猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#76 Chaos vs GiFu - PL Season10 - EU -Day6 -

Chaos vs GiFu - PL Season10 - EU - Day 6-

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



GiFu eSports vs. Chaos – Consulate – Rainbow Six Pro League – Season X – EU



(感想)

Chaos vs GiFu


Map:領事館

ジャッカル、エコー、Chaos ban
ライオン、マエストロ、GiFu ban
GiFu攻撃スタート



1ラウンド目、ロビー防衛
ChaosはChaos定番のロビー防衛。もはや最近のChaosの潔さには好感が大きい。

Chaosは2階や地下など広く配置され、個々で動き回るのもいつも通り。

GiFuは遊撃に構わず現地を直攻めする英断。遊撃に個々で戦ったりするので危ないが、GiFuも撃ち合いの強さがあり、そしてピアノを取れているので人数差イーブンで展開が進む。

結果的には早めに削りあったお陰で、Chaosの強力なリテイクを予防することが出来た。


2ラウンド目、地下防衛
Chaosは地下に籠って途中上がりする形。

GiFuは正攻法の範囲では決して弱いチームでは無い。Chaosの防衛は正攻法の範疇を出ず、リテイクはしっかりと警戒されている。

そうなると、Chaosは対策が無くなってplant止めを防げない。
Chaosの悪いところというか、目的・戦術がたまに見えないのはいつものことだ。


3ラウンド目、2階防衛
Chaosも単独行動たが、GiFuも結構単独行動を取り入れているので、1on1の勝負が頻繁に起こる試合だ。

Chaosはトイレ前から定番設置ポジに良いニトロを投げている。

GiFuは螺旋階段のケアが一切無かったのは謎だ。


4ラウンド目、地下防衛
SlebbenアッシュはChaos遊撃を真正面から打ち破っていく。Chaosの前提となる撃ち合いや飛び出しの強さがGiFu相手には生かされずらい。

Chaosは5on2の不利を背負って、拠点を完全に捨ててリテイクに来る判断など良かったが、及ばず。


5ラウンド目、地下防衛
Chaosは再び地下に籠って途中上がりでリテイクにいく形。

GiFuは厳重にロックしているものの、ロックが一つ足りなかった。裏の階段から登られる。

Chaosは螺旋階段リテイクのロックと撃ち合って、それが逃げていったとなると、追わずに平面リテイクや同様に3階にも上がるなど素晴らしい判断を見せた。

GiFuは対応しきれずにリテイク遊撃を逃し、それによって情報が混乱して他のリテイクも抑えられない。

そういう風に状況がグチャッとするとGiFuは前からひどく雑になる。


6ラウンド目、2階防衛
GiFuは1階でjiNSzkiが遊撃に勝つものの、それ以上のリテイクが1階に対して行われる。

GiFuは会議に複数人で入れたまでは良かったが、1階からの射線の意識がなかったか。

待ち合いまで潰すか、ロックしてplantかにした方が良かったのではないか。中途半端なアプローチに終わってしまった。





Chaos攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
GiFuも1階だったりに遊撃が居る。Chaosは特に構わずに会議を攻めている。

Chaosは素早い判断でplant.
GiFuは気づけていなかったか?
呆気なくplantを許した。あとはロックで片がつく。
それでも1on1まで持ち込んだ撃ち合いの強さは流石だ。


8ラウンド目、地下防衛
GiFu遊撃はChaosの単独行動が多いと見てか、ロビー入り口に対して2人で積極的に勝負に行っている。良い判断だ。

しかし、その後の遊撃はChaosの位置が把握できていないし、配慮も欠けているのか、イージーカットが続く。

それでも現地からハードピークして人数を持っていくのは流石すぎる。

Chaosはおそらくガレージにドローンが仕込んであって、それで2カットはしている。(テルミット決め撃ち、フラグ)


9ラウンド目、地下防衛
bounciスモークがヤバすぎる。
場所が完全にバレているのにSMG11でバシバシ抜いていく。Coverも封殺してさらに前に出てカット。
恐ろしい。やはり個人技は非常に高いチームだ。

10ラウンド目、ロビー防衛
GiFuは屋上天窓に勝負を仕掛けたり、テラスに勝負を仕掛けたり、とにかくハードに戦っている。

普段はChaosがそういうことをやる側なので、不思議な光景に見える。

もはや途中からは目茶苦茶リスクのある所で心拍センサーによるリアルタイムの報告を受けながら勝負している。
相手がChaosだからこそ出来ることかもしれない。


11ラウンド目、2階防衛
Chaosはリテイクや飛び出し、ハードピーク警戒か、ものすごい遠距離からテラスやロビー入り口をロックしたり、遊撃のローテートロックを配置している。

GiFuはそこに飛び込んでいってしまう形となった。

柔軟性に関してはChaosの方が上だと言えるだろう。




Chaosマッチポイント
12ラウンド目、地下防衛
Chaosは1階ピアノ、トイレを制圧するのに時間がかかりすぎた。

突き下げが不足しているところにGiFu遊撃がかなり図々しく居座って、引くことがなかった。
Chaosは引きをカットするつもりだったのかもしれないが、目算が外れただろう。








Chaos vs GiFu
別種のチームだが、個人技への依存が高いという点では共通しているチームどうしの試合。
ChaosもGiFuも単独行動が多く、撃ち合いが強いので、序盤から1on1の撃ち合いが続いた。

Chaosは撃ち合いの強さを生かしたスタイルだが、GiFuも個人技は高いので、優位性を確保できなかったか。





GiFuは戦術は細かいケアや配慮、意識が足りなかったりと、いつも通り勿体ない感じではあった。

しかし、個人技についてはChaosのリテイクや遊撃を多く潰し、優位を保てることも多かった。

単独行動が多いChaosに対して、複数人で連携して潰しに行く動きも見られた。
jiNSzkiが結構生き生きしている?




ChaosはG2をも苦しめたリテイクの判断と実行力が素晴らしい。
螺旋階段ロックと撃ち合っている間に、平面リテイクと階段途中上がりを同時に行ってGiFuを翻弄した。瞬間的な立ち回りが賢い。

しかし、リテイクを封じられると、どうしようも無い状態になることもあった。
攻撃の不安定さもいつも通り。