猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#28 Secret vs LSE - Allied Esports Las Vegas 2019 - Grand Final -

Secret vs LSE - Allied Esports Las Vegas 2019 - Grand Final -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。誤字、脱字もあるかもしれません。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・今回は後から見たので、全ラウンドがかなり丁寧です!!
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Rainbow Six Siege - Allied Esports Minor - Day 3

※05:54:15〜(時間指定済み)




(感想)

Secret vs LSE


Map:クラブハウス(LSE)、国境(Secret)、領事館
LSEが海岸線とヴィラを蹴っているのは戦術隠しにしか思えない自分がいました…



1Map目:クラブハウス(LSE

マーベリック、ミラ、Secret ban
IQ、ヴァル、LSE ban
LSE攻撃スタート



1ラウンド目、地下防衛
Secretは開幕からリスキル。1-1交換に終わる。

Secretは2階を防衛しているのだが、LSEが室内に入っていく速度が尋常じゃない。

結果的にはSecretに対応されて2on3になるが、不利を悟ったLSEは残った2人で現地にラッシュ。

素早すぎる判断が効を奏して、現地を壊滅させて圧倒的不利な状況を覆す。

両チームとも判断や対応が早すぎる。通常の試合のスピード感ではない!


2ラウンド目、ベッド防衛
Secretは固く守っていても負けると思っているのか、積極的に室外に勝負している?
そこをロックに食われている形か?

Secretは人数差が開いたら、素早く金庫を放棄して現地防衛に。

LSEのロックやひっそりエントリーが刺さってLSEの勝利。

最後がパルスとなってベッド上で設置している所を横から撃てたのは大きかったが、人数差は覆せなかった。


3ラウンド目、金庫防衛
LSEは地下?1階?からひっそりベッドに進行している。
LSEは1階を制圧していることで、あっという間にMAPを広く占領している。

Secret遊撃は自由に動けない。逃げたところにロックがある。

LSEのすばやい室内エントリーと囲いこむような射線が素晴らしいと言える。

Secret同様に防衛がどうしようもないような攻撃だ…
やはり今までは手を抜いていたのでは…


4ラウンド目、地下防衛
Secretは籠っていても勝てないと判断しているのだろう。
かなり積極的に前に戦う。

しかし、LSE側もしっかり警戒できていている。

人数有利ができているLSEが、物凄いスピードで中央階段を下りきっているのは恐ろしい。(それをしっかり警戒できていたSecretもスゴいが。)

Secretの洞窟での前めの戦いなどで何とか人数イーブンに。

Secretはガスグレの使い方など、Plantアプローチが始まっても側面や背後を警戒する重要性がわかっている。
その重要性はLSEが相手では特に増すだろう。


5ラウンド目、金庫防衛
LSEはエントリーと勝負がとんでもなく早い。
LeonGidsが個人遊撃していることへの理解というのはあるかもしれないが、これまでの試合とスピード感が全く違うように感じてしまう。

Plantアプローチの際に設置位置が気づけていなかったので危なかったが、ギリギリ妖怪が間に合ったことにより、Ferralバンディットのクラッチが決まった。
FerralはACE.

Secretはメインアプローチの裏をガスグレを使ってまで厳重に警戒している。


6ラウンド目、ベッド防衛
LSEは2分30秒の時点で、既にベッド階段を2人がかりで上がって制圧している。
早すぎる。ヒートチャージを張るよりよっぽど早い。

LeonGidsイエーガーが下から強襲して1カットするが、二人いるとは思わなかったのだろう。

Secretはベッド階段への再アプローチやバルコニーに向かっての勝負など行うが、LSEに対応される。

LSEの距離感が良い。しかし、一番は驚異的な早さで重要な階段を速攻で制圧して、Secretに慣れない環境/状況を強いたことだろう。





Secret攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛

Secretは祭壇が割れないが、LeonGidsサッチャーのpeekがうまくいった。
LSEは射線管理ミスだ。ここは予選の時から変わらず弱点だ。

カット後の走って敵を釣った動き(というよりは、敵が詰めてきたことに気づいたこと)が素晴らしい。

Secretは多方向からの詰めを何とか通せた。
(これもLSEの射線管理ミスか?)


