猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#146 野良連合 vs Cloud9 - PL Season10 - APAC Final -

nR vs C9 - PL Season10 - APAC Final -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。
※2Map目は昼食を食べていたので、執筆なしです。すいません。


(後ほど動画貼り付け)



(感想)

nR vs C9


Map:銀行(C9)、クラブ(nR)、カフェ


1Map目:銀行(C9)

サッチャー、エコー、nR ban
ジャッカル、ミラ、C9 ban
nR攻撃スタート


1ラウンド目、2階防衛
nRはロビー進行、ロビー階段上がりが奇襲とまでは言えないが、意図を読み切れない早さだ。

Meriuexアッシュの突破力が強力だ。ロックも刺さってnRがどんどん優位を作っていく。
エントリー、進行できる場所をグイグイと詰めていく動きがプラスに働いている。


2ラウンド目、地下防衛
C9は2階遊撃など。nRは完全に無視してとっととサーバに詰めている。

nRは時間がほとんど過ぎないうちに設置を入れ、さらにその設置で相手の詰めを誘ってもいる。
いい攻め、いい選択だ。

相手をコントロール出来ている。

nRが戦術的な攻めを高めていることが分かるラウンドだ。
nRには無かった部分とも言え、かなり大きい。日本リーグで見せていた戦術性の高まりが効果を発揮しているか。


3ラウンド目、地下防衛
サーバーにまたもや早めに詰めていくnR。

nRはサーバー攻めと見せかけて、2階に詰めている。
相手の予測を外そうという意思が透けて見えるが、ヴァルカメもあってうまく作用しなかった。

狙いは個人的には好印象。カメラの存在がその狙いを成立させなかった。
nRの攻めが非常に面白くなっている。


4ラウンド目、2階防衛
nRはNラペからのエントリーと用務室の詰めをしっかりと合わせている。
Nラペに意識を集中させて、Maavieゾフィアをしっかりと活かした。

しかし、Maavieの撃ち合いの強さである。あそこで勝ち続けたのは非常に大きい。


5ラウンド目、窓口防衛
nRは非常に詰めが早い。丁寧で時間がかかってしまう以前までのnRは居ない。
奇襲的に現地に詰めるような動きは失敗しているが、C9には圧力となるだろう。

