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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#138 GAINTS vs Vitality - PL Season10 - EU - 後半 -

GIANTS vs Vitality - PL Season10 - EU - 後半 -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Giants Gaming vs. Team Vitality - Kafe - Rainbow Six Pro League - Season X - EU



(感想)

GIANTS vs Vitality


Map:カフェ
ライオン、ミラ、GIANTS ban
テルミット、エコー、Vitality ban
GIANTS攻撃スタート


1ラウンド目、1階防衛
GIANTSは早めにVIP部屋に勝負を仕掛けたりしている。
実際それは成功するが、VitalityのCoverも早い。

その後、GIANTSは手荷物預かり所など複数個所に同時に勝負を仕掛けたが、Vitalityの周辺警戒が上手だった。

GIANTSの索敵の薄さが影響した?


2ラウンド目、読書防衛
Vitalityは3階の典型的な強ポジションではなく、少し奥めの場所に位置取ってGIANTSのスモークを無効化している。

カットを行ったら容易にハッチから引ける位置取りも巧みだ。

GIANTSは時間と人数が不足し、強引な攻めを行うしかない。

Vitalityは真正面からぶつかり合うようなMAPは得意で、対するGIANTSは奇襲的な攻めが行えないので不利なMAPだ。


3ラウンド目、3階防衛
GIANTSは時間をたっぷり使って、ハッチドロップとバーの詰めなど同時展開で状況を動かした。

3階における重要ポジションであるカクテルラウンジ、冷蔵庫どちらも制圧することができなかったので、Vitalityの対応も間に合ってしまう。

Vitality側の報告の早さも良い。


4ラウンド目、1階防衛
個人での強気な勝負はGIANTSの方が上手い印象はあるのだが、CoverはVitalityが上だ。

Vitalityも単独の勝負は見られるが、安全性の高い段階での勝負が多いか。

急激な方針転換によって現地を制圧したGIANTŞは流石といったところだが、詰めの部分は甘い。

最終局面での重要な1on1をVitalityが勝ち続けている。


5ラウンド目、読書防衛
GIANTSは1階からライブドローンに先導されながらスニークエントリーして1カット。
まさにGIANTSという攻め方だ。

GIANTSは索敵ミス?
あっけなく3カットされている。精神的にだいぶ参っているのかもしれない。

普段は優位に立っていることが多い分、窮地に弱い、メンタル弱さが出てくるのは相変わらずか?


6ラウンド目、3階防衛
ここに来てVitalityはダメ押しとばかりに室外に飛び出している。
今まで見せてこなかった2階ハッチからのPeekも使っている。

新しく見せる手札がGIANTSの精神的劣勢と合わさってぶっ刺さってしまっている。






Vitalityマッチポイント、攻撃スタート
7ラウンド目、読書防衛
Vitalityも1階からさっさとエントリーしてイージーカットを狙っている。
遊撃との勝負はGIANTSが完全に勝利した。

シガーラウンジを詰める際のVitalityの連携と相手のCoverに対する警戒が素晴らしい。

しかし、最終的にはGIANTS側のミスでラウンド敗北に終わった。
もったいないラウンドだ。

















GIANTS vs Vitality
GIANTSの完敗はカフェなら納得できる。
しかし、最終的にはメンタル負けにも感じた。

カフェでは意図を察しにくいGIANTS攻撃の良さが発揮されない。

同時にVitalityのような真正面のぶつかり合いを得意とするチームにとって、カフェは庭だ。
連携の高まりも圧勝を支えた。






ラウンド最終局面での1on1に勝ち続けたこと、元来の撃ち合いの強さ、それらはVitalityの勝利に影響した。

しかし真の注目点は、報告とCoverの早さ、チーム連携の高まりであるだろう。

特に7ラウンド目のシガーラウンジ殲滅連携は見事。
GIANTSのCoverを先読みしたチームアプローチになっている。







SSGやVitality、日本であればGUTSのようなチーム、戦術に忠実で連携と集団行動を重んじるチームはカフェを得意とする。

それは間違いない。

たが、劣勢に対するメンタル弱さ、戦術的なメタ弱さ、GIANTSの弱点が改めて浮き彫りになったと言える。

改善は進んでいるように見えるが、まだ足りないか。