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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#139 DZ vs TR - PL Season10 - NA - 後半 -

DZ vs TR - PL Season10 - NA - 後半 -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



DarkZero Esports vs. Team Reciprocity - Kafe - Rainbow Six Pro League - Season X - NA



(感想)

DZ vs TR


Map:カフェ
ジャッカル、ミラ、DZ ban
サッチャー、エコー、TR ban
DZ攻撃スタート


1ラウンド目、3階防衛
TRはシガーラウンジをカイド餅つき。成功している。

DZはラペリングのPeekと同時のシガーショップ進行、Plantアプローチにおける味方同士の距離感、さすがのチーム連携を見せる。

チームプレイでは完全にDZが勝った。


2ラウンド目、3階防衛
TRは前線を室外まで広げた。
単独勝負ではあるが、戦術に寄ったDZのようなチームには有効な勝負だ。

Markカイドがシガーラウンジで一人で耐え、それに味方が援護するようにしてDZにチーム勝負をさせなかった。


3ラウンド目、1階防衛
DZは3階から丁寧に取っていくが、突き上げに入るまでが早い。

TRは現地多めで手荷物預かり所とVIPに入っている。

DZは早めの段階でハッチドロップから現地に攻め立てたか。
TR側がしっかりと撃ち勝って優位を作った。

最終的にはMint IQが浮いた形になったが、本体が制圧成功すれば遊撃を狩れたのだろう。
現地厚めだったのがマイナスに働いた。


4ラウンド目、読書防衛
TRは詰めたり引いたり階段を上がったりと遊撃の動きが不規則だ。

DZは位置が予測しきれていない。
ドローンを壊した人員は引いて、他のメンバーが待つようなスタイルで人数を削った。

DZの進行の早さが裏目に出たような形だ。


5ラウンド目、3階防衛
TRはシガーラウンジの同じ位置で耐えるような動きだ。

それに対して、DZは火矢やフラグを惜しみなく使って排除している。

Plantアプローチのチーム連携、真正面からの戦術のぶつかり合いになるとDZが遥かに上だ。
背後からのリテイクも完璧に読まれていて、TRは抗うことが難しい。


6ラウンド目、1階防衛
DZはクリアリング、工事効率、ともに早く的確だ。

DZのスモークの位置も巧みで、ハッチドロップからのPlantまで流れが非常に滑らかだ。

しかし、TRの無理にリテイクに行かない現地ハイド、現地だけでなく赤階段にも警戒する姿勢、現地攻めに対して2階が薄くなるだろうと判断しての単独リテイクなど、細かい選択の数々がDZの戦術を上回った・





REC攻撃スタート
7ラウンド目、1階防衛
DZは現地に固く籠るような防衛をしている。

TRはMAPに広くアプローチしてリテイクを警戒するような形だが、DZは籠ったままだった。

時間が無くなって、無理矢理詰めたが間に合わず。
DZの作戦勝ちかもしれない。TRはあまり戦術に優れるチームでは無いので、無理に早めに戦う必要が無いとの判断か。


8ラウンド目、3階防衛
DZはシガーショップにキャッスルを使って籠る形。

TRは完全に困っていて、時間を浪費している。
DZはそれが狙いで、早めに引いたり、TRの詰めに合わせてリテイクを仕掛けたりしている。

TRはそれを防げない。時間と戦術で負けていて脇が甘くなるを得ない。

TRの戦術弱さとDZの知略が完全に噛み合っている感じだ。


9ラウンド目、読書防衛
TRは3階を制圧するまでに2分以上かかっている。
完全にDZの狙い通りだろう。

DZの階段に対するクロスの敷き方も巧みだ。

しかし、DZは現地に人員がいなかったため、TRの強行エントリーを許した。
包囲リテイクによって勝利するつもりだったのかもしれないが、TRの警戒が上だった。

2カフェに厚みが足りない守り方ではないだろうか。(しょうがなくはあるが。)


10ラウンド目、1階防衛
DZは引き目の防衛で失敗したので、戦い方が変わった。
リスキルや室外へのニトロによって一気に優位を作った。

流石に5on3の人数差はひっくり返せない。

DZの戦いの幅が広い。さすがだ。
人数有利を作ってからのドントピークも良い判断だ。


11ラウンド目、3階防衛
画面に映らなかったのでよく分からなかったが、TRは階段の強襲と現地の詰めを同時に行ってDZの対応の的を絞らせなかった?

TR的には珍しいと言えてしまう戦術的な詰めか。

DZ的には階段が本命だと思ってしまったかもしれない。




TRマッチポイント
12ラウンド目、掘削防衛
DZはTRの3階詰めに対して単独リテイクを試みている。

2ラウンド前と似た感じで、早めの勝負を仕掛けているのだろう。

しかし、その動きは一度見せたものでもあるので、TR側も警戒ができている。

最終的には、やはりTRの詰めはギリギリになって、単純なハイドを防ぎきれない。
時間配分に問題がある。
















DZ vs TR
DZが勝てなかった理由を説明するのは難しい。
強いて言うなら「TRの細かい判断の数々」…ということになるのだろうか。

時間配分やチーム連携、効率的な工事手順など、戦術では100%勝っていたDZ.
しかし、先にマッチポイントを取ったのはTRだった。

DZの効率を逆に利用された所はあるか?





クリアリングの早さ、効率的な工事、TRに明確に刺さる時間稼ぎ、Plantアプローチの距離感と連携、防衛の幅、などなどDZの称賛すべき点は多い。

戦術的には世界最強レベルと言って良いかもしれない。

しかし、スモーク内ハイドなど、効率的で合理的な攻めをTRに逆利用される事態を招いたか。






また、TRはドローンを壊して引く動きと同時に引かない遊撃を配置することで、DZの索敵の早さを逆手に取っていた。

現地詰めの連携の厚さを逆手に取った途中上がりリテイク、包囲逆ラッシュを理解しての警戒など、TRの判断がマッチポイント先制を導いた。

ただ、戦術的手順の遅さは一切養護できない。