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メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#147 CAG vs Trippy - PL Season10 - APAC Final -

CAG vs Trippy - PL Season10 - APAC Final -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。


(後ほど動画貼り付け)



(感想)

CAG vs Trippy


Map:領事館(CAG)、カフェ(Trippy)、国境


1Map目:領事館(CAG)

ノマド、エコー、CAG ban
火花、ヴァル、Trippy ban
CAG攻撃スタート


1ラウンド目、2階防衛
CAGは管理事務を取ってからキレイな攻めを見せる。

防衛の最終防衛ラインである待合室に適切に圧力をかけ、撃ち合いにも勝っていく。
ロングを突破しようとしても螺旋階段が抑えられてしまっていて、Trippyは簡単には覆せない。


2ラウンド目、2階防衛
ラペリングに対してTrippyモジーがニトロ。
一気に2人削れる。

予定していた作戦が崩れた後は、CAGは単独での詰めに頼りやすい。
それは上手くいかなかった。


3ラウンド目、ビザ防衛
CAGは地下から丁寧に詰めつつも、Coverもしっかりしている。
螺旋からのリテイクなども警戒できているが、AIMに緊張のようなものも見えるか。

いつものCAGらしくない撃ち合いを見せている。
それなりにリテイクの動きなども読めてはいたようだが、現地の情報は少なかった。


4ラウンド目、地下防衛
Trippyはリスキル。成功。
餅つきも行っている。

CAGは2階から丁寧に取っていく形に変わった。
ピアノを取って、ガレージを割るまでに2分かかっている。

CAGは時間が足りない。
突き下げで成果を得きれない。いつものCAGらしくないシーンが続く。
殲滅判断は良かったが、最後の最後で打ち勝てなかった。


5ラウンド目、2階防衛
CAGは管理事務で相手の位置を把握しきれていない感じだ。
Trippyの強気な位置取り、前線設定に対応が遅れている。

雑な詰めになってしまっているか。


6ラウンド目、ビザ防衛
CAGは再び地下攻め。
CAGは最近見せているやわらかい攻め、独自の攻めが見られていない。
領事館ではある程度仕方ない部分ではあるが…

無理矢理に詰めてなんとか撃ち合いに勝っていった。




Trippy攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
Trippyはモンタ。非常階段に圧力をかけ続ける。

CAGはトイレを守っていて、それを無視されているので戻りたいもしくは上からエントリーを咎めたいのだが、成功していない。

とはいえ、相手の現地強めすぎる攻めが以外だったのはあるかもしれない。


8ラウンド目、2階防衛
CAGは地下から突き上げして状況を動かしたとたんに複数人で階段を駆け上がってチームでリテイクに出ている。

素晴らしいチームリテイクだ。
非常階段に意識が集中しているTrippyの想定を覆して、後ろを突くことが出来た。
防衛の柔らかさは流石だ。


9ラウンド目、ロビー防衛
Trippyの攻めが分かりやすすぎて、勝負タイミングも分かりやすすぎて、CAGは対応の準備を整えることができている。

螺旋階段だけで勝敗がほぼ決した。
Trippyの攻めが固い。


10ラウンド目、地下防衛
1の動き勝負でTrippyが勝ったりCAGが勝ったり。

ベンチ裏の勝敗もあるし、遊撃多めに対して現地詰めを通しきるTrippyの選択が良いとも言える。(とはいえ、かなり強引で合理的とは言えないが。)