C9はハックしたドローンによってnRの詰めを完全に把握して無効化した。
nRは情報戦では相変わらず負けている感じだ。


6ラウンド目、地下防衛
nRは再び洞窟からサーバーに詰めていっている。
しかし、C9も対応が進んでいる。同じ戦術を使いすぎた。

ライブドローンが2つ回っており詰めを強められているが、エントリー入口が一つだけなのできつい。





C9攻撃スタート
7ラウンド目、2階防衛
nRは1の動き勝負で負けている。
イーヴィルアイによって割りに関して時間を稼ぎ、C9の攻めを雑にさせていた。

C9はロックが足りない。最後の現地詰めも時間が足りなかった。
用務を抑えることができないとPlantは厳しい。


8ラウンド目、地下防衛
C9は時間を使ってサーバーを取り切れないあげく、仕方なく金庫攻めに変えている。

nRは金庫攻めの重要ポイントガレージの守り方が非常に優れているが、C9の連携した現地詰めを防ぎきれなかった。

もったいないラウンドだ。


9ラウンド目、地下防衛
nRは2階遊撃。それをヴァルカメによって強めている。
とはいえ、部分ごとには単独勝負なので通しきるのも難しい。

C9は奇襲的にPlantを行うことで、nRの想定を越えている。
nRは心拍センサーも別のところにあって、リテイクを狙っていたのかもしれない。

C9は丁寧すぎるがゆえに攻撃が遅くなりすぎる傾向があったので、この攻めができるようになっているのは大きいかもしれない。

nRは攻撃と同様に相手の薄い所を探して突こうという意思が見えるが、今のところあまりうまくいってない。




タクティカルタイムアウトnR
10ラウンド目、2階防衛
C9はかなり飛び出し警戒を強めている。
相手の強気な勝負を意外性のあるロック位置で咎めている。

nRは勝負所を絞り切れていない。
C9はタイミングの合った包囲で優位を取っている。




C9マッチポイント
11ラウンド目、2階防衛
C9はnRの早めの勝負、強気の勝負に警戒が大きい。
nRは動きを読まれてしまっている。

C9は人数有利を取ってから、丁寧に射線を敷いて一人ずつ人数を削っていった。

nRの勝負所は捌かれ、自分たちの勝負所は作れなかった。
























2Map目:クラブハウス

、、nR ban
、、C9 ban
攻撃スタート


1ラウンド目、地下防衛

昼食中のため執筆なし。
同時展開力の高さnRとC9の戦術弱さが見えたか。
正統派に詰めてくる相手への対応がnRはうまかった。



















3Map目:カフェ

サッチャー、エコー、nR ban
ジャッカル、ミラ、C9 ban
C9攻撃スタート


1ラウンド目、3階防衛
C9は詰めが遅いが、ロックによってnRの強気のPeekを防いでいく。

C9は4on1になったが、詰めの段階が甘すぎた。
雑なPlantとロックで明確にミスだ。

nRのカメラが効果を発揮したのはあるだろうが…


2ラウンド目、読書防衛
C9はカクテルラウンジを詰めるうえで腰が引けているようにも見える。
もしくは、nRの包囲リテイクを警戒しているのだろうか。

C9はロックなど受動的なプレイは得意だが、アクティブなふるまいは全体的に甘い。
詰めが全体的に確実性に欠ける。


3ラウンド目、1階防衛
nRはよしんごヴィジルが単独で遊撃して時間を稼ぐ。
C9の慎重さ、丁寧さを利用できている。

C9は時間が無く、無理に詰めていくしかない。
nRが時間の無さを利用しようとしたドントピークをしっかりと捌けていたのは良いが、それでも時間は足りない。

nRのチーム対策力が効果を発揮し始めている。


4ラウンド目、3階防衛
nRの強気な飛び出しや位置取りはやはり咎められていく。
が、相変わらず優位を取った後のC9の立ち回りが悪い。

油断なのか?単純な戦術弱さなのか?経験不足なのか?
もったいない負け方が多すぎるだろう。


5ラウンド目、読書防衛
C9は相変わらず遅く、しかもチーム全体で平面的に詰めていくので対応も許しやすい。

nRは対して労なく勝っていくことができる。
Fnatic vs Aeroの後に見るべき試合ではない。


6ラウンド目、1階防衛
C9はリテイク警戒でロックをしているが、遅い。ただ遅い。
nRはただ現地で待っているだけでよい。

VIPからカウンター裏まで取ってC9は有利とも言えなくもないが、nRの逆ラッシュを咎められない。
詰める際の射線管理が甘すぎる。





nRマッチポイント、攻撃スタート
7ラウンド目、3階防衛
nRは割職を捨ててラッシュでもしそうな布陣だったが、結果時間をかけるだけに終わっている。

Eラペからの突入は悪くないが、詰めが単独なので失敗したときに後が続かない。
ラウンド余裕があるからこそできるプレイだっただろう。


8ラウンド目、読書防衛
C9は序盤に優位を取るが、やはりもったいない展開が多い。

nRの土壇場の無理矢理な詰めに対応できない。
Maavieゾフィアが強すぎるのはあるが、Coverは入れられないし、後が続かない。

撃ち合いでnRが勝っていると言えばそれまでではあるが…


9ラウンド目、1階防衛
nRはハッチドロップからラッシュ。

C9は上手く対応するが、よしんご、めりうすが強すぎた。OMG.

ここはnRの撃ち合いだろう。
C9はこのラウンドでは悪くないだろう。















nR vs C9
nRは国内リーグでも見せていた攻撃に関する意識の変革、同時展開力による対応を許さないチーム勝負、生来の撃ち合いの強さ、相手チームへの分析・対策力、様々な良い部分があった。

しかし、勝敗を決定づけたのはC9の”ミス”だろう。
遅く、詰めが甘く、人数有利を活かせず、幅も少ない。





C9は受動的に動いている場面では、多くの積極的な勝負を咎めて優位を作った。

しかし、自ら意欲的にアクションを起こさなければならない状況では、詰めの甘さが鮮烈に表れている。

「nRが撃ち合いで勝っていた」では片づけられないレベルに至っている。
”地域環境”というものを浮き彫りにさせる。





現環境では自らアクションを起こせる力が、個人単位でもチーム単位でも求められる。
その点では、nRは完全に勝っていた。

そしてある程度籠って守ることもできるクラブとカフェというMapにおいて、能動的アプローチ力に欠けるC9は苦戦し続けた。

C9は改善が見られるが、弱点はほぼ変わっていない。