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シージ試合雑感想#103 DZ vs forZe - Six Major Raleigh 2019 - Group Stage - GroupD -

DZ vs forZe - Six Major Raleigh 2019 - Group Stage - groupD -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



DarkZero Esports vs. forZe – Raleigh Major 2019 – Group stage – Day Two



(感想)

DZ vs forZe


Map:カフェ(DZ)、クラブハウス(forZe)、ヴィラ




1Map目:カフェ(DZ)

ジャッカル、ミラ、DZ ban
カピタオ、エコー、forZe ban
DZ攻撃スタート


Reskイエーガーのベーカリー飛び出し。情報ガジェットも無いので、勘による飛び出しだろうか。
forZeは手荷物預かり所あたりを前線とし、積極的に勝負している。

1階防衛では必要な勝負感だ。


forZeは赤階段の2階からニトロをハッチ下に投げたか。forZeはハッチ下空などもニトロを投げている。そうやってヘイトを向けたところに、シガーラウンジにピークしている。

forZeヴァルは仕込みドローンでバレているにも関わらずに決め撃ちに対して勝利している。これは…Empire???


DZは読書防衛に対して3階を取らずに読書を割ってPlantする戦術。
時間がかかりすぎていたので何人か持って行かれるが、forZeの戻りが遅かったのもあってPlant成功。forZeはDZの位置を追い切れなかった。


forZeは以前のラウンドの黒装甲車の上に乗る飛び出しをヴァルカメによって強化されている。
そのヴァルカメによって、forZeはベーカリーでかなり自由に動くことが出来る。

DZは正面玄関からの狭い範囲しか取れていないので、多方向からの射線を防ぎきるのが難しい。


forZeは3階防衛は突き上げ体制なのは変わらない。
DZは特にそれには構わずに、シガーラウンジでは無くシガーショップに滞留する対応。

forZeのめちゃくちゃ図々しいPeekはEmpireにうり二つだ。
1階からのHyperツイッチに警戒できているのも凄い。どうやってわかったんだ。


forZeは白階段窓から飛び出し。クレイモアを仕掛けたタイミングで飛び出した。

DZは直接対決を避けている、撃ち合いを避けている節があるので、マップの占有率が圧倒的に劣り、どれだけ警戒していても多数の射線から狙われることとなる。

撃ち合いの強さで相手の行動を制限していくのがロシアスタイルなのか。



forZeは1分を過ぎない頃には補強を開け終わっておおよその準備が整っている。

DZは2階の人数も多く、引きめの防衛だったので危ないかと思ったが、巧みな射線管理と分担でしのぎきった。あれをしのぐのは良い。


DZはシガーラウンジ~カクテルラウンジ~冷蔵庫まで射線を通してしまって、展開シールドも使ってACOGで勝負している。時間も大量に稼げている良い形だろう。

forZeは撃ち合いの強さ、2階にアプローチしている1の動きの活躍により勝利したか。リスクは高い1の動きをDZは通されてしまった。


DZはベーカリーを明け渡し、代わりに3階カクテルラウンジからの射線で圧力をかけている。

forZeは特に気にすることもなく早めにキッチン補強を開けてしまい、とっととPlantに移行している。

DZは全体的には引きすぎだし、前めに勝負する人員と他の人員の勝負所が合ってないようにも見える。
forZeのPlantを防ぎきることもできず、リテイクも通しきれない。上の工事が裏目に出た。







2MAP目:クラブハウス(forZe)


バック、マエストロ、DZ Ban
マーベリック、ミラ、forZe Ban
forZe攻撃スタート



forZeはニトロで2人飛ばされるが、洞窟と青部屋からのクロスによる連携とAimの強さで無理矢理に不利を覆していく。恐ろしいことだ。

最後の2on2での冷静なドローン回しはただの脳筋ではないことを示している。結果的には1人の敵に気を取られて負けてしまうことになったが、良い判断だ。


DZは餅つきから逃げ遅たり、ガレージ2階の射線管理ミス。もったいない。
ガレージの強ポジを確保できていても、大きな人数差が開いてしまって監視室外からの突撃を抑えきれない。


DZはシャワーを捨てて、やはり引きめに守っている。1階のニトロ頼りか。
それでは進行を抑えられないのではないかと思ったが、forZeがジム設置を選択したのでうまくニトロで動かしてカットを重ねることができた。


