シージ試合雑感想#134 G2 vs GiFu - PL Season10 - EU - 後半 -
G2 vs GiFu - PL Season10 - EU - 後半 -
※注意事項※
・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
・Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。
G2 Esports vs. GiFu eSports - Kafe - Rainbow Six Pro League - Season X - EU
(感想)
G2 vs GiFu
Map:カフェ
スレッジ、マエストロ、G2 ban
ライオン、ヴァル、GiFu ban
G2攻撃スタート
1ラウンド目、3階防衛
G2は最初のカットは分からないが、ライブドローンと2階遊撃への対処、次の突き下げの移行、現地へのプッシュ。
作戦が次段階に行くチームの切り替えの早さがとんでもない。素晴らしい速さだ。
2ラウンド目、3階防衛
G2は引きロックなど射線の敷き方がうまい。相手に対応の使用のない射線管理ができている。
今回はGiFuが室外にも積極的に戦ったのもあって勝利。
G2は仕込みドローンやFabianの頻繁なローテーションによる射線かく乱がすごく良い。
3ラウンド目、読書防衛
G2はどこに敵がいて、誰がどこをロックして誰がドローンを回し、次の段階に進むときに誰が抑えのロックを入れるか。
そういったことがあまりにも適切だ。隙が無い。
4ラウンド目、1階防衛
G2のドローンを使った追い込みと複数人での囲い込みがすさまじい。
単独リテイクで抗うことは不可能なレベルに達している。
ドローンと人の距離感が素晴らしい。
5ラウンド目、3階防衛
G2はUUNOの突破力も生かせている感じだ。
GiFuは積極的に前に戦い続ける選択肢しか持ち得ていないようにも見える。
それでもチームで飛び出しと合わせて勝負したりはできているし、そもそも根本の撃ち合いが強い。
6ラウンド目、1階防衛
G2は2階を取って突き下げもするが、手荷物預かり所への圧力をかけていない状態でPlantに入ったので、そちらの射線から対応されている。
その後はセカンドトライのPlantの際に連携が崩れている感じがあった。(ディフューザーに群がってしまっている。)
ただ、GiFuのPlantに対する対応は優れていたのは間違いない。
GiFu攻撃スタート
7ラウンド目、3階防衛
G2はミラもあるのに、シガーラウンジ、屋上ハッチドロップ下まで前線を押し上げている。
自らシガーラウンジを開けることで相手のエントリーを咎めやすくするMap構築で、以前のG2ならFinalまで隠していたであろう戦法だ。
また新しいメタになりそうなものを開発してきているのはさすがだ。
8ラウンド目、読書防衛
ミラ、展開シールドも使ったG2の3階防衛占拠をあきらめ、GiFuは2階に直接詰める選択。
撃ち合いと人数で無理矢理押し切り、最後の1on1も好判断で勝ち切った。
9ラウンド目、1階防衛
G2の防衛をSHA77Eが真正面から打ち抜いていった。
G2は人数不利を背負って強気にPeekするしかなかったのか?
10ラウンド目、3階防衛
G2の前めな防衛に対して、GiFuは警戒はできているが対策が構築できているとはいえない。
ドローンも回り切らず、引きロックも整いきらず。G2が引きの判断をしたら分からなかったが。
11ラウンド目、読書防衛
GiFuはラペリングの強制エントリーも含めたカクテルラウンジへのチームでの詰め。
強引ではあるが、チームで息を合わせられている良い詰めだ。
しかし、慌てずG2が対応した。
カクテルラウンジを守る人員の見る場所、Peekしない判断がかなり有効に働いた。
G2マッチポイント
12ラウンド目、1階防衛
G2が勝負したいところ、勝負したい射線に対してGiFuの理解も大きい。
不利な射線を逆に利用して優位を作っていく。
チームでの詰めやCoverもできているし、チームとしてはかなり向上していると言えるのではないだろうか。(狭いカフェというのはあるが。)
G2 vs GiFu
G2は攻撃での完璧な役割分担、防衛での新しいメタになりそうな戦術など優れたところを数多く見せた。
思惑通りに進まない時の修正という点ではまだまだな点はあるが、チームは確実に引き締まってきている。
対するGiFuはチーム連携が確実に向上しており、細かい論理判断も高まっている。
G2はドローンと人の距離感による包囲遊撃排除、ロックの担当配分による確実な引きロック、作戦が次の段階に進む際の布陣再構築の早さ、布陣を変化させながらも適切に抑えが配置される役割分担。
自分たちのペースで状況を進めている間は美しい攻めを展開した。
単独遊撃やリテイクは不可能なレベル。
GiFuは特に防衛で個人技依存が未だに高い。
とはいえ、味方に合わせたチーム勝負などが見られるようになっており、元来の撃ち合い強さと相まって存在感を増してきている。
今の彼らはプロチームに拾われる価値があるし、前半のようなCL落ちも致しかたないチームでは無い。
これは言い過ぎだろうか?