猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#88 DNG vs SCARZ - KANDA MYOUJIN CUP - オフライン準々決勝 -

DNG vs SCARZ - KANDA MYOUJIN CUP - オフライン準々決勝 -


※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



AKIHABARA KANDAMYOUJIN CUP オフライン準々決勝



(感想)

DNG vs SCARZ


Map:国境


ノマド、ミラ、DNG ban
モンタ、クラッシュ、SZ ban
DNG攻撃スタート


1ラウンド目、窓口トイレ防衛
SZはヴァルカメを使って、外に勝負を仕掛けている。

DNGはセキュリティから武器庫へ丁寧に詰めていく。
SZは武器庫〜資料、噴水辺りを戦いの場にして、囲いこまれる前に積極的にチームで勝負した。


2ラウンド目、2階防衛
SZはオフィスから進行していくが、SZは外周に積極的に勝負していった。

DNGは対応できずに狩られていった。
SZは自分達のタイミングで勝負できている。


3ラウンド目、税関防衛
DNGは腰を引かずに、かなり早い段階でセキュリティに勝負を仕掛けている。

Coverを入れられてしまったが、予備動作がない状況での奇襲はSZにプレッシャーをかけられただろう。

それに合わせて他のメンバーも素早く詰めており、SZの遊撃を孤立させたり、早めに引かせることが出来た。

SZは人数を減らされているのもあり、自分達のタイミングの勝負が行えていない。


4ラウンド目、受付防衛
DNGは外周からではなく、メイン廊下から詰める形に変えている。以前までの反省だろう。

SZはそのメイン廊下に対してかなり積極的に勝負した。
トイレはオフィスが潰れると、ほぼ負けが確定してしまう。勝負の場としては適切だろう。

東階段にもリテイクが来るほどチームで統一できている。


5ラウンド目、2階防衛
DNGはセキュリティを取ろうと試みる。

SZは外へ飛び出したりと、DNGの局所殲滅が始まる前に圧力をかけられている。

DNGは様々なタイミングで強気に勝負をされているので、クリアリングに時間がかかっている。

それでは詰めが甘くなる。


6ラウンド目、防衛
DNGは包囲するように攻めるのだが、SZも撃ち合いが強く、突破ができない。

各個撃破されて、その後の対応も個人対応やセンスによる対応になってしまっている。





SZ攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
DNGも同様に外周やエントリーに対して勝負している。

SZは突き上げなど行い、DNGと違って撃ち合いのみではないことを示している。

SZは予測されにくいエントリーや立ち回りで人数差を埋めたが、時間の不足と読みが外れた。


8ラウンド目、換気作業防衛
DNGに早めに外周に勝負しながら、カットに成功したら素早く引いていった。

SZは時間をかけずに、現地を包囲してカットを重ねていった。

DNGが現地に3人居たのはリソース配分としては間違っていたかもしれない。

plant後、最後の1on1では2階に移動する動きがジーニアス。




SZマッチポイント
9ラウンド目、換気作業防衛
SZは2階の武器庫、資料まで押し込んだら、丁寧に2階を攻めるのではなく、1階を両サイドから詰めていった。

DNGの予測や意識の裏を突いて有利を獲得していった。

そして1階を壊滅させ、1階にアプローチしながら2階にも攻勢を仕掛け、対応を許さない。

DNGは個人勝負、SZは人数が減るまではチーム勝負であることが多い。その差は大きいか。








SCARZ vs DNG
SZは相手の意図を読み、意識が配られていない所に攻撃したり、相手の意識を誘導してその裏を突く。そういった戦い方だ。

DNGは包囲やチームでの進行など、いくつかの戦術を見せたが、その多くは読みやすく、読みにくい勝負があったとしても個人単位だった。





対して、SZはチーム全体で勝負タイミングを合わせられている。
個人で勝負する場合は留置所から室外への飛び出しなど、予測や警戒が緩みやすい場所だった。

場面ごとに個人勝負に陥りやすいDNG(特に人数が減ってからは顕著)、人数が減るまで個人勝負はリスクの少ないものに限るSZ

その差は大きい。





トイレ側から作業に圧力をかけ、DNGのヘイトを寄らせ、そして同時に換気側から勝負を仕掛けている。

同じように2階にアプローチしながら1階を壊滅させるなど、SZは意識誘導の面でも優れた素質を見せた。

国内リーグのみに留めるのは、もったいないかもしれない。国境においては優れた戦い方だった。