シージ試合雑感想#133 Secret vs ORGLESS - CL Season10 - EU -Day2 -
Secret vs ORGLESS - CL Season10 - EU - Day 2-
※注意事項※
・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
・Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。
https://www.twitch.tv/videos/489692017?t=02h16m24s
(感想)
Secret vs ORGLESS
Map:ヴィラ
カピタオ、エコー、Secret ban
マーベリック、ミラ、ORGLESS ban
Secret攻撃スタート
1ラウンド目、リビング防衛
ORGLESSはいきなりリビング防衛。
対してSecretの2階を包囲する早さがとんでもない。
2分を切る前には勝負が始まっていて、2カットして2階を制圧することに成功している。
あとは現地で耐える人員だけになって、突き下げや包囲に抗い切れない。
仮に遊撃でなんとかしようにも、LeonGidsノックがいい感じに忍び込めていたので難しかったかもしれない。
2ラウンド目、飛行展示防衛
スニークカットを狙っていたLeonGidsノックがカットされる。
meepeYがIQを使っていたりとSecretは役割をいろいろと試しているのだろうか。
Secretは1の動きの勝負で負け続けた?
うまく飛び出しを決められてしまって一人ずつ人数が削られてしまった。
3ラウンド目、彫像展示防衛
SecretはLeonGidsノックが非常にリスキーな行動を試し続けている。
今回のラウンドはぶっ刺さって2カット。一気に現地に攻め入ることに成功した。
思ったよりORGLESSの位置が別のところにあったのか、現地を取った後の細かいPlantアプローチでリテイクを多数許してしまった。
なかなか慣れない状況変化が急激に起こったので、しかたなくはあるのかもしれない。
4ラウンド目、キッチン防衛
LeonGidsの動きは変わらない。もしかしたらFerralも地下からエントリーしたのかもしれない。
かなりスニークエントリーからの奇襲を重視したような攻撃だ。
2階のブリチャ起動と同時に現地にラッシュ的に詰めたのか。
タイミング感は良かったが、ORGLESSの地下の対処など、理解が進んでしまっている。
5ラウンド目、飛行展示防衛
Secretは逆棟から詰めて、一枚補強の餅つき?をフラグで飛ばす。
S階段を半分無視するように現地に詰めてPlantする思い切りの良さは個人的には好印象。
しかし、暖炉からのリテイクを防ぎきれない位置になってしまうのが仕方ないところだ。
最後はFonkers火花のあえて前に出る立ち回りが良かった。
6ラウンド目、飛行展示防衛
Secretは逆棟からの人とライブドローンの連携による詰めが早く、そして確実だ。
しかし、ORGLESSの強気な位置取りを咎められないことも多いか。
ドローンを壊された後の引きを読んだ強気な進行も多いので、それを逆手に取られているかもしれない。
おそらくは前のラウンドと同じようにフラグで餅つきを防止しながら一枚補強を割りたかったのだろうが、その割にはフラグ持ちのLeonGidsがフラッガーとして詰めていく。
負けた時の取返しが計算されていないようにも見える。
ORGLESS攻撃スタート
7ラウンド目、彫像展示防衛
Secretの前過ぎる位置取りはフラグでイージーカットされる。
ORGLESSの1の動きも倒しきれず、人数不利を背負ってタイミングを合わせたリテイクを行った?が、ロックに処されていった。
8ラウンド目、キッチン防衛
ORGLESSは早めに2階を取って突き下げするが、それによって優位を取り切れない。
現地で動き回るSecretをとらえ切れない。
ORGLESSの勝負も、現地に圧力を与えきれない状況で行われているので捌くことができる。
とはいえ、ORGLESS側のミスとも言えるラウンドで、Secretは優位を作れていたわけでは無い。
9ラウンド目、飛行展示防衛
カットするシーンが良く見えなかったので分からないが、ORGLESSはSecretの前線を引き上げた階段防衛を突破できなかったのか。
自分達がやる戦術をやり返されて勝てないチームは案外多い。
10ラウンド目、彫像展示防衛
ORGLESSははフラグでのカットが非常に多い。
その前段階の準備が優れているのだろうか。
Secretは何か対策をするというよりは真正面から受け止めようという形で、ORGLESSのチーム連携、チームで息を合わせた詰めに対応しきれなかった。
ORGLESSマッチポイント
11ラウンド目、彫像展示防衛
ORGLESSがベッドから正攻法に攻めてきているので仕方なくはあるのかもしれないが、Secretは真正面から受け止める形だ。