8ラウンド目、金庫防衛
LeonGidsサッチャーのエントリーが上手い!
EMPの音や餅つきの諸々で状況が動いている時にエントリーして、ラウンジで2カットした。エントリーフラッガーの本領発揮だ。

LSEの勇気あるpeekなどで人数差が多少近づくが、SecretのCoverも早い。


9ラウンド目、地下防衛
LSEは地下でパルスが心拍を回し続ける。

Secretはガレロンで1カットされ、青通路に妖怪がやって来るが、決め撃ちでなんとか対処した。

その間に祭壇にも武器庫にも踏み込んでいる。やはりタイミング合わせが上手い。カメラが全く追えない。

LSEもSecretもCoverが非常に早い。

最後はLSEリージョンの青階段からの逃げて、倉庫ハッチドロップするという賢すぎる選択によって時間切れPlantを楽々狩れた。


10ラウンド目、ベッド防衛
Secretは金庫補強に対して迷いなく床張りヒートチャージ。
金庫からの逃げとロックが相討ち。

Secretはベッド窓の前、つまり外からガレージリテイクを警戒していて、1カットした。

SecretのCoverと思いきりの良いジムエントリーが決まり、最後は1on1で読み勝ったか。


11ラウンド目、金庫防衛
Secretのロックが刺さりに刺さっている。
Empireもそうだが、ロックがしっかりしているチームに金庫攻撃をやらせるとこういうことになる。

SecretもLSEも通常の現地籠りの防衛をしていても、攻撃を通されてしまう可能性が高いので、遊撃やpeekを積極的に行おうという姿勢は、たとえ失敗しても正解だ。

Secretは監視室補強外からのPlantアプローチが厳しいと分かると、素早く取れているガレージからのエントリーに切り替えた。


12ラウンド目、地下防衛
LSEはまたパルスが心拍を回し続けている。ニトロを先に着けておいて、タイミングを見計らって起爆、カットした。

Secretは祭壇割りは諦めているのか。

武器庫へのラッシュの形はLSEに読まれていて、初動を止められる。
少し間をおいて、再びリスクを背負って武器庫ラッシュ。Plantにこぎ着ける。

武器庫Plantの際のサッチャーのロック位置がなかなか予想できる位置ではなく、LSEは対応がきつかった。

LSEとしても、最後まで何処への設置がSecretの本命なのか、察知しきれなかったのではないだろうか。

そこがSecret攻撃の強みの1つだ。



お互いに攻撃がうまく、防衛に課題を抱えるチーム同士なので、攻撃を取り合う試合展開になった。
お互い攻撃の種類が多様で、見ていても面白い。







2Map目:国境(LSE


テルミット、ミラ、Secret ban
火花、ヴァル、LSE ban
Secret攻撃スタート
※まさかの割り職両ban。Secretは攻撃スタートなのに思いきった選択に出た。



1ラウンド目、2階防衛
Secretはモンタ!珍しい。

モンタがベンチ裏のマエストロの位置を報告し続け、下から決め撃ちでカットした。素晴らしい連携だ。

Secretはモンタを皮切りに武器庫になだれ込み、殲滅アプローチ。
脳筋ゴリラ力業に思えるが、しっかりと廊下からも武器庫〜資料間のロックが入っていて知性を感じさせる。


2ラウンド目、2階防衛
Secretは武器庫窓からのラペロックが強靭すぎる。
モンタで位置の報告を入れられながら、複数方向からのpeekを気を付けなければならないので、現地はきつすぎる。

Secret得意の「相手がどうしようも出来なくなる攻め」だ。

ついに盾も取り入れるようになったのか。


3ラウンド目、2階防衛
LSEは現地では堪えきれないと判断したのだろう、セキュリティ守りを始める。

しかし、ここでSecret攻撃の本質の1つ、強力無比な攻撃を支えている要素「相手が対応してきたら、その型の弱いところを素早く見つけ、そこを突く」が発揮された。

現地が薄いのを良いことに、資料でモンタが30秒も経たないうちにPlantしている。

慌ててセキュリティにいるLSEが対応しようと動き始めた所に、LeonGidsが突っ込んでいく。
普通なら単独で来た相手など対応できるだろうが、状況が急変している所だった。2カット。

設置が完了してモンタがいれば、寄ってくる防衛に対して報告して、決め撃ちで終わりだ。


4ラウンド目、2階防衛
LSEは頑なに2階防衛を止めない。
LSEクラッシュ、Secretモンタ

Secretは中央階段近く、武器庫と資料間の浸入報知器のところにスモーク頼りに無理矢理Plant!
なんだその戦術!

おそらくモンタの後ろで設置する気だったのだろうが、針を抜くところと決め撃ちが刺さってしまったか。

LSEはニトロなど使ってPlantを止めた。あの場所にニトロを投げる発想は、かなりの柔軟性、即応性が要求されるだろう。


2on2で撃ち合いや立ち回りの勝負になると、LSEが有利か。


5ラウンド目、換気作業防衛
Secretは税関などから平面押し。
そこまでスピード感がある訳でもなかったので、LSEに察知されて待ち構えられていた。
また、ACEZエラの裏からのリテイクを許した。

Secretはすこし腰が引けてしまったか?

1on2でドントピークを貫くLSEは素晴らしい。


6ラウンド目、税関防衛
2階の攻防でLSEは現地を半ば放棄するような形でCoverに来たか?
人数交換が発生したら現地組は素早く引いていった。

LSEもSecretもCoverが早いが、Coreyイエーガーの立ち回りが素晴らしく、人数有利を取れた。

Secretは仕込みドローンを駆使して人数差を作ろうとするが失敗。

フラッシュを投げながらエントリー、設置する方法に出たが、時間が足りず、LSEに対応され対応しまった。




LSE攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
Fonkersミュートの東階段へのニトロ、2カット。
このニトロは日本発祥、かきたれさん発想だと思っているのだが、どうだろう?

LSEのヘイト管理がうまく、Secretが対応しようと動いたところを狩れた。

最後の方はSecretがドントピークを貫いたのが裏目に出てしまった。
LSEの撃ち合いの強さが出た。


8ラウンド目、2階防衛
LSEもモンタ使用。

LSEは武器庫にこっそりエントリー?
SecretのCoverも早い。

Ferralリージョンがベンチ裏に入り込むことに成功したことにより、モンタをイージーカットできた。
しかし、それに対するLSEのCoverも早い!

SecretはLeonGidsが一人でハードピークしてカットされたり、設置を止められなかったりで不利に陥るが、上手く挟みこむことに成功した。


9ラウンド目、換気作業守り
Secretはマエストロがイーヴィルアイを設置しているところに、バリケード撃ちが頭に入ってしまった。

LSEも平面攻め。
リテイクとCoverが続き、1on1で上に居たFonkersがプラスに働いた。

LSEの仕込みドローンがかなり効果を発揮していた。


10ラウンド目、受付トイレ防衛
LSEは正面玄関から作業に雪崩れ込むラッシュ!
これまた早い。おそらく作業に仕込みドローンがあって、トイレ開通されているのもわかっていたか?

Secretの対応も早く、序盤からCoverがすごい勢いで続く。
最終的にはLSEが現地を取りきって2on2.

その後のLSEの動きも素晴らしい。
妖怪でPlantを止められた/見られているとなると、素早く現地を放棄、柔軟に殲滅に移った。

たとえ現地を取れていたとしても、トイレ窓口は拠点として弱すぎるので、上を取られている状況では有利とは言い切れない。

それを理解しての、設置をやめての殲滅判断は、あまりにも素晴らしいと感じた。柔軟性に富むLSEだからこそ出来ることだ。


11ラウンド目、2階防衛
妖怪がオフィスにある。Secretはパルスが途中下がり。賢い。

LSEはオフィスから資料攻めだが、割り職がいない状況に慣れていない。
(当たり前だが。)

LSEが武器庫側から圧力を一切かけていないのもあったのか、Secretのロック位置を読みきれなかったり、ブリーチングトーチで開けた穴から抜かれたりしている。

迷っているうちに、裏からのリテイクも決まってしまった。


12ラウンド目、換気作業防衛
LSEの休憩室のイエーガーに対する対応が面白い。

場所を完璧に把握していたので、普通ならチームでカットしに行くだろうが、あえて放置して武器庫〜資料に囲むようにアプローチした。

Secret側としては孤立したイエーガーをどう助けるか、それとも時間を稼いでもらう生け贄とするか、悩んでいただろうが、そこを裏切られた。

その後、イエーガーにリテイクで1カットされてしまうが、警戒してない訳ではなかったのだろう、素早いCoverで人数交換。

作業のハッチから一斉にドロップしての現地潰しも素晴らしい。
(ドローンなどで現地が1人ということがばれていたか?)




延長
13ラウンド目、2階防衛
東階段の妖怪とニトロのコンボ。いいコンボだが、失敗。

Secretは素早く東階段のリテイクに行こうとしたのかもしれないが、失敗した。

LSEのオフィス確保が早い段階でで完了してしまったこと、先程は放置していた武器庫へアプローチしたことにより、人数差が大きくなり、Plantを止められない。


Secret攻撃
14ラウンド目、2階防衛
Secretはモンタ使用。

LSEは武器庫窓と換気窓から飛び出すが、エアジャブもあるし、なぜかSecretが2回目の飛び出しも警戒していた。

モンタの設置?進行?がガスグレによってカットされるが、現地に殲滅に近い形でアプローチがなされているので、LSEは堪えられなかった。

LSE攻撃
15ラウンド目、2階防衛
LeonGidsイエーガーはうまく火矢から逃れて飛び出せたが、ラペ2人だったので防がれてしまった。
悪くないリスクの取り方だっただろうが…

武器庫ベンチ裏からの逃げもカット。

LSEはSecretが前めに戦ってくるであろうことを予期して、ガッツリとロックしている。

Secretは1カットして逃走しようとするが、LSEのCoverの方が早かった。

4on2では不利を覆しきれなかった。









3Map目:領事館


BB、クラッシュ、Secret ban
カピタオ、パルス、LSE ban
Secret攻撃スタート



1ラウンド目、地下防衛
非常階段外?でテルミットがカットされる。
Secretの非常階段のロック位置が固定だったから?外カメ?

ロビーへのニトロ投擲もヴァルカメによるものか?

Secretは人数有利をとれていたものの、LSEの位置が予想以上に前だったのか、タイミングを合わせる前に、1人ずつ狩られてしまった。

螺旋階段のリージョンの活躍が大きい。
Secretのタイミング合わせを防ごうということでの個人での前めのpeekだったのか?


2ラウンド目、2階防衛
Secretの非常階段へのロックは相変わらずしっかりしていて逃がさない。

おそらくSecretの1階の遊撃ロックも上手くいったが、LSEは最終的には3人以上の人数を遊撃に注いでいた。

その後も前めの位置でLSEは戦い続け、Secretをカットしていった。

個人でのアプローチはリスクが高く、危険で、他のチーム相手では上手くいかないことも多かった。
しかし、Secretのような知略寄りのチームには、予測できない分だけ有効なのかもしれない。

Secretのドローンがあまり回っていなかったのも大きいか。


3ラウンド目、ロビー会見室防衛
Secretの非常階段潰しのチームアプローチに対し、イエーガーが上手く避けた。
(運もあるだろうが、Secretがロックで咎めきれない、逃がしてしまうのも珍しい気がする。)

Secretはかなり強引に非常階段へラペエントリーした。おそらくイエーガーの位置に気づけていなかったか。

その後はLSEが非常階段外を戦場として選択し、Secretはどんどん人数が削られた。

室外への戦いはSecretの弱点だ。
LSEは分析、対策が鋭い。それとも相性か?


