるがゆえに作れた射線だ。

FnaticはDZにコントロールされてしまっている印象もある。


6ラウンド目、ビザ防衛
DZは特に2階を守っていない。
Fnaticは丁寧に情報収集をして、ビザへのplantを試みた?

それに対してDZは下からカットした。平面のNyxの位置も追えていなかった。それにはイーヴィルアイのドローン破壊も効いただろう。

1階へのアプローチと地下への詰めが結果的にはずれてしまう形となった。



7ラウンド目、地下防衛
DZは余裕があるのかハイドなど選択している。しかし、Fnaticが対応。

DZはリスクある位置取りや予想外の位置で戦おうとするのはよく見るが、それによって射線管理ミスが発生してしまうのもよくある。

人数差がつくと、正攻法のplantを止められる術がない。
なのでDZは階段の途中上がりを試みるのだが、それはしっかりとロックされていた。


8ラウンド目、地下防衛
Fnaticは2階から丁寧にドローニング。先程のハイドが効いている。
DZはドローンを壊したり牽制したりしつつ、時間を稼いで引いていく。

Fnaticが突き下げ、ガレージを割った頃にはまともな時間が残っていなかった。

白バン前からplant位置をずらしても、イーヴィルアイによって位置は特定されている。




DZマッチポイント
9ラウンド目、2階防衛
DZは自販機前にガジェットや補強、人員を割いて前線を形成している。

Fnaticは真正面から喧嘩を売るような形。イエーガーの引きは咎めたかった。

DZは人数を削られるが、時間を大きく稼いだ。Fnaticの勝負タイミングに対して、しっかりと螺旋階上がりを警戒していたHyperイエーガーも素晴らしい。

DZのリスクある位置取りをチームで構築するスタイルが上手く決まった。

Fnaticは戦いの柔軟性が失われている印象もある。防衛はともかく攻撃は顕著だ。雰囲気も暗いように見えた。何かあったのだろうか。





Fnatic vs DZ
普段のFnaticは相手に影響を与える側だが、今回はDZにコントロールされる側になってしまっていた。

DZは正攻法もできれば、マイナーでリスキーなスタイルも扱える。様々な戦い方でFnaticの対応を逆に利用していた印象もある。

Fnaticはいつもの柔軟性が若干失われていたか?






DZは領事館非常階段攻めに代表されるガジェットを使った連携が巧みだ。
相手を動かして引きロックで倒したり、動かないならフラグで飛ばしたりと、真正面からの対応は困難なレベル。

それに対応するためにFnaticが遊撃を増やすと、Nyxが序盤に深くまで入って遊撃を抑制する戦い方も見せている。






DZは正攻法が強力になっているが、状況によってキル重視のスタイルや独自のリスキーな防衛(ハイドなど)を行うことが出来るので、相手に対する揺さぶりの効果が大きい。

銀行地下で金庫を制圧されるという特殊な状況でも、どこまで動いてどこを突破するかを適切に判断できている。状況判断が巧みだ。