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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#105 VGIA vs EG - Six Major Raleigh 2019 - Group Stage - GroupC -

VGIA vs EG - Six Major Raleigh 2019 - Group Stage - groupC -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Evil Geniuses vs. Vodafone Giants – Raleigh Major 2019 – Group stage – Day Three




(感想)

VGIA vs EG


Map:ヴィラ(EG)、カフェ(VGIA)、クラブハウス



1Map目:ヴィラ(EG)

火花、エコー、VGIA ban
ドッケビ、ミラ、EG ban
EG攻撃スタート




EGは現地に圧力かけるまでの時間が遅かった。

GIAはクラッシュ用いて前めの勝負をしたり、下からの工事でカットしたり、逆ラッシュを決めたりと自分達のやりたいことを全てこなした。


EGは遊撃を処理しようという意識が見える。
GIAは相手の遊撃処理を察知して、とんどんCoverや前線形成がなされる。柔軟な動きで防衛ラインを作ってEGのやりたいことを阻止している。


EGは遊撃に構わずに現地を直攻め。

GIAはそういった攻めをされた際はかなり早めに真正面から戦うことが多い。
そういった真正面の勝負はEGの土台か。


EGは遊撃排除といい、詰めといい結構個人勝負だ。
plant時の走り込みも迂闊だったか。

GIA、ACEZマエストロの決め撃ちか強力だ。


EGはモンタを頼りに進行していくが、GIAは下からの突き上げや工事で対処している。

EGは明確な打開策を提示できていない。一方向からの無理押しで、ショットガンで待たれて勝てない。


EGはplant場所がどうなっているのだ?
クリアリングやCoverできる位置は?




GIAは平面攻めの様子を見せていて、途中で突き上げに移行している。クラシックホールや現地に圧力をかけられている。

EGのリテイク、南階段などGIAが居なくなった所に対するリテイクが良かった。狙ってやったのかは分からないが。


GIAは序盤から素早いエントリーと遊撃への勝負。リスクはあるが早すぎるので、EGは全く対応できていない。

GIAの強みだ。積極的に人数差を作っていく。目標の更新がされると、チームで勝負が移り変わっていく。


GIAのエントリーと必要な所を取っていく早さが素晴らしい。

GIAの天文に対するセットプレイは昔から強力だが、今回はスモークも入って進行の確実性が上がっている。

そのまま奥まで殲滅しきる動きも良いし、相手の裏からのリテイクをしっかり警戒できているのも良い。







2MAP目:カフェ(GIA)


ジャッカル 、ミラ、GIA ban
モンタ、クラッシュ、EG ban
GIA攻撃スタート



GIAは3階から選挙していく。

GIAはハッチを開けてキッチンにも突き下げ。
そのままハッチドロップで勝負を仕掛けた。

EGはハッチドロップで停滞する場所に左右から同時に勝負を行うことができた。



EGは籠って守っている。
GIAがフラグ抔うまく使って白階段をうまく潰した。

EGは無理に白廊下を進行していこうとするが、GIAのロックに負けていく。

GIAはいつの間にか白階段上がりもしている。目標設定が巧みだ。


EGはシガーラウンジで積極的に戦ったり飛び出したり、適切な勝負が出来ている。

GIAは冷蔵庫を開けてplantに入るかと思ったが、あえて殲滅に入った。

あの状況だと人数差でplantを阻止される可能性があるので、殲滅寄りの進行は悪くない判断だ。そしてその判断はEGの想定を越えた。


GIAは突き下げをするが、EGは広く展開して付き合わない。

GIAのハッチドロップ戦術は有用性が見えないままだ。

EGは時間がかかっているところにリテイクを決めていった。


EGは3階二人遊撃なのだが、VGIAは白階段のロックなどで確実に削っていく。孤立させていく。

その後もリテイクを行うことも出来ず、VGIAのセットプレイを真正面から受けるような形になった。

VGIAはロックとスモーク、フラグによる冷蔵庫排除。
EGはplant止めを真正面から行わざるを得ず、それは通用しない。

3階に関してはVGIAのメタ的な攻めが優秀だ。





VGIAの積極的な室外への勝負にEGは厳重に警戒している。

それによって人数を削っていった。
流石に人数が付きすぎると、時間は足らなくても攻撃側が勝っていく。


EGは時間がかかる。包囲するように冷凍庫にアプローチする姿勢を見せるが、VGIAは滞留に対して積極的にPeekしてカットを重ねていく。

EGのいる場所や動きが分かりやすい。


VGIAはシガーラウンジで積極的に戦う様子を見せながらも引いていく。

EGは射線管理ミス。
不利になって天窓ドロップと殲滅寄りの進行をしたが、VGIAが凌いだ。


EGの丁寧な3階制圧に対して、VGIAは逆ラッシュや途中上がりで前線を構築してきた。

EGはわりかし上手く凌いだが、最後の詰めの段階で2on2で時間も無いと、攻撃側が不利だ。





VGIA vs EG
総評するとすればEGの自滅に近い…ということになってしまうのかもしれない。
VGIAの良い所がたくさんあったのは間違いないが、それ以上にEGのミスや失策が目立っていた印象だ。

丁寧に時間をかける割りには成果が得られていないことも多いし、VGIAの特性を理解出来ていたとも言いがたい。




VGIAは独自の意図を持った動きが所々で光った。
自分達の決めた目標/地点に対して殲滅を仕掛けに行く動き、チームのリソースの大半を使うような動きが攻防問わずに見える。

EGはRECに負けたりするのと同様に、VGIAの意図や意識を読めなかった。
VGIAはリスクのある戦術も多かったが、EGは対応出来ない。