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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#126 GUTS vs USG - PL Season10 - JP - Day12 -

GUTS vs USG - PL Season10 - JP - Day12 -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。


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※00:00:00〜(時間指定済み)
(後ほど、動画を張り付けします)



(感想)

GUTS vs USG


Map:クラブハウス


カピタオ、ミラ、GUTS ban
マーベリック、エコー、USG ban
USG攻撃スタート



1ラウンド目、地下防衛
USGは洞窟で1カット。かなり大きい。

正攻法な攻めよりも、青部屋からの予備動作の無い半ラッシュな武器庫攻めによって殲滅的に人数有利を作ることができた。


2ラウンド目、地下防衛
GUTSは同じ防衛に見せて、前線が一段階上がっている。

早めから勝負したり、ニトロを投げ込んだり。
青部屋からのプッシュにも、もちろん用意がされている。


3ラウンド目、金庫防衛
USGはバリケードによってコンカッションによる餅つき妨害に失敗している。

それによって改装現場からの詰めに切り替え、さらにその後、ガレージや金庫階段からの包囲に切り替えた。

素早い切り替えの連続でGUTSの集中の的を絞れさせない。


4ラウンド目、金庫防衛
USGは割りたいところを割って、GUTSの固く守る守りを崩壊させる。

それによってGUTSの1の動きによるリテイクも間に合わない。

今回は手順を踏んでいけた。詰めの甘いところはあるが。


5ラウンド目、地下防衛
USGはチームでタイミングを合わせてられている。

洞窟と青部屋を同時に詰め、メイン廊下からの進行もある。

GUTSに対応を絞らせないことに成功している。


6ラウンド目、地下防衛
GUTSは2階遊撃を出す形に変わっている。
USGは対処しようとして失敗。

その後のUSGの判断が良い。
遊撃を無視して早めに青部屋ラッシュ。

結果的にはGUTSがこらえたが、ひっくり返る可能性を秘めた選択だった。





GUTS攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
USGは最初から2階遊撃を入れている。

ハッチの餅つき等で有利を得るが、青部屋で負けてから崩壊が始まった。

細かい報告や相手の進行に対する判断に経験不足が見える。


8ラウンド目、地下防衛
USG遊撃をGUTSは放置して、洞窟と青部屋から詰める形。

特にGUTSは洞窟を三人がかりで取るという珍しい形。

Kemicalヴィジルのリテイクが最後まで刺さり続けた。
キッチンリテイク失敗後の引き、そしてその後のハッチドロップに対する再リテイクが素晴らしい立ち回り。


9ラウンド目、金庫防衛
GUTSは開けたいところを開けるが、時間の浪費が大きい。

突き上げを空かせている点などは良いが、最後の詰めのプランニングが遅れている。

雑になったところに逆に詰められたりして、さらに雑になる。

最近、GUTSの特徴であったタイミング合わせの上手さが失われている。




USGマッチポイント
10ラウンド目、ベッド防衛
GUTSは変わらず時間がかかる。
最初に1カットできていたのが大きかった。


11ラウンド目、地下防衛
GUTSはKemicalヴィジルのリテイクに厳重に対策が施されている。
ロックが激しい。

GUTSの洞窟進行のガジェットの使い方と詰め方が良い感じだ。


12ラウンド目、地下防衛
GUTSはさらに洞窟の人数を増やす。
ショットガンが待っていたので、そこの細かい勝敗によっては勝っていたのはUSGだっただろう。

その後のUSGのデスはミスに近いか。









2MAP目:カフェ

ノマド、ミラ、GUTS ban
カピタオ、エコー、USG ban
USG攻撃スタート


1ラウンド目、3階防衛
USGは屋上からカットを重ねていく。

GUTSは強気に勝負している?

人数不利を覆す勝負もGUTSは勝ちきれなかったか?


