猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#49 Empire vs Chaos- PL Season10 - EU - Week2 Day3 -

Empire vs Chaos - PL Season10 - EU - Week2 Day3 -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Team Empire vs Chaos – Clubhouse – Rainbow Six Pro League – Season X – EU




(感想)

Empire vs Chaos


Map:クラブハウス

モンタ、ミラ、Empire ban
テルミ、エコー、Chaos ban
Empire攻撃スタート



1ラウンド目、ジムベッド防衛
いきなりジムベッドとは奇襲にも近い。が、Empireの地下攻めと金庫攻めは強力すぎて、相手にしたくないのはよくわかる。

ShepparDマーベリックのブリーチングトーチでの開け方が凄くきれいだ。彼はドローン回しについて良く言及されるが、そういった細かいガジェットの使い方が上手いのは本当に好印象だ。

dan単独での現地ロックが刺さった。金庫餅つきに対してJoyStiCKジャッカルが突っ込んでくる。ChaosはCoverできる状態に無かった。人員配置は現地によっていたか。

改装現場を取ったJoyStiCKジャッカルがベッドへピーク、トイレをカット。Empireの2階全体を囲うような攻めの圧力が高すぎるのか。Chaosは1方向を複数車線でCoverし、あまり多方向が見れていない。


2ラウンド目、金庫防衛
Chaosは金庫防衛に戻った。Empireに対して金庫は絶対にやってはいけない防衛場所には感じているが…

ベッド廊下へのエントリー?でJoyStiCKがカットされる。Chaosは撃ち合いと個人行動が得意なので、早めの段階で積極的な勝負が有効かもしれない。

金庫?改装現場?でカットが入った瞬間、danも素早くハードピーク、金庫階段のスモークをカット。状況が動いたと同時にハードピークは通りやすい。そのまま金庫制圧。
Chaosも戻りが早く、Empireのロックを抜いたりと流石のリテイク力を見せるが、Empireの冷静なドローン回し、相手の位置を完璧に把握してPlantではなく2on1を繰り返して殲滅に行く判断、細かい判断が素晴らしすぎる。唸ってしまった。Plantに行かなかったのは相手がヴァルだということ(=ニトロ持ちだということ)を理解してのことだったかもしれない。とにかくジーニアスだ。

だが、ChaosもEmpireの強靱無敵な金庫攻めを崩壊寸前まで持っていったのだから、持ち前のリテイク力は流石だ。


3ラウンド目、地下防衛
Empireは半仕込み、半ライブドローンで2分を切らないうちに2階の深いところまで入り込んでいる。
Chaosはバー、ビリヤードを戦いの場として選択したが、danのAIMやKarzheka火花の早いCoverが強力だ。

Chaosは中央階段中腹でも勝負を挑むがJoyStiCK!そして中央階段降りきったところのロックもJoyStiCKが狩っていく!
さいぼーぐ…

クラブのEmpire攻撃に籠もっていても仕方ないので、選択には賛成だが、Empireはどんどんそういった前めの戦いに慣れてきてしまっている。なかなか想定を超えられなかったか。


4ラウンド目、金庫防衛
Chaosは遊撃で片うぃ付けようとしているのかもしれないが、Empireは関係なしに現地攻め。
しかし、なんと!Chaosのハードピーク、飛び出し強度がEmpireのロック強度を上回った。
Empireは人数が減って無理攻めするしかなかったが、流石に厳しい。

Chaosは真正面からEmpireのロックを潰せることを示してきたラウンド。これができるかできないかだけでも全然違う。


5ラウンド目、ベッド防衛
JoyStiCKジャッカルが洞窟から進行したが、Choas遊撃の方が上手だった。あまり情報も無く進行したか。
その帰りのロックをdanはガバった。danはEmpireの中ではAIMはそうでもないのは確かだ。

Empireは陣形を整える前にChaosの自由な遊撃に翻弄されている。飛び出しや遊撃に意識を取られてのカット。
やはりEmpireはどうにかして準備を整えさせないかというのが主題になってくるのか。inv2019のG2、S9 FinalのFnaticから連続するEmpire対策と言えるかもしれない。


