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シージ試合雑感想#86 Confiance vs LFTN - ALIENWARE JAPAN LEAGUE SUMMER オンライン予選 - Day2 -

Confiance vs LFTN - ALIENWARE JAPAN LEAGUE SUMMER オンライン予選 - Day2 -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



レインボーシックス シージ ALIENWARE JAPAN LEAGUE SUMMER オンライン予選 Day2(実況:ともぞう 解説:ふり~だ)




(感想)

Confiance vs LFTN


Map:海岸線(LFTN)、ヴィラ(Confiance)、


1map目、海岸線(LFTN)

ノマド、エコー、Confiance ban
ブリッツ、ミラ、LFTN ban
Confiance攻撃スタート



1ラウンド目、キッチン防衛
LFTNはいきなり勝手口ラッシュ。
サンライズやオフィスからせきゅりてぃにも詰めている。

ラッシュ本体は壊滅するが、他の要員が別のところから攻めていることが幸いした。
ジャッカルの存在も大きい。


2ラウンド目、キッチン防衛
Confianceはブルーバーを展開シールドや補強と毒針などで守っている珍しい形。

LFTNはマップを広く制圧していっているぶん、単独行動も多く、Confianceの単独のリテイクを抑えきれていない。

LFTNはいつのまにか現地に入っていたり、人数が減ってからの思いきったキッチン窓エントリーなど良いが、Confianceがplant成立後の挟み込むような室外への勝負が良かった。


3ラウンド目、ダブルバー防衛
LFTNはチームでの思いきった攻勢が上手い印象だ。

勝負タイミングをチームとして合わせられている。クリアリングやマップ制圧の段階では個人行動も多いので、声かけがしっかりしているのだろう。


4ラウンド目、ダブルバー防衛
Confianceは先ほどキッチンが潰されたことを受けて、素早く引いていった。

LFTNは個人による行動とローテートカットが多いような形か。

ゆえに遊撃に勝負で負けることも多ければ、Confianceに位置を把握されにくいので、引きロックなどで狩れてもいる。

Confianceのplantアプローチはニトロ持ちがいたら崩壊するような攻めだったので、下策だったかもしれない。


5ラウンド目、キッチン防衛
ConfianceはLFTNの局地的な殲滅を嫌ったのか、1階でCoversが出来るような形か?
単独遊撃のイエーガー以外はどちらかと言うと狭めに守っている。

Confianceの遊撃は情報というよりはセンスなのか、いい働きをしている。
LFTNは勝負所まで単独行動なのでよく刺さっている。

Confianceは現地ラッシュなども警戒しているのか、現地にヴァルカメがあったが、LFTNの現地を挟むような選択が効を奏した。


6ラウンド目、キッチン防衛
Confianceは2階を捨てて、突き下げに対して現地は守り、おおよその遊撃の位置も同じ。

LFTNは警戒がしやすかっただろう。
Peekして勝っていった。


7ラウンド目、ダブルバー防衛
LFTNは柔軟に移動してConfianceを翻弄できているか。

海岸線では必要な動きだ。
相手の進行に合わせて状況を動かした。


8ラウンド目、フッカー防衛
Confianceは逆棟から丁寧に制圧していく。40秒までかかっている。

LFTNは1階のオフィスなど、1階に多くの人員が割かれている。

Confianceは1階にほぼ構わずplantを成立させたか。

LFTNはアクアリウム外のラペロックのカットに対して、オフィスからの飛び出しによるCoverやplant成立後の冷静なニトロ突き上げなど上手い。

キッチンの抑え、遊撃ロックをしているIQに対する複数人での処理も巧みだ。

Confianceは狭い範囲しか取ってなかったので、plant後に居れる場所が限られた。




LFTNマッチポイント
9ラウンド目、キッチン防衛
Confianceはモンタなどでやはり丁寧にマップを取っていく。時間がかかる。

LFTNは現地がメチャクチャ薄いのだが、Confianceのような丁寧な攻めではその薄さを突くことが出来ない。

Confianceは時間を割いて、状況に応じて対処しようという形だったが、時間が足りないとせっかくの丁寧さが最終的に失われていく。







2map目:ヴィラ(Confiance)


モンタ、エコー、LFTN ban
ライオン、ミラ、Confiance ban
Confiance攻撃スタート


1ラウンド目、飛行展示防衛
Confianceはやはり逆側から丁寧に取っていく。

LFTNはそれを分かっていて、逆棟に3人と餅つきを行っていく。

補強が割れても、LFTNはまだ時間を稼ぐ選択だったかもしれないが、Confianceバックの天文からの思いきった勝負が刺さった。

LFTNは不利を背負って逆棟を決戦の場にしたが失敗したか?


