猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#64 oNe vs TSM - DH Valencia INTL - GroupC - Group Stage-

oNe vs TSM - DH Valencia INTL - GroupC - Group Stage -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



DreamHack Valencia Minor: Day 1
※(時間指定済み)




(感想)

oNe vs TSM


Map:銀行(TSM)、クラブ(oNe)、国境



1Map目:銀行(TSM)

火花、エコー、oNe ban
カピタオ、ミラ、TSM ban
TSM攻撃スタート



1ラウンド目、窓口資料防衛
oNeは2階のCEOで積極的に戦って2カット。

ロビーのマエストロも使って、ロビーエントリーとも積極的に戦っている。

TSMはラテンスタイルの洗礼を受けている。


2ラウンド目、地下防衛
oNeは1階遊撃重視。キャッスルなど用いている。

ハードピークしたり引いたり、かと思えば待っていたりと、oNeの勝負感が独特だ。
TSMは対応に苦労している。


3ラウンド目、2階防衛
2階だと前めの勝負がキツいのでoNe不利かと思ったが、イーヴィルアイを使ったハードピークなどで戦う。

ラペの対処に苦労するが、plant時にリテイクを全員で行って成功させる。


4ラウンド目、空き部屋防衛
oNeはまたもやCEOで積極的な戦う。窓からの飛び出しなども行うが、TSMの警戒が進んできた。

人数不利がつくと、積極的なPeekは警戒されがちだ。


5ラウンド目、地下防衛
1階防衛をクラッシュで補助している。

流石に早めに引いていく。
しかし、サーバーやplant時など独特のタイミングでハードピークしてくるのにTSMは苦戦している。

plantをガレージから2カットされたのはTSMのミスだろう。


6ラウンド目、2階防衛
oNeはもはやATMで戦っている。
仕込みドローンやラペロックにより流石に無理がある。全てをATMに注ぐ戦いをしたが、TSMに潰される。





oNe攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
oNeはサーバーへのこっそりエントリーなど相変わらずアプローチ感が独特だ。

TSMがガレージの背後を気にしてなかったので制圧できたが、Krusherスモークがガレージのロックをカット出来たのが勝敗を分けた。


8ラウンド目、2階防衛
oNeはCover感高くというよりは、個人技とセンスを生かしての個人進行も多いので、1on1に勝てなかった際に被害を抑えられない。

Beauloマエストロのハードピーク、反応速度は流石だ。


9ラウンド目、窓口資料防衛
oNeは進行の際のドローニングが足りてないか?
ハイドのような形で倒されている。

oNeはリテイクの位置も追えていなくて、せっかくの人数有利が活かされなかった。全体的に位置が追えてない。


10ラウンド目、地下防衛
oNeはガレージ凸。突が中途半端に終わると、抑えだけ残して通常の攻めに戻る切り替えは良い。

TSMはガレージ再制圧のために残った人員をすべてつぎ込んだが、2カットされてしまう。

oNeの赤通路に対するフラグは良いセンスだ。


11ラウンド目、2階防衛
oNeはロビー階段を無理矢理上がる選択。もちろんTSMに対応される。

しかし、その間にIQが吹き抜け側からエントリーして現地の奥深くまで入り込んでいる。なかなかできることではない。

oNeは不利を覆してplantまで成立させたが、距離感が悪かった。




TSMマッチポイント
12ラウンド目、地下防衛
TSMの正攻法の防衛に対して、oNeは正攻法の攻め。

最初のplantまでに時間がかかりすぎたのが勝敗を分けた。







2Map目:クラブ(oNe)


サッチャー、エコー、oNe ban
カピタオ、ミラ、TSM ban
oNe攻撃スタート


1ラウンド目、地下防衛
oNeは2人がかりで洞窟制圧を試みるが、マエストロに阻まれる。
その間に同時進行で進んでいた青部屋制圧も失敗。

後は人数差で片が付く。


2ラウンド目、金庫防衛
oNeは割れた監視室補強からしれっとエントリーするなどやはり独特のタイミング感がある。
リスクのある位置で、欲張って金庫まで侵攻したのが裏目に出た。

TSMは割れたガレージ補強に対して積極的に戦う。oNeはそれに慣れていないか?


3ラウンド目、ベッド防衛
ジム外に滞留したoNeに対してニトロ。2カット。

oNeは迷っている時間が長かったかかもしれない。


4ラウンド目、地下防衛
oNeはモンタを持ち出して洞窟進行を確実なものとした。TSMはモンタの後ろを撃ち抜こうとしたが、逆に倒された。

以前のラウンドでも見せた洞窟進行と同時の青部屋制圧が今回は上手くいった。

モンタがの存在が大きい。


5ラウンド目、地下防衛
青部屋進行に裏からのリテイクが決まってしまう。どうやって1階に登った??

oNeは残されたモンタが奮闘するが、ガスグレが残っている。


6ラウンド目、金庫防衛
oNeはリスキルで1人失う。マーベリックを失ったことにより監視室の補強が割れない。

oNeは改装現場のみからのエントリーとなるが、TSMのインパクトによる壁破壊などもあり、現地での居場所が無くなった。




TSM攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
oNeは2階が決戦の場になっているが、その形はもう何回も見せている。
2階に対して無理矢理にCoverを入れるような動きも咎められている。通しきれない。



TSMマッチポイント
8ラウンド目、ベッド防衛
TSMはoNeのハードピーク感を完全に理解したのかもしれない。そうするとTSMも撃ち合いが強い集団、oNeに対して上回ることが出来たか。

oNeはクラブを選んだが、独特のピークスタイルを生かせるマップでは無かったかもしれない。
おそらくは攻撃に自信があったのだろうが…





oNe vs TSM
試合当初はラテン流、前めの全線設定にTSMは困惑が強かった。

oNeはPeek感が独特で、端から見るとよく分からないタイミングで勝負を仕掛けてくる。
引いたかと思ったら1人残っていたりと、独自の感性でTSMを翻弄した。

NAにはなかなか無いハードピークさにTSMは対応出来ていなかった





ある程度試合が経過するとTSMの理解が進んで、oNeが行うリスクが高い所を無理矢理突破してくるような勝負に、警戒と対応が進んでいった。

そうなってくるとTSMも撃ち合い猛者が集っているので、oNeは突破するのが容易ではなかった。

oNeの攻撃策の幅が広くないことも影響しただろう。




oNeは負けたものの、ガレージ突が中途半端に終わったらすぐに正攻法に切り替えたり、銀行ロビー階段の無謀な上がりを実行しながら吹き抜けから現地を制圧する人員がいたりする。

勢い任せな部分も多いが、所々に合理的な選択が見えるのは興味深い。

もう少し選択肢が多ければ、より強くなれるだろう。