地下にリテイク用の遊撃もいたりはするが、戦術ではORGLESSの方が勝っていそうな感じだ。
今回のラウンドはElmzjeマエストロが真正面から撃ち勝ち続けて勝利した。
12ラウンド目、飛行展示防衛
ORGLESSは先ほどは一人ずつげ図られてしまったS階段防衛に対して、チームで息を合わせることで突破を図った。
Ferralの見る方向が適切だったのもあって、逆にSecretが有利を作る。
Secret攻撃は奇策寄りな攻めばっかりだし、対するORGLESSは正攻法の固い攻めばかりだしで、対照的な戦いが展開されたマップだった。
2Map目:カフェ
カピタオ、エコー、Secret ban
火花、ミラ、ORGLESS ban
Secret攻撃スタート
1ラウンド目、3階防衛
Secretはフラグで1カットしてから、シガーラウンジにエントリーしたLeonGidsが次々と抜いていった。
エントリーフラッガーとしての本領が発揮されている。
とはいえ、勝ったからいいものの負けていたらCoverが入れられない勝負ばかりだったが。
2ラウンド目、3階防衛
Secretの攻めはかなりLeonGids頼りになってしまっているが、その突破力は恐ろしい。
Secretはタイミングを合わせたチームの詰めが特徴的だろうが、今回はそうでもない感じだ。
理解力と対応力、瞬間的な情報共有力のある相手だと、勝負タイミングを読まれてしまうことに繋がってしまっていたので、何かしらの変化を求めてのことなのかもしれない。
3on1になってからは危ない展開が続いた。
3ラウンド目、1階防衛
Secretは思い切った3階からのドロップによる単独2階遊撃排除が行われたりしている。
ただ、イマイチ相手の位置は追い切れていない印象もある。
ORGLESSが昔からある単独でのリスクの大きい位置取りに対処できていない印象は強い。
包囲処理できているときもあるが、単独での勝負になってしまっている場面もあり。
4ラウンド目、読書防衛
LeonGidsバックの奇襲スニークインがぶっ刺さっている。
ORGLESSはまったく気づけずにイージーカットを取られ続けた。
ORGLESSは既に現地が制圧されきっているのか、それとも対応のためにローテーションするところを狙われているのか、判断が難しかったのかもしれない。
5ラウンド目、読書防衛
Secretは白階段をラペリングロックするに留めて、掘削や列車を制圧しに行っている。
ORGLESSとしてもその動きは察知できたのではないかと思うのだが、それに合わせて陣形を変えるような動きは見られない。
最終的にはSecretの少人数での連携、相手のいる位置への予測力が勝ったか。
6ラウンド目、1階防衛
Secretは正攻法に攻めるのではなく、裏からの奇襲や正面からの強行突破によって人数差を作っていく。
1階防衛はベーカリー補強が開いてしまうときついのはあるが、Secretが一方的に撃ちかっていくのはORGLESS側のミスもあるのだろうか。
単純にORGLESSが得意とする強気な位置取りが難しく、個性が発揮できないのか。
ORGLESS攻撃スタート
7ラウンド目、読書防衛
ORGLESSは1分40秒の頃には列車に入り込んで暖炉にアプローチ。イージーカットに成功。
3階に対するリテイクも処理して優位を作る。
しかし、暖炉設置はSecretの工事によって不可能で、それから読書を割ったりする必要性が生じた。
結果、時間がかかって詰めが雑になり、勝負タイミングを読まれ、meepeYのクラッチ。
8ラウンド目、3階防衛
ORGLESSは詰めの段階が整え切れていない感じだ。
結構危ない体の出し方、Peekの仕方も多いし、正攻法の位置取りを突破できるわけでもなく、Coverが入れられるわけでもない。
Secret vs ORGLESS
奇襲や奇策に寄った攻めを繰り返すSecretと固く正攻法の攻めを繰り返すORGLESS.
攻守交代で対照的な試合が展開された。
撃ち合いはSecret > ORGLESSと言えるか。
カフェではORGLESSの熟練度の低さ、及びチーム特性とマップの相性が勝敗に影響した印象。
SecretはやたらとLeonGidsの単独行動、奇襲が目立った。
これに対する予想は2つ。
1つはORGLESSの防衛特性への対策。
ORGLESSは、昔から単独でもリスクのある位置取りで待つ傾向がある。
その分、現地が薄くなることも多い。
実際に、現地への奇襲が刺さるシーンは複数回見られた。
もう1つは自らの攻めに変化を求めて。
Secretはタイミングを合わせたラッシュ的な攻めが特徴。
しかし、相手が強くなってくると「単にタイミングが分かりやすいだけ」にもなりかねない。
それに対するアクセントとしての試行錯誤?
ORGLESSは部分的に甘さが見え、CLを勝ち上がる未来は見えない。