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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#132 TSM vs DZ - PL Season10 - NA - 後半 -

TSM vs DZ - PL Season10 - NA - 後半 -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



TSM vs. DarkZero Esports - Clubhouse - Rainbow Six Pro League - Season X - NA




(感想)

TSM vs DZ


Map:クラブハウス

ヴァル、ジャッカル、TSM ban
テルミ、ミラ、DZ ban
TSM攻撃スタート



1ラウンド目、地下防衛
DZはキャッスルを使った1階防衛。最近クラブでけっこう流行っている。

TSMはキッチンを工事したりして通常通り攻めていると見せかけながら、洞窟から早めにエントリーしてPlantに入ったりしている。

面白い選択だ。1階に多くの遊撃が居る状況では有用な判断だろう。
隠密性を優先して少人数で詰めたのが結果としては悪い方向に。


2ラウンド目、ベッド防衛
TSMはBeauloの力もあって金庫を正面から突破し、遠慮のない火矢使用による物流潰しもいいだろう。

しかし背後の警戒はあまり強くなかったため、リテイクが刺さりに刺さってしまった。
少しもったいない。


3ラウンド目、金庫防衛
DZは数人で同じ方向にリスキル。
TSMが複数方向から沸いていたので引きロックを素早く入れることができた。

決め撃ちか無駄Peekかは分からないが、TSMは人数有利を失ってしまっている。

TSMのタイミング合わせは良いのだが、DZ側もTSMがチームで攻めてくるだろうことは予測ができているようだ。


4ラウンド目、地下防衛
今回のTSMはかなり成功法に攻めている。

DZはインパクト餅つきによってバイクハッチが開かなくなり、DZはそれを利用して地下を広く利用した。

TSMは狭く攻めたことが裏目に出ている。相手の攻めに合わせたDZの反抗や情報共有が素晴らしい。


5ラウンド目、ベッド防衛
DZは早めに勝負を仕掛けた?

TSMはカットが発生したのに合わせてか金庫に詰めよっている。

DZが積極的に動くのをローテーションロックで咎められたか?
部分的には危ういところがあるが、TSMの勝利。


6ラウンド目、金庫防衛
DZの対応が良いのはあるが、TSMは戦術がPlantに寄りすぎた強引さがある。

戦術的に優れたDZには安易なPlantは通用しない。
DZは階段などを使った強襲にもしっかり警戒出来ている。





DZ攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
DZは自分たちがやるバー遊撃に対してしっかりと突き下げが作れている。
やり返された際の対応が構築できているのは大きい。

火矢を使った確実な青部屋潰しもしっかりしているし、同時の中央廊下を2人で進行する動きも警戒していないと対応はしにくい。

TSMはチームで対応しようとする傾向があるため、青部屋に意識が向いた可能性はある。


8ラウンド目、金庫防衛
TSMは遊撃を放置して、明確にどう対応するかが定まっていない感じだったが、DZは積極的に潰しに行く、囲みに行っている。

引きロックによる包囲もしっかりと成立して単独遊撃は容易に逃げられない。

NAにおいてはドローンを壊しながら引いていく遊撃というのは非常に多い。(NAに限ったことではないが。)

それへの対応が出来ているとも言えるだろう。

TSMもDZも火矢の使い方が上手いが、DZが一枚上手か?
しかし、DZのガレージ詰めが火矢の使用などによってはっきりしたので、TSMは前めに位置取ってDZのごり押しを許さなかった。

最初のリスキルが効いた。


9ラウンド目、地下防衛
DZは仕込みドローンによってかなりの情報を取得できているが、作戦を組み立てる前に人数を削られた。

ダメ押しとして持ってきたブリッツが早々にカットされてしまったのは大きい。

TSMはDZの火矢を使った青部屋潰しが強力なので、それに付き合わないような位置取りで予想を超えた。


10ラウンド目、ベッド防衛
TSMの対応は序盤での強引な撃ち合いに頼りがちだ。

実際にDZの人数を序盤で削ることができたラウンドは勝利できているので、間違った選択でもないが、一辺倒な感じもあってDZ側の予測範囲内に収まってしまっている。

戦術で勝てないとどうしてもそういった状況には陥りやすい。












TSM vs DZ
戦術の質の差、遊撃処理に対するスタンスなどが勝敗を分けたか。

TSMはいまだにメンバーが安定しないので仕方ないことではあるが、明らかにDZの方がメタで勝っていた。

TSMも火矢と人の連携など良い面は見られたが、全体的には力業に寄ってしまった。
戦術で勝てないとそうなってしまう。





TSMは遊撃を放置して、かつリテイクへの対応は場当たりだったが、DZはチームで包囲して処理しようという意思が見えた。

ドローンを壊しながら引いていく遊撃は多用される。
それに対する回答を示せているのは大きい。

自分達が行った戦術をやり返された時の対応も良い。(地下守りの際のバー防衛)





TSMはバー防衛に対して洞窟からスニークエントリーするなど、リスクはあるが有効な選択は出来ている。

しかし、DZのミスを期待するようなPlantアプローチも多かったか?

DZはマップ状況を的確に利用した前線の上げ下げ、青部屋潰しと同時の中央廊下進行、急変する状況での情報共有など良い面は多い。