猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

MENU

シージ試合雑感想#135 GIANTS vs Chaos - PL Season10 - EU - 後半 -

GIANTS vs Chaos - PL Season10 - EU - 後半 -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Chaos vs. Giants Gaming - Consulate - Rainbow Six Pro League - Season X - EU



(感想)

GIANTS vs Chaos


Map:領事館
カピタオ、ミュート、GIANTS ban
火花、ヴァル、Chaos ban
Chaos攻撃スタート


1ラウンド目、1階防衛
Chaosは会議からビザ、地下までマップに広くアプローチしている。

地下をさっさと制圧して、ロビーに素早くエントリーしてのPlantを行った。
リスクは高いが、GIANTSは全く気づけない。

良いリスクの取り方だ。


2ラウンド目、ロビー防衛
Chaosは多方向からのラペリングによってGIANTSの矛先を絞らせないことに成功している。

Chaosは個人でもガンガン行動できるのが強みだが、今まではそれがチームとしてバラバラになっていることも多かった。

今は一つの目的のもとに動けているように見える。
そうすると、単独行動の多さはMapに広くアプローチできるという強みに変化する。


3ラウンド目、地下防衛
Chaosはガレージ割りと同時のラッシュ。
GIANTSも反応は遅れ気味だが、開幕のニトロで一人飛ばせたのが大きかったのかもしれない。

そういった攻め方は評価点だが、まだこなれない部分はあるか。
ミラがある状況ではなかなか難しい攻めにはなる。


4ラウンド目、2階防衛
GIANTSは妖怪を使って管理事務から市晩期に向けて積極的な勝負を行っている。

Chaosも負けじと撃ち返して優位はどちらともいえない状況に。

最終的にはガスグレと妖怪が残っている状況でPlant選択したChaosのミスとも言える…が、妖怪がある以上は強気の殲滅も難しい。

領事館2階においては本当に妖怪が厄介だ。


5ラウンド目、ロビー防衛
Chaosは仕込みドローンよって地下からのリテイクに気付き、無理にカットを狙いに行くのではなく床抜きをすることで圧力を与えている。
それはそれでいい判断だろう。

GIANTSはタイミングを合わせつつ、正面玄関外に勝負しに行ったが、Chaosの対応が上手だった。
よく捌いたものだ。


6ラウンド目、地下防衛
Chaosはサーバーに素早くエントリーして裏攻め。

裏で停滞、ロックする時間がなかなか長い。
それによってGIANTS側も備えができてしまっている。

Chaos側としては早めのリテイクを咎めていく予定だったのかもしれないが、GIANTSはその選択を取らなかった。





GIANTS攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
GIANTSは裏や側面にロックを入れるような形で2階遊撃を次々と処理していく。

領事館は防衛が相手の攻めに合わせてローテーションすることが多いMapなので、有効な戦法だ。
飛び出されたりするときついの戦法ではあるが、このラウンドではかなり刺さっている。

Chaosの真正面からのリテイクもねじ伏せてそのまま人数有利を活かしきった。


8ラウンド目、2階防衛
GIANTSは地下に遊撃がいるとなると、すごい勢いで詰めていって排除している。
瞬間的なチームの連携、判断の早さと統一がしっかりしている。

GIANTSはMapを包囲するような射線の敷き方で優位を作っていく。
Chaosも同じことをやっていたが、より防衛として巧みなのがGIANTSだということがわかるラウンドだ。

不利を背負った後のラペリングとの撃ち合いではChaosが勝っていったが、ギリギリのところで勝ち切れず。


9ラウンド目、ロビー防衛
GIANTSはライオンやドッケビを使った勝負が早い。

エントリーできるところからさっさと入ってしまって、Chaosの予想を超えてくる。

個人で行けそうな場所はPeekしていくリスクの高さはあるが、予測はしにくいだろう。

Chaosの遊撃志向も影響して優位を取られる一方だ。


10ラウンド目、2階防衛
GIANTSはヘイト誘導や意識を突いた進行、攻勢が上手いのだろう。

Chaosが対応の焦点を絞る前にぐいぐいと進行していって、気が付いた時には状況が大きく変わっているのは視聴者もChaosも同じだ。

どうやってその判断を下しているのか定かではないが、Chaos防衛はまったく予想の突かないラウンドが続いたのかもしれない。(射線管理の問題も大きそうだが。)













GIANTS vs Chaos
領事館2階の攻めは両者とも同じような戦術を使っていたが、それに対する防衛の熟練度で差がついた。

GIANTSのロックが上手であったのは事実だが、Chaos側の射線管理ミスも見えた。

2階全体を包囲するようなその攻めは特に新しいものではないが、G2もやっていたしEUで流行っている?





最近のChaosは負け続きなので弱くなったのかと思ったが、そうではなさそうだ。

攻撃は明確に改善されている。

前は個人ごとの勝負ばかり。チームで目的を統一できていない印象も強かったが、今は個人行動の多さはそのままに目標意識が高まっているように見える。

それでも勝てないのがEUだ。





GIANTSの弱点といったらメタ弱さの印象だが、この試合だけ見ると改善されている気がする。

魔境EUでは弱点が露呈すると、寄ってたかって突かれてしまう。そうするとG2ですらFinal進出を逃す。
そういった環境において1位を独走できているのは伊達では無い。

他地域チームにも発揮できるかが問題だ。