DZは先ほどまでは引きめの防衛だったのに、今度は1階に大量に人員がいて遊撃やエントリー阻害重視のスタイル。この多様さがDZの強みだ。

時間と人数を削って引いていくことで、forZeの攻めも雑にならざるを得なかった。
DZの巧みな選択は素晴らしい。


forZeもDZもガレージを戦いの場としている。DZはガレージ外、ラウンジ方向からのCoverなど入れようとしているが、forZeのロックが厳重に敷かれている。

DZはforZeが待ち構えているところに無謀にも飛び込んでいってしまうこととなった。


forZeは相変わらずベッド外の窓とベッド補強外だけで戦術を完結しようとしている。
DZは少し前線を引き上げ、ベッド外にも積極的に戦った。ヴァルカメでもあったのだろうか。
同時多発的にPeekしてカットを連続させたか。これもDZの緩急だろう。


forZeは包囲を内側から食い破ろうと果敢にPeekしていくのだが、DZのロックが上回った。内側から喧嘩を売っていく形はDZの想定を越えられなかったか。個々の勝負になってしまっている。


DZはモンタを使ってガレージを進行、逆ラペも組み合わせてガレージ2階を排除。

forZeは個人個人で勝負してロックに抜かれていく。DZの警戒が強い。
警戒が強いところに一人で飛び込んでいくのでいくらforZeでもきつい。

DZはチーム勝負、forZeは個人勝負。この試合のDZ攻撃forZe防衛はそういった形だ。


forZeも同じように地下防衛だが、1階や2階を動き回っている。

DZのチーム連携が成立する前に個人で戦いを挑んでいって有利を獲得していった。

人数不利を背負った後のDZのモンタとゾフィアの連携と距離感は素晴らしい。もう少しで劣勢を覆すところだった。


DZは監視室の補強が割れた瞬間にガレージにラッシュ。この動きこそDZの強みだ!

forZeもかなり上手く対応はして、停滞しているところにリテイクもかけている。

バンディットの活躍が大きかった。立ち回りがジーニアスだった。


DZはベッド防衛に対して、金庫から丁寧に取っていく。先程、リテイクを決められたのもあって、かなり慎重な立ち回りだ。

それによって時間がなくなった。さすがのDZも雑になる。


forZeは中央階段近くに仕掛けたヴァルカメによりニトロ突き上げ、その後の蘇生まで見れてしまっている。

それによって2カット。大きなカットだ。ラウンド勝敗を決めた。

こういった知的な一面を見せ、力業だけではないことを示す。


延長、DZの地下包囲におけるガジェットを使った視線誘導、意識誘導が素晴らしい。

forZeは明らかにどこを見ればいいか分からなくなっている。
良い連携だ。


DZの地下防衛は引き目であることが裏目に出ている。
forZeの見るべきところの分担と撃ち合いの強さによって、DZはハードな戦いに移行しても勝てない。


DZはベッド防衛に対して逆からかなり丁寧に攻めていく。リテイク警戒も強い。

そのぶん時間がかかりすぎてしまい、1階のケアをする余裕がなかった。それが大きい。

forZeの引きめの防衛とDZの詰めに合わせた逆ラッシュ?的な防衛も上手く働いた。
最後のラウンドでベッド防衛を選んできたforZeは素晴らしく適切な判断だったと言って良いだろう。








DZ vs forZe
最終的には、DZの狭めにマップを制圧する攻め方、後ろめで防衛ラインを築く防衛、その2点が尾を引いた。

クラブに関しては、forZeの勝利は半分くらい運かもしれない。

しかし、それを引き寄せたであろう個人技の高さ、ただの脳筋で無いことを示すガジェット使用や立ち回りの巧みさがある。





DZは盾の使い方と味方の距離感、ガジェットを使ったヘイト管理、緩急のある前線構築など、基本を抑えつつも応用と変化を効かせられていて素晴らしい。

しかし、forZeの撃ち合いの強さを警戒したか、腰の引けたように見える前述した戦術を何回か使っており、それはforZeの自由な動きを許してしまった。






forZeはまずは撃ち合いの強さに触れる必要があるだろう。
仕込みドローンで位置が一方的にバレているにも関わらず、決め撃ちに対して打ち勝つ。他にも図々しいロックやPeek.

Empireを彷彿とさせる意味不明さを持っている。

同時にヴァルカメを使ったリテイクの強化や多彩な突き上げなども優れる。


経験不足が明らかに感じられるがそのまま勝ってしまうのは恐ろしい。