猫、Siege、F3

メンタルとRainbow Six SiegeのPro Leagueについて好き勝手に考察する。ついった@Fuji3_R6

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シージ試合雑感想#149 CAG vs WC - PL Season10 - APAC Final - Semi Final -

CAG vs WC - PL Season10 - APAC Final - Semi Final -

※注意事項※

・生放送を見ての初見の感想/考察であることが多いです。
・内容の細かい推考/修正は行っておりません。文章として成り立っていない部分もあります。
・人名や場所名が所々間違っているかもしれません。誤字、脱字もあるかもしれません。
Twitterに短く纏めて投稿する前の下書きのようなものです。
・すなわち色々と雑です。ご了承下さい。


(後ほど動画貼り付け)



(感想)

CAG vs WC


Map:銀行(CAG)、海岸線(WC)、領事館


1Map目:銀行(CAG)

火花、エコー、CAG ban
IQ、ミラ、WC ban
CAG攻撃スタート


1ラウンド目、2階防衛
CAGはインとスモーク、トラックスフィンガーを使った意外性の高いPlant位置を成立させた。

CAGが最近見せている新しい姿が見られている。しかもしっかりと通せている。

室内の撃ち合いに勝ち切れず、WCの人数をかけた無理矢理な飛び出しが刺さって、CAG側が解除阻止の時間が足りなかった。


2ラウンド目、地下防衛
WCは2階から徐々に引いていく遊撃。
CAGは1分半を稼がれた。

CAGは丁寧にサーバーも取っていく。それは成功したが、時間は少ない。
中央階段にインを使って現地に圧力をかける形は良かったが、Plant時のヴァルカメが効いた。

それを打開するために前に詰めたのが仇になった。
とはいえ、戦術的にはかなりCAGが優位に立っていられている。


3ラウンド目、窓口防衛
Blackrayバックが素早いエントリーで2階に勝っていく。

WCはロビーで耐えたりしているが、ラペリングの位置を変えたりして対処している。
前めの前線を咎めることができている。


4ラウンド目、2階防衛
CAGはNラペ重視。
WCがラペ狩りをやってきたいこと、平面的に撃ち合いたいことも良く理解できている。

それに付き合わずに、側面などから攻め立てることで、WCの土台で戦わない。
知性のある攻めだ。

WCは飛び出しなどで成果を挙げられてはいるが、全体的には戦術で負けていて、対策も施せているとは言い難い。


5ラウンド目、地下防衛
CAGは早めのエントリーから遊撃排除を狙っている。
早い代わりに単独突出だったので咎められると後が続かなかった。

しかし、ライオンを遠慮なく使ってどんどん詰めていく。

CAGはガレージを取っており、それを利用して中央階段から詰めている。
しっかりと状況を見極めて圧力を集中させ、2on2の状況になっても相手の位置からPlant位置を変えた。

素晴らしいシージIQだ。


6ラウンド目、地下防衛
CAGはMap制圧が早い。昔ながらの早さを発揮できている。

WCは結構素直に「撃ち合わせろよ」という姿勢なので、対処がしやすいところはあるだろう。

WCは人数有利を活かし、補強が開いていないという環境を考慮してハッチダイブからの殲滅寄りな選択を選んだ。

今日のCAGは選択が柔軟だ。Great!





WC攻撃スタート
7ラウンド目、地下防衛
Anitunイエーガーが2階で時間を稼ぎつつ、飛び出してカット。さらに時間を稼ぐ。

WCは索敵を丁寧に行う時間が無いが、持ち前の撃ち合いの強さで勝利していった。

2on3になるが、CAGはしっかりと裏を警戒出来ていた。
遊撃で積極的に戦いながらも、サーバーにイーヴィルアイを置くことで相手の人数配分を理解することができている。

シージ知性が高い。


8ラウンド目、2階防衛
WCはドローンロックでリテイクをしっかり警戒している。

WCはロックを強めつつPlantではなく殲滅に走ることで現地を潰しきった。
Plant止めを想定していたCAGの予測を超えたか。


9ラウンド目、2階防衛
WCは1階にも平面にも仕込みドローンを入れてCAG遊撃の動きを読んでいる。

WCはコンカッションと同時にまた殲滅を試みたが、CAGには既に理解されていて、そうなると単純な撃ち合いにもなる。

予測を外せていないので、CAGの対応が間に合ってしまう。




CAGマッチポイント
10ラウンド目、地下防衛
今回のCAGは引き目に守っている。
WCはリテイクや遊撃を警戒して時間を浪費している。

それだけ時間を消費して、サーバー単独の勝負を咎められない。
イーヴィルアイの時間稼ぎも賢い。

確実な勝利のシチュエーションでゲームクラッシュ。ふざけるな。



10ラウンド目(Re)、地下防衛
CAGは遊撃で存在感を出しつつ引いていく。
WCもノックを入れて素早い遊撃排除を狙っている。

WCは展開を早めようという狙いなのだろが、時間はかかってしまっている。
サーバーは取れたが、時間は30秒を切っている。

運悪く?ガスグレが入らなかったか?
F〇CK UBI


11ラウンド目、地下防衛
WCは時間がかかるが、Plant前の段階で人数を削れていた。
火矢の使い方も良く、赤階段がつぶれてしまっている。

CAGは1階に奪ったドローンなど仕込めていたが、活かしきれなかった。


12ラウンド目、地下防衛
CAGは遊撃スタイルに変わった。

WCはかなり慎重にロックを敷いている。戻りをとらえるような形か。

CAGはサーバー階段に仕込んだブラックアイでサーバー階段への強気な勝負を成立させている。時間を稼いだ。

CAGはPlant位置を特定できていたが、対応が微妙に悪い。
精神的にダメージがある。もったいない負け方をしている。
連携が崩れている。





延長
13ラウンド目、地下防衛
CAGは遊撃で耐え続ける形に変わった。
かなりうまく戦えていたように見えるが、WCