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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#39 GUTS vs 父ノ背中 - PL Season10 - JP - Week1 Day2 -

GUTS vs 父ノ背中 - PL Season10 - JP - Week1 Day2 -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



FB vs GUTS - Map1 @Villa | Pro League Season 10 - Japan (20th June 2019)


FB vs GUTS - Map2 @Kafe Dostoyevsky | Pro League Season 10 - Japan (20th June 2019)




(感想)

GUTS vs 父ノ背中


Map:ヴィラ()、カフェ()、



1Map目:ヴィラ()

ノマド、モジー、GUTS ban
モンタ、ミラ、父ノ背中 ban
GUTS攻撃スタート



1ラウンド目、彫像展示防衛
FBはフロストピック。

バスルームで決め撃ちか、早めの勝負か、スモークが即カット。
GGは基本的な現地攻め。FBの早め、前めの勝負を咎められなかった。

見た感じでは工事によって、なかなか経験したことの無い射線を作っていたか?


2ラウンド目、キッチン防衛
2階への遊撃に対してGGは真正面から戦う形。囲いこみが上手く、Coverを封じるように遠慮なく火矢も使って人数有利を取った。

FBのリテイクも対応。さらに人数差を広げた。


3ラウンド目、飛行展示防衛
GGはライオン使用。
GGは逆棟から丁寧に取っていく。遊撃の逃げも丁寧にロックしてカット。

クラシックホールは制圧出来ているのだが、30秒付近までプランが進まない。

しかし、GGの最後のラッシュが強力だった。全方位から詰めるようなアプローチで、現地を壊滅させた。


4ラウンド目、彫像展示防衛
GGはFBの前めに戦ってくる形をすでに理解したか、遊撃の引きを窓からロックしている。

前に前に戦ってくるので、GGは平面のCoverを厚くすることにより、FBの強気の勝負、リテイクを許さなかった。


5ラウンド目、彫像展示防衛
GGはロックの置き方が多彩で、FBの予想を越えることに成功している。

FBは一貫して前に戦う。リスクのある位置でもあるので、GGはガジェットやロックを上手く使い、確実にカットを重ねている。

appleエストロの強気の動きに対応しきれずに、GGは窮地に陥るが、現地を制圧できたのもあって勝利。


6ラウンド目、飛行展示防衛
GGの厚いCover感に対し、FBは1人ずつ挑んでいくため、有利よりも不利に陥ることが多い。

この試合ではappleエストロが非常に良い動きを見せており、足3にも関わらず動き回って多くのカットを発生させている。





FB攻撃スタート
7ラウンド目、彫像展示防衛
GGはFBとは逆に天文を捨てている形。

FBはそれをしっかりと利用して天文と記念品室の補強へブリーチングペレットを使用している。突き上げ警戒もしっかりしている。リテイクにもロックが刺さった。
グリッドロックのトラックススティンガーも効いた。


8ラウンド目、彫像展示防衛
またもやGGは天文を捨てている。GGはあえて天文を取らせて下から突き上げる形のようだ。

Kenkiアッシュの1の動きで下の遊撃を1カットするが、スモークを炊いての現地詰めが分かりやすかったか、GGに捌かれた。


9ラウンド目、キッチン防衛
GGは2階を守るような形で、同じくFBも真正面から対処した。
GGのCover感は素晴らしいが、いる場所が限られているので、フラッシュやコンカッショングレネードによってまともに戦えない。

Kenkiアッシュの1の動きも刺さり、人数差を広げる。


10ラウンド目、飛行展示防衛
FBは逆棟から詰める。IQによってヴァルカメを多く壊せている。
サッチャーがいるのにカイドで餅つきされたのはミスと言えるか。

GGヴァルのリテイクがぶっ刺さってしまった。FBは丁寧に攻めを行っていたのが裏目に出て、リテイクを行いやすかったか。

FBは不利な状況から早めのゴリ押しを選択した?
しかし 、補強も割れていない。GGは対処が容易だった。




GGマッチポイント
11ラウンド目、彫像展示防衛
FBは同じ攻めを止めない。
天文に対しての突き上げと同時のPeekによる連携で天文をカット。

不利を悟ったGGは前めの勝負を挑んだか。しかし、FBのロックに真正面から挑む形になって、人数差が広がってしまった。




最終ラウンド
12ラウンド目、キッチン防衛
FBはここに来て2階から丁寧に取っていくのではなく、Mapを広く囲いこむような攻めを展開した。

しかし、それが裏目に出たか、JJの2階におけるリテイクを許し、2カット。

不利を背負ったFBは現地へのスニーキングエントリーを試みるが、GGはしっかりと警戒していた!

あえなく対処されてGG勝利。









2Map目:カフェ

ノマド、モジー、GG ban
モンタ、ミラ、FB ban
FB攻撃スタート


1ラウンド目、3階防衛
GGはかなりミュートを積極的に使用している。FBはドローンで事前に状況を確認してから動くことが多いので、有効なのは間違いない。

ミュートによって情報が集められなかったので、FBは体で詰めたが、イーヴィルアイなどの情報もあって圧倒的に有利な射線で待たれてしまったか。


2ラウンド目、1階防衛
GGは1階や2階を広く守っているか。1階は補強が割れると辛いため、正解だと言えるかもしれない。

しかし、FBはロック型のチーム。多くカットされてしまった。
しかし、補強の割れた保管庫からのぱぴよんさんのPeekが強力だった。そこに他のGGメンバーもCoverしに来て、保管庫外でおおよその優劣がついてしまったか。

Kenkiアッシュの1on1からのフラッシュ投擲、Plantまでの流れは良かったが、その後の読み合いに敗北してしまった。


3ラウンド目、暖炉読書防衛
FBはグリッドロック使用。
Mapを広く囲うように2階と3階にアプローチ。

2階の掘削展示に遊撃を発見したので、FBは排除しようとするのだが、それ以上にGGがCoverを重ねた。(列車側から)
GGは3階を放置されても穴開けにより2階に対してCoverができるようになっているのは素晴らしい。

FBのスニーキングエントリーに対してなんなく対処したGGの個人技も素晴らしい。制限時間ギリギリで3階に居たプレイヤーが無駄にならずに、しっかりと逆ラッシュに行けているのもgoodだ。



4ラウンド目、3階防衛
懐かしの屋上ヴァルカメからのラペ硬直に対してニトロ。また、シガーラウンジに対してパルスが突き上げ。

FBは素早く現地詰めに切り替えるが、シガーラウンジへのリテイクなど決まってしまい、現地を制圧しても優位を取りきれない。

制限時間間際でのくれぱぴパルスのドントピークもジーニアス。


5ラウンド目、1階防衛
FBは保管庫からの平面詰め。インパクト餅つき用か?空いた穴からの火矢などかなり良かったが、GGが広くMapを制圧しているためにFBの位置の予測が容易だったか。
FBはロック型のチームであるので、ロックが強靭だが、GGに対して続々と抜かれていった。

GGは一度状況が動いたら(カットなど)遊撃も積極的にアプローチをしているか。チームのタイミングとして成立させられているか。


6ラウンド目、暖炉読書防衛
FBは2階と3階どちらからもアプローチするような形。
しかし、ロックが薄くなっているのもあるし、ドローンもあまり回せていない状況でのスニークな行動が多かったのか?
GGのPeekをほとんど抑えられなかった。

FBの選択はあまり戦術的とは言えなかったか?





GG攻撃スタート
7ラウンド目、3階防衛
FBは相変わらず個人でのハードピークだ。1カットはできてもCoverがしっかりしているGGには暴れきれない。

GGはスモーク頼りに予想されにくい位置でPlantを慣行するが、おそらくヴァルカメによって位置がバレて下からカットされた。
GGはリスクを背負って現地制圧を試みて成功。placeも成立させる。

どちらに勝利が転がるか分からないラウンドだったが、FBは撃ち合いを制した。


8ラウンド目、暖炉読書防衛
FBは3階で勝負を仕掛けるが、やはり個人での勝負になってしまっているのか、Coverが入れられずに1人ずつカットされていった。

不利になった後の前めのPeekもGGのクロスに飛び込む形になってしまい、さらに人数差が開いていった。








GUTS vs FB
FBはヴィラにおいてかなり独特の工事と前線設定を見せた。
しかし、GGはたった1ラウンドで素早く対応、多様なロックや惜しみ無いガジェット使用によりFBの勝負を封殺した。

GGは正攻法の中でも多様なロックを見せ、FBの予想から外れた射線で遊撃の戻りなどを数多くカットした。



FBは個人技は高く、防衛方法も面白い。
しかし、場面ごとのPeekが個々での勝負なことが多く、Coverの厚いGGのクロスに飛び込む状況に陥っていた。
1カットは出来ても即座にCoverで封殺され、FBはなかなか暴れることが出来なかった。



またFBは、不利を背負った際の選択としてスニーキングエントリーや体でのクリアリングを選択しがちであり、その癖はGGに完璧に読まれている節があった。

GGの正攻法の中での多様性に対して、FBは2nd3rdプランが曖昧であった。その辺りが大きな差を作る要因になったのではないか。