2ラウンド目、3階防衛
GUTSは屋上への勝負をやめている。

ペストやシガーラウンジのイーヴィルアイで、ドローンを大量に壊すことに成功している。
それは大きい。

餅つきも成功してGUTS有利。

USGの瞬間的なリスク判断が早いのが素晴らしい。通しきれはしなかったが、不意は突けている。勝つ可能性を産み出せている。


3ラウンド目、読書防衛
USGは前後からカクテルラウンジを挟み込み、フラグなどで確実に人数差を作っていく。

GUTSの不利を覆す飛び出しにも対応できている。

JJマエストロの一か八かのハイドに3カットされたりと、やはりまだ危なっかしい部分は見えるが、連携は良いだろう。


4ラウンド目、読書防衛
USGは室内でも積極的にIQを回せている。相手に情報を与えない意識が良い。

孤立したり、単独勝負を仕掛けてきたGUTS防衛をUSGはしっかりと処理できている。

最後の詰めは甘いが、なんとか勝ちきった。


5ラウンド目、1階防衛
GUTSは心拍センサーを活かして相手の進行を把握して、3階遊撃などで対処。

USGは孤立遊撃を倒すのは上手いが、時間はかかかった。

人数有利を得ても、ドローンを回す時間が無く、GUTSの強気な位置取りを許してしまった。

最後の段階で無理に包囲する必要はあるのか?


6ラウンド目、3階防衛
序盤の遊撃排除はUSGが優位を取るのだが、終盤の詰めではGUTSが打ち勝つことが多い。

これはGUTSの連携は判断が良いのはあるが、USGの経験不足があるだろう。

瞬間的なチームのタイミング合わせでGUTSの意識を絞らせないのは良かった。




GUTS攻撃スタート
7ラウンド目、3階防衛
USGのシガーショップの前線構築に対して、GUTSの突破は結構力業だ。

途中のkohk1イエーガーの勝負は必要だったのだろうか。
もったいない感じのラウンドだ。


8ラウンド目、3階防衛
USGの前線構築にGUTSは既に慣れている。対応が組み立てられている。

シガーラウンジでの勝負はGUTSが勝っていったが、USGはシガーラウンジのブラックアイを使って多数のリテイクや撃ち合いに勝っていった。


9ラウンド目、1階防衛
USGは2階を捨てている。

GUTSは多数の仕込みドローンでリテイク警戒を行っている。

GUTSは珍しく、チーム全体の詰めよりもスピード感のあるハッチドロップを見せている。

新しい形にUSGとしても判断に迷ったか?


10ラウンド目、1階防衛
USGはブラックアイを味方が見ながら仕込みニトロで突き上げ。良い連携だ。

GUTSは1階攻めに関しては大量の仕込みドローンで情報を取得し、目標を明確にさせていく。

GUTSは行うべき目標が明確なら大きな力を発揮するので、籠った防衛スタイルはキツい。

しかし、カフェでは仕方ない。
だからカフェのGUTSは強いのだ。



GUTSマッチポイント
11ラウンド目、3階防衛
USGはシガーラウンジで2分以上時間を稼ぐ。

GUTSはそれを受けて、E側からの攻めに切り替えた。
USGはその予測が足りなかったか。

ここでも経験不足が見えているか。










GUTS vs USG
USGはチームの目的共有、根幹の意思が統一され、チームとして大きく進化している。

強豪GUTSに対しても、序盤に有利を作る展開が多発した。

しかし、終盤や最後の詰めの段階でひっくり返させることも多い。

逆に言うと、ミスが多くともGUTSを追い詰められるチームになったということだ。






USGはチームのタイミング合わせとその際の"1の動きの"の使い方、瞬間的なリスク選択、遊撃排除連携、情報ガジェットを使った集団リテイクなど、多くの良点を並べ立てることが出来るだろう。

タイミング感は、GUTSの意識を絞らせない。

ミスが多い状態でこれなら、改善されたらどこまで行くのか。





GUTSは先日のLamy(現YGL)戦でも見えていたが、圧倒的な強みであった「タイミングを合わせたラッシュ的な詰め」が弱まっている印象も。

その分、瞬間的な戦術変更や個人の突出によって勝つこともある。
それは今回のカフェにおける勝利で示した。

今のところは良い/悪いどちらとも言えない変化だ。