6ラウンド目、地下防衛
Chaosカイドが中央階段に対してハードピーク、しかし失敗。
Empireはキッチンハッチに対してブリーチングペレットを面白い張り方をしていたが、失敗。事前準備の段階では不利に陥る。

しかし、Scyther!圧倒的不利なはずの祭壇入り口からの突で祭壇を壊滅させてしまった。あの感じだとScytherサッチャーがカットされていても後続で祭壇は壊滅していただろう。

あの状況では青部屋突か祭壇突、中央廊下突しか可能性は残されていなかったので(一応洞窟突もあるか)、もう少しChaosの人数配置が違えば結果は違ったかもしれない…と言うのは簡単だが、Empireは単独でも突破力がとんでもないので、なかなか責められない部分ではあるだろう…



Chaos攻撃スタート
7ラウンド目、金庫防衛
Karzhekaドクのガレージリスキルが刺さってしまった。逆ラペが有利だろうに、青階段ではJoyStiCKイエーガーが簡単に勝つ。その後もライオン起動中に平然と勝つ。
個人技の部分でラウンドが終わってしまった。


8ラウンド目、地下防衛
青階段を開幕から進行しているJoyStiCKイエーガー。今まで散々に撃ち合いの強さを見せたので、ライオンを使ってからのPeekとなった。逆に普通にPeekしていれば、JoyStiCKは逃げていたので勝てただろうが、誰が責められる?

洞窟の攻防でdanが勝つ。そのままJoyStiCKイエーガーが途中上がりも決めてさらに1カット。
しかし、祭壇との撃ち合いで勝つChaosも流石だ。カットが発生した直後にキッチンハッチドロップは悪くない判断だったと思うが、Empireはしっかりと反応。

2on2になるが、Chaosの中央廊下進行が裏目に出たか。最後は1on1にまで持っていける可能性があっただけにもったいない。


Empireマッチポイント
9ラウンド目、ベッド防衛
JoyStiCKイエーガーが図々しくクラブから4回?飛び出している。1カットしたが、流石にやり過ぎた。しかしマッチポイントで大胆なことをやってくる。

Krippsライオンが金庫の飛び出しを咎めて1カット。Chaosは火矢も存分に使って現地で1カット。人数不利がついたので、Empireも見れるところが少なかった。


10ラウンド目、金庫防衛
ChaosはBB。ハードピークを咎めたいのだろう。

ブリーチングトーチの使い方はやはりShepparDに比べると劣る。細かいところで差が付く。

Chaosは現地のハードピークを咎められない。待ちを貫けない。JoyStiCKはもうめちゃくちゃな飛び出しをしている。

Chaosはライオンを使ってなんとか攻勢を補助しようとするが、かえってテレフォンパンチ状態。逆に強気なPeekをされてしまって人数差が広がっていく。Chaosは攻撃のリズムがチームで作れていない。







Empire vs Chaos
Chaos防衛は無茶な戦いを繰り返していたが、個人的には正しいと感じている。
なぜなら、Empireに正攻法で戦うことが下策だからだ

実際にChaosは遊撃で片をつけることに何回か成功した

同時に真正面からEmpireのロックを抜く飛び出し強度も見せており、驚愕・感心させられた




しかし、Chaosの問題は以前から変わらず攻撃だ。
Empireに安易なリスキルやリテイクを許すだけでなく、チームとしての目標意識、合わせる意識が統一されていないことが多い印象だ。
頻繁に個々で狩られていく。

防衛は好印象だが、遊撃で決着を付けようとするに割りには、遊撃より現地の人数が多い。




Empireの個人技は相変わらず
Scytherの祭壇制圧に驚かされた。圧倒的不利だったはずだ

また、金庫で2on2になった際の細かい判断の良さに唸らされた。
現地制圧からの冷静なドローン回し、相手にヴァル(=ニトロ持ち)がいることを受けて、設置ではなく2on1を繰り返す殲滅選択

素晴らしい判断だった