4ラウンド目、地下防衛
LSEは領事オフィスエントリーした相手に対して、ニトロを投げ込むなど面白い。しかし対応されてしまった。

その後はLSEの射線管理ミスというよりは、タイミングの悪さが重なってカットが続く。4on2.
(とはいえ、LSE防衛はリスクのある場所での戦いを、全体的に選択する傾向がある。"タイミングの悪さ"というのは出やすくなる。)

最後はSecretの半設置、半殲滅の形か?


5ラウンド目、2階防衛
LSEは積極的に室外に積極的にpeek、外にも飛び出す。
Secretのラペに対する対策だろう。

LSEの方が情報量が多いのか?撃ち合いの差か?
遊撃との1on1にSecretは全く勝てなかった。ドローンを広く回せていないのが悪いか。

Mapや拠点全体を囲むのは上手いが、部分的な遊撃を囲いこめてはいない。
というよりは、1階から数人入って、階段をかけ上がって現地をかき乱す戦術だったのかもしれない。

LSEの全線設定がSecretの想定より前で、Secretは自分達の作戦が通せる状況まで行けていないか。


6ラウンド目、ロビー防衛
Secretは非常階段にアプローチする前に、テルミットがラペエントリーするという選択。どうやってその選択に至ったのだ??

LSEがエントリー前〜エントリー直後位に、個人でもチームでも勝負を仕掛けてくることがSecretも流石に理解できたのか、多くのpeek、そして飛び出しを咎められた。

しかし、対応が遅れたとは言わざるを得ない。




LSE攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
LSEは地下や1階に大量の仕込みドローンがある。
Secretの単独での遊撃やリテイクを警戒してか。実際にカットも発生した。

LSEは流れでは領事オフィス攻めだが、いつの間にか会議攻めに変わっていた?

しかしSecretもそういったLSEの裏からの、予想を裏切るような攻めを警戒できていたか、複数のカットを発生させる。

そうなるとLSEの会議攻めもテンポが悪くなり、Secretの待ちを突破できなかった。


8ラウンド目、地下防衛
トイレミラにブリーチングペレットが貼り付けられた瞬間に、LeonGidsミラの勇気あるpeek.
ロビーで2カット。

それに合わせて非常階段?でもイエーガーが勝負している。

LSEは戦術的なアプローチが不可能になったためか、1人が現地に突っ込むが、呆気なく刈られる。

LeonGidsの個人技に依存していたが、そういった選択を取れるか取れないかは、チームとしては重要な所であろう。

LeonGidsはSecretの大きな要の選手だ。
CL落ちしても脱退しないでくれてありがとう…


9ラウンド目、ロビー会見室防衛
LSEはいつの間にかピアノでPlantが始まっている。どういうことなの…

それに対して、Secretは全力で飛び出して室外で勝負。
室外でCoverの応酬が続く。どんな状況やねん。

Secretの非常階段の上下から3人がかりでリテイクする選択が決まって、殲滅完了。


10ラウンド目、2階防衛
AceZが1階からエントリーし、40秒経つ頃には既に会議前まで迫っている。
カットは発生しなかったが、危ない。早すぎる。

LSEが仕込みドローン、ロックを含めて、下からのリテイクを厳重に警戒している。
現地守りに近い形だったので警戒して当然だ。

meepeYがテラスに飛び出すと同時に螺旋階段にリテイクをかけたか。

どうしようもなくなったスモークが最後に取りそうな選択は飛び出しなので、Koreyは絶対に咎めたかった。
エアジャブを過信しすぎたか。空中では起動しない。

2階攻めは人数がいないと無理矢理な進行を行わなければならなくなってきつい。



Secretマッチポイント
11ラウンド目、地下防衛
Secretの管理事務ハイドが刺さってしまった。

しかしLSEの目的再設定能力は流石で、物凄い早さで囲い込みに入っている。

結局、Secretの遊撃は基本的に個人行動なので、包囲に耐えきれない。
現地が助けにくる訳でもなかった。

本大会ではかなり撃ち勝てていたのもあって目立たなかったが、Secret防衛はやはり不安定だ。
(タイミングの面などは上手いが。)