2ラウンド目、飛行展示防衛
Confianceは本体から離れた1の動きを取り入れてイージーカットした。良い選択だ。

逆棟の餅つきに対しても床張りヒートチャージで対応している。
LFTNがチームで対応する前に人数を削れている。

しかし、リージョンのリテイクが成功し、ディフューザーが落ちてからの行動が悪かった。


3ラウンド目、彫像展示防衛
LFTNはメインベッド周辺でかなり前線を引き上げて戦っている。

流石にCoverが入れきれずに一人ずつやられていった。
それでもLFTNはさらに人員を追加して勝負した。

しかし、個々の勝負になってしまっていてなかなか勝てない。面白い選択ではあるが、Confianceの本体に1人ずつ戦ってしまうことになっている。


4ラウンド目、彫像展示防衛
LFTNは今回も同じ守りをしている。

ウォークインで守り続けるミュートは孤立無援だが、無理に勝負をしないことで時間を稼いでいる。

Confianceは火矢など使うが仕留められない。時間が過ぎていく。
無理押しはショットガンにより咎められた。

残ったConfianceメンバーの思いきった詰めなど良いが、人数不利は覆せない。


5ラウンド目、飛行展示防衛
Confianceは1の動きで1階に対してこっそりエントリーなど、工夫が見える。

逆棟詰めの本陣も勝っていき、人数不利が大きく開いていった。

しかし、LFTNはそのような不利を背負ったときのリスクの取り方が明確だ。

ぎゃくとうの相手の位置がある程度分かっているので、それに対して積極的に進行して勝負していく。

Confianceはそれを咎めきれなかった。
通常はそこまで勝負を仕掛けてこないというのはあるかもしれないが…

残ったメンバーが薄い現地にアプローチしようとしたのは良かったが、LFTNに察知された。


6ラウンド目、キッチン防衛
Confianceは正攻法に丁寧に取っていくので、LFTNはニトロ突き上げや前線構築を行いやすい。

Confianceは真正面から勝負していくのだが、複数方向から詰められていないので勝ちきれない。

なんとか部屋を制圧しても時間が足りなくて雑になる。





LFTN攻撃スタート
7ラウンド目、飛行展示防衛
LFTNは現地の下、1階から詰めていっている。3人は入っていって、ローテートカットしている。

1階を素早く制圧して現地を攻めるかと思えば、逆棟から単独で詰めている人員がいたりと予測がしにくい。

LFTNは少し強気に勝負しすぎたが、最後の段階での撃ち合いと少人数の連携が強力だった。


8ラウンド目、飛行展示防衛
LFTNジャッカルの1の動きと予測されにくいローテートロックが刺さりまくっている。

人数差があるので、LFTNは正攻法にplantに行って確実に勝っていくことができる。





LFTNマッチポイント
9ラウンド目、飛行展示防衛
Confianceはクラシックホールの端に展開シールドを置いて、S階段や暖炉に勝負を仕掛けていく。

暖炉に対して積極的に積める動きが良い方向に働いただろう。

LFTNはそれでも撃ち合いと予測されにくい立ち回りで1on1まで持っていくのは凄まじい。


10ラウンド目、彫像展示防衛
LFTNはやはり1階に3人入っている。

Confianceの遊撃や現地から離れた選手はそれに狩られていく。

LFTNは真正面からの攻勢で負けたりしつつも、チームアプローチをしっかりと行えているので、差が開ききらない。

LFTNの局所制圧力や少人数での連携の高さが、試合の勝利を生んだ。







LFTN vs Confiance
LFTNは非常に面白いチームだ。日本のRECと名付けたい。

REC攻撃が行うような、遊撃のローテーションカットできる1の動き。室内に深くまで入りこんで、予測されにくい位置からのロックが見られる。

単独行動とチームアプローチの切り替えもしっかりとしていて、Confianceを苦しめた。






Confianceは固く守る形と遊撃1人の体制が多かった印象だが、積極的に勝負しないことは、LFTNの自由なプランニングを許す結果となった。

同じ形の防衛を繰り返したり、読みやすい丁寧な攻撃を行ったことは、対応しやすさに繋がっていたかもしれない。

1の動きの変化にはよく工夫が見えたのは好印象だ。





LFTNは序盤〜中盤までは単独行動が多く、リテイクが刺さってしまうことも。

しかし、チーム全体で攻勢を通しきる意思、少人数での連携の巧みさはConfianceを明らかに上回った。

自分達が決めた勝負所とそれに対する相手のアプローチへの対応。柔軟な人員の移動は、丁寧な攻めによく刺さった。