遊撃無視に対するCAGの戻りが間に合っていない感じもある。


11ラウンド目、地下防衛
Trippyが相変わらずガレージ直接攻めの形。
スモークを使って無理矢理Plantを成立させるが、CAGの逆ラッシュは抑えられない。

Trippyの強引な攻めは対応が比較的取りやすいだろう。




CAGマッチポイント
12ラウンド目、2階防衛
Trippyは領事オフィス攻め。

CAGは屋上に対しても積極的に戦っていく。そして勝っていく。
裏の1の動きもしっかりと抑えられている。

Trippyは強引さが目立つ。
スモークを使って無理矢理入っていく。

その選択はアクセントとしては有効だが、直接の強引な攻めばかりなので、下策となってしまう。




























2Map目:カフェ

テルミ、エコー、CAG ban
サッチャー、ヴァル、Trippy ban
Trippy攻撃スタート


1ラウンド目、3階防衛
Trippyは割職を完全に捨てている。

Anitunイエーガーの飛び出し。それに合わせるように1階に支援が来るCAGは流石だ。
情報共有と瞬間的な連携が流石と言える。

Trippyのリスクの背負い方、不利を背負ったら早さを重視して攻めていく形はマイナスに働くことも多いが、このラウンドでは割と刺さっている。


2ラウンド目、1階防衛
SuzuCスモークの途中上がりの立ち回りが素晴らしい。あえて前進する動きが刺さった。
同時に他のメンバーが勝負を仕掛けるのも流石だ。

Trippyは相変わらず、不利になると無理矢理人数をかけて詰めていく。
もうその動きは完全にCAGに理解されているので、CAGの対応、Coverも早い。


3ラウンド目、読書防衛
Trippyの1の動きも固定的だ。
しかし、運よくドローンで勝ることができている。

相変わらず広い防衛に現地詰めをするTrippyの攻めだが、突破力とロックもあって通されてしまう。

強引で単調な攻めなので対応したいが…


4ラウンド目、3階防衛
CAGはイーヴィルアイを使ってロングで打ち勝っていく。
Trippyのミスとも言えるし、このBanでは割れないのでしょうがないとも言える。

問題はCAGが攻撃に転じた後に同じ展開にならないかだ。


5ラウンド目、1階防衛
Trippyは奇襲的なPeekで1カットしている。

CAGは何回も現地攻めを通されているのに、相変わらず現地が薄い。
繰り返し現地攻めを多用するTrippyもTrippyだが。

やはりCAGの対応が整ってきている。
強引な詰めやPlantはイーヴィルアイによって咎められる。

土壇場でのドントピークとイーヴィルアイの使い方も良い。
ただ、ゲームクラッシュ。



5ラウンド目、1階防衛(Re)
Trippyは仕込みドローンで情報は得られているが、分かりやすくベーカリーから攻めていくのでCAGが勝る。

Trippyの現地重視が分かっているので、イーヴィルアイも現地にふんだんに使える。

Trippyはきつい勝負を行い続けている。
割職の少なさは関係が無い。単純に選択がきつい。戦術の幅がきつい。


6ラウンド目、読書防衛
Trippyは読書攻めの姿勢を見せながら、暖炉の角で設置を成功させた。

とはいえ、CAGの逆ラッシュ力、Trippyの頻発する強引さ、ひっくり返せる要素は数多くあった。






CAG攻撃スタート
7ラウンド目、3階防衛
シガーショップの前めな単独遊撃をCAGはドローンによって把握して確実に詰めている。

Trippyは割れないので籠って守っても良いのだが、なぜか無理に戦っている。
その選択をする必要はあったのか。

CAGの情報共有が早い。





CAGマッチポイント
8ラウンド目、1階防衛
CAGは割職なしで1階の想定が無かったか。

その中でも突き下げとロビーからのベーカリーに攻めるような少人数の連携で、確実にカットを奪っていった。

Trippyはカフェの経験が薄い??
ディフューザーが落ちなければCAGの勝利だっただろう。


9ラウンド目、3階防衛
Trippyは固い現地籠りに変わった。

キャッスルを割ったりしてTrippyの防衛構築を崩しせている。
殲滅の精度はCAGの方が上だ。

ギリギリの段階でなんとかTrippyが耐えている。


10ラウンド目、図書防衛
Trippyは3階厚め。CAGはそれを察知して2階を平面的に攻めている。

平面攻めを察知して戻るTrippyに対して、CAGは慌てずに慎重に動いているのが良い。
固定的な相手に対する単独での詰めのリスク選択が流石だった。

遊撃の戻りへの対処も流石の対応だった。




















CAG vs Trippy
柔軟で対応力に優れるCAGに対して、Trippyは凝り固まった戦術、選択ばかりだった。
CAGを相手取る上でそれは致命的。

Mapに広く展開する遊撃への対策として、現地を人数をかけて詰めるというのは良い選択の一つではある。
しかし、それ一辺倒だった。

それではCAGの備えが整ってしまう





Trippyの人数をかけた突破力、不利を背負った際の素早いラッシュは強力だったが、CAGの逆ラッシュ力と対応構築力は一辺倒な攻めに適応した。

CAGが課題になりがちな攻撃に入る前に大量のラウンドを取得できていたのは大きい。

防衛に関しては情報共有の早さ、瞬間的な連携の構築など問題は無い。





カフェではそうでもなかったが、領事館においてはCAGの攻めは固かった。

国内リーグで見せている新しい攻めがあまり見られていない。
もちろん多用すれば、それこそTrippyのようになってしまうのでその辺りは仕方ない。

しかし、本来のパフォーマンスを発揮できているかという点では不安が残った。