猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#144 TR vs LG - PL Season10 - NA - 後半 -

TR vs LG - PL Season10 - NA - 後半 -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。



Team Reciprocity vs. Luminosity Gaming - Coastline - Rainbow Six Pro League - Season X - NA



(感想)

TR vs LG


Map:海岸線
バック、マエストロ、TR ban
カピタオ、ミラ、LG ban
TR攻撃スタート


1ラウンド目、ダブルバー防衛
TRは個別にMapにエントリーしていくような動きが多いが、LGの序盤の勝負を理解しているのか、遠距離からのロックや厚めのCoverが敷かれている。

LGはエントリーとの勝負や飛び出しで成果を挙げられているが、追い詰められたTRの現地無理矢理Plantを許してしまっている。

その後のやり取りも含めてLGのミスだろう。
もったいないラウンドだ。


2ラウンド目、フッカー防衛
TRはフッカー階段がいたら連携して屋上のダクト穴からフラグを入れるなど、戦術的な連携を見せている。

LGの単独遊撃はLaXInGアッシュの予想しにくいローテーションロックに狩られて行っている。

TRは確実なPlantという意味では荒いが、普段はあまり見せない拠点への直接的な攻めでLGの予想を超えている?


3ラウンド目、フッカー防衛
TRは今度はビリヤード攻め。
やはりTRらしくない実にNAらしい攻めに近い。

LGは早めの勝負を試みようとして、いくつか通している。
通しているというよりはTRのミスだが。

TRはPlantアプローチがやはり甘い。
咄嗟の撃ち合いなどは流石だが。


4ラウンド目、キッチン防衛
TRは遊撃に構わずに現地を直接詰めている。戻りを狩るような攻撃。

LGはいまいちPlant止めの連携が上手くない。
それはPlant前、Plant後どちらも同じだ。タイミングのズレ、意識が一点に向きすぎている。


5ラウンド目、キッチン防衛
TRは仕込めたドローンによって現地の様子や遊撃の移動の様子を掴めてしまっている。

LGが人数差を覆すためにリテイクに動き回っているうちに、TRはPlantを決められてしまっている。

LGは妖怪の使い方も微妙だ。個人負担が大きそうな防衛をして、割と珍しく正統派チームプレイをしているTRに抗えない。


6ラウンド目、フッカー防衛
TRのふつーの現地攻めにLGはまったく戦術的に抗えていない。
特に特殊なことも難しいこともしていないが、LGは力業な対処しか狙えていない。

TRの現地殲滅もうまく、フッカーを走り抜けてビリヤードに飛び込むような動きは面白い。

しかし、TR側もPlantの段階でのロックなど甘いので、最後の部分は甘い。
TRはもったいない。





LG攻撃スタート
7ラウンド目、キッチン防衛
LGは現地へラッシュ。TRは対応が遅れ気味だ。
ロビーのロックや詰めを警戒していたか?

海岸線は現地が弱いということをどう補佐するかという時代に来ている。

LGはチームの目標やタイミングが揃っていれば強いということだろうか。


8ラウンド目、フッカー防衛
LGはライオンを使った遊撃抑制、フラグとロックを組み合わせての確実なフッカー潰しなど“攻撃における”チーム連携はTRより遥かに上だ。

ライオン頼りではあるが、良いチーム連携、TR対策だと言える。


9ラウンド目、キッチン防衛
TRは引き目な防衛。
LGは順調に突き下げをして手順を踏んでいくが、ライオンを使って詰めるということを一貫して行っているために勝負タイミングが読まれている。

その結果、リスクを背負ったTRの詰めに対応できない。
それではせっかくの突き下げも無駄になってしまう。

ライオンが刺さらなくなってきている。


10ラウンド目、ダブルバー防衛
LGは突き下げを行っていくが、撃ち合い以外の部分でカットを奪われたりしている。
FoxAヴィジルのハイドもぶっ刺さってしまった。

タイミング合わせは上手いのだが、想定外の事態に弱い。

撃ち合いは流石とも言えるし、やはりTRが最後の詰めが甘いとも言える。




TRマッチポイント
11ラウンド目、ペントハウス防衛
ライオンとジャッカルを使った射撃による突き上げが凶悪だ。

TRは散々ライオンを使われている中で、ペントハウス劇場防衛という狭く、相手のタイミングを合わせた詰めをされやすい防衛拠点が刺さると思ったのだろうか?

ライオンが通りにくくなっている状況で使い続けるLGもLGだが。

せめてもう少し早い段階で防衛は勝負したかった。


12ラウンド目、フッカー防衛
LGはチームの総力で1階全体を潰そうという動き。

しかし、TR防衛は1階の前線を上げていた。
それが原因か、LGは予想外に前に戦われて人数を削られている。

割とLG側の情報収集ミスというか、狙いが外れた感じだろう。特別TRが上手かったというほどでもない。























TR vs LG
自分達のメタ弱さに自覚があるのか、単純にLGに刺さると思ったのか、いつものTRらしい海岸線の攻めではなかった。

TRは正攻法に近い直攻めを展開。
遊撃で対処しようとするLGによく刺さっていた。

LGはタイミングや意識の分配など”受動的に”連携しなければいけない場面ではミスが目立った。





対してLG攻撃。
ライオンと同時のフラグとロックなど、”自分達でタイミングと目標を合わせられる”場合は高いチーム力を見せている。

全体的にライオン頼りだったのは間違いないが、チーム力が低い訳では無いのだろう。

咄嗟の連携や意思統一に問題があるか。
経験によって改善されるかもしれない。





TRは得意としない面を用いて勝利することができた。
しかし、Plant時のロックや人数有利を取った後の対応など、もったいない部分は所々見られた。

他地域チームと戦うことに関しては未知数であるので、それに期待している。
しかし、この「詰めの甘さ」は響きそうだ。

大舞台でどんな姿を見せるか。