12ラウンド目、ロビー防衛
Secretもかなりラペに対して積極的なpeekをしていたので、LSEも警戒していたか、非常階段で1カット。

LSEは2階に対する複数方向からの囲い込みで、逃げるSecret遊撃をカットしていく。

Secret自身もやる戦法なので、警戒して欲しかった…と言いたい所だが、やはり難しいのだろう。




延長
Secret攻撃
13ラウンド目、2回防衛
トイレに籠る相手に対する、Secretのゾフィア突き上げと連携したラペが素晴らしい。

LSEが非常階段外に積極的にpeekしたり、飛び出したりすることが分かっているので、Secretのロックが適切な位置に置かれていた。

LSEは非常階段に対し、同じ対策を多用しすぎた。




Secretマッチポイント
LSE攻撃
14ラウンド目、2階防衛
LSEも同じようにトイレをブリーチング弾で突き上げ、前めに戦ってくるSecretをラペがカット。

Secretはガレージから初めての飛び出し。
しかし、LSEの室内外からの囲い込みも早い!

それに対するイエーガーの非常階段ロックもCoverとしては最上の部類だろう。

LSEはラスト10秒まで一切のアプローチが進行していなかったが、撃ち合いの強さとラッシュ力で勝った。

Secretはドントピーク過ぎたか?
あまりにも何処からも圧力がないので、全く読めなかったというのはあるかもしれないが。



Secret攻撃
15ラウンド目、ロビー防衛

Secretはここに来て初めてのビザを室外からロック?
ビザのバリケードを殴った瞬間に丁度いたのかもしれない。

LeonGidsバックのフラグの爆発音に紛れてのエントリーは面白い選択だが、単独でのエントリーでもあるし、咎められた。

LSEはまたもや射線管理ミスか?
螺旋階段ラペから抜かれるのは勿体ない。かなり遊撃が自由に動いている影響は有るかもしれないが…

Secretは1階のリスクの高い場所でのロックと決め撃ち、そしてLSEのCoverへの警戒によって人数差を作ることに成功。3on1!
(状況が動くと同時に、現地にもアプローチしたか?)

後は設置するだけだった。
LSEが現地にカメラを置いてあったので、設置位置がばれるが間に合ってしまった。






Secret vs LSE
両チームとも柔軟かつ強力な攻撃が強みのため(同時にどちらも防衛に不安がある)、多彩な攻撃でラウンドを取り合う展開になり、興味深い試合だった

どちらもラッシュなど用いて相手の予測をずらしたりと、長期的な試合の流れを作ろうとするチームである点も、面白い試合になった原因か




LSEは本大会では鳴りを潜めていた、柔軟かつ迅速なチームアプローチの形成、チーム目標の素早い再設定などが復活していた。

重要拠点の奪取、孤立しているSecret遊撃の排除など、あまりの早さに何回も感嘆の声を漏らしてしまった。

しかし、防衛の射線管理の甘さは相変わらずだ。明確な弱点だろう。




Secretの攻撃は相変わらずの素晴らしさ。
しかし、室外やラペに対しての勝負は未だに苦手にしている。
自分達の想定より相手の前線のラインが前だった際に、対処が出来ない傾向がある。

だがFerralの加入もあり、大きな不安を抱えていた防衛で、何回もラウンドを取得できるようになったことは大きい。




どちらのチームもラッシュを得意とするだけに、ラッシュへの対応力も高く、3Map目ではほとんどラッシュが行われなくなっていた。

さらに、両者ともに相手の攻撃の強み/特徴を理解して、積極的な対抗策を打ち出していたのもあって、3Map目では防衛で取り合う展開になったことも興味深い。





Secretは大きな復活を果たし、Six Majorへの出場確定。

LSEは多くのオフライン経験を積んで、"オフラインの呪い"から解放されたかもしれない。
(こちらもSix Majorに出場する。)

どちらのチームも世界の4強、Empire,G2,EG,Fnaticに迫る強さかもしれない。

両者ともSix Majorでの活躍に期待したい