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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#82 DZ vs REC - PL Season10 - NA -Day7 -

DZ vs REC - PL Season10 - NA - Day 7-

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



DarkZero Esports vs. Team Reciprocity – Clubhouse – Rainbow Six Pro League – Season X – NA



(感想)

DZ vs REC


Map:クラブハウス

テルミ、エコー、DZ ban
マーベリック、ミラ、REC ban
REC攻撃スタート



1ラウンド目、金庫防衛
RECは地下へ素早くローテートロックが入っていたり、中央階段上がりをロックしていたりと、2階以外へもリソースを割いている。

エストロのバッグが下から見えていたので、火矢を打ち込むのも容易だった。

DZはガレージにCoverを入れたりするが、遊撃が一方的に狩られた人数有利は大きい。

RECはいつのまにか金庫階段を上りきっていたりと、いつも通り柔軟かつ鋭く進行している。
同時にガレージにDZが力を入れてきたらカットできるような、監視室へのロックもある。


2ラウンド目、地下防衛
DZは固く狭く守っている。

中央階段を下りきった所に祭壇からのニトロが炸裂。1カット。

RECは割り職を失って、青部屋からのつめをせざるを得ない。
DZの射線管理が良く、RECは待っているだけではカットに繋げられない。

青部屋進行はカピタオのガジェットを大量に使ったことでバレただろう。DZの射線が複数敷かれていて、RECはどうしようもなかった。


3ラウンド目、ベッド防衛
RECは物流ハッチを開ける際のコミュニケーションエラー?
スレッジが金庫の奥深くまで入れたのに、それを捨てて割りに来ている。

DZはキャッスルを使いつつ、改装現場からベッドへと時間を稼いで引いていった。

DZは物流から無理押しするが、BCリージョンに捌かれる。
流石に無理があった。RECの連携ミスで時間を使いすぎたか。


4ラウンド目、金庫防衛
RECはバーの仕込みドローンや早い段階での地下のドローニングでリテイク警戒をしている。

地下のHyperヴァルも遊撃排除に備えて、ハイドに近い位置取りをしている。

RECのガレージ2階に対するアプローチと射線への意識が優れていて、DZはガレージプッシュに備えた前線を作っていても対抗に苦戦している。

しかし、放置されていたHyperがぶっ刺さった。RECはガレージや金庫に意識が向きすぎていたか。
Hyperのplantに対する突き上げの判断は冷静だった。


5ラウンド目、地下防衛
RECは突き下げが1分を切ってからやっと行われるなど遅い。
どちらかと言うと、相手にブッシュ方向を読まれない為の工夫かもしれない。

RECは青部屋、バイク両方から詰めるような形だが、チームとしてのタイミングがずれている。
DZとしても対処は難しくなかっただろう。


6ラウンド目、ベッド防衛
RECは金庫に構わないのに監視室窓ロックが居ないので、簡単にPeekされてイージーカットされている。

金庫は取れていない、改装現場に火花のペレットは2個使っている、とかなり絶望的な状況だった。

しかし、改装現場から金庫への思いきったエントリーやDZの前めの防衛を引く前に咎めることが出来たので、人数差が開いていった。






DZ攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
RECも籠って守っている。
DZはRECと比べると、はるかに作戦の進行が早い。

RECは青部屋射線管理ミス。イエーガーを失って、青部屋が守りきれない?

DZはモンタでバイク側にヘイトを集めながらも、しっかりとした射線管理で武器庫からの射線を気にかけつつ、青部屋から祭壇へ圧力をかけられている。

チーム全体のタイミングという観点ではRECよりはるかに上だ。


8ラウンド目、地下防衛
DZはインを持ち出している。

青部屋制圧にカピタオの火矢を躊躇なく使い、火矢の範囲外で待ち構える相手にはカンデラを使った。

インの戦術は失敗しているが、勝負所にチーム全体で取り組めている為にCoverが続き、洞窟進行も刺さって武器庫を制圧しきった。

チームでどのタイミングにどこをアプローチするか、しっかり整えられている。




DZマッチポイント
9ラウンド目、ベッド防衛
RECはクラッシュを持ち出して遅延作戦。
モンタとのお見合い状態になる。

DZは火花のペレットによる射線やモンタで圧力をかけ、引いてくるところをロックで倒そうという算段だったが、成功はしなかった。遠慮のない火矢使用などは良かったのだが。

RECは籠って真正面から持ちこたえる形だったが、ほぼ撃ち合いの強さで勝った。


10ラウンド目、金庫防衛
RECは再びクラッシュ。DZもモンタ。

DZモンタによる進行をRECは抑えきれない。監視室補強外の射線からクラッシュを使ってイエーガーを逃がそうとしたのだろうか。失敗してクラッシュまで倒されることになった。

その後のモンタの立ち回り、位置取りが素晴らしく、RECはリテイクに向かえない。

スモークに紛れたNyxカピタオの予測しづらいロック位置も素晴らしい。

RECはモンタに対する打開策が無かった。







DZ vs REC
最近のDZはパワータイプに寄っている印象もあったが、今回は知性溢れる連携をいくつも見せた。

割り職が火花しか居ない状態で、RECは主に撃ち合いによる解決を望み、DZはモンタやインを含めた戦術を行った。その差は大きかっただろう。

RECはプッシュ方向を把握されて、流石に勝ちきれない





RECはコミュニケーションエラーや時間管理の悪さ、タイミング合わせのズレなどあるが、カピタオを使ったガレージ2階の排除は素晴らしい。

こっそりエントリーからのローテートカット、隙をついた奇襲などもいつも通り刺さっている。

マーベリックBanは苦手なクラブ防衛の為だったが、裏目に出たか。





DZはモンタの使い方がうまく、モンタにヘイトを集めて別方向が主動隊だったり、モンタで圧力をかけて引きロックしたりと、盾の圧力を存分に生かせている。

また、カピタオの火矢などを遠慮なく使って、チーム全体での詰めを行えている。
タイミング合わせの面、崩壊しかけても通しきる意識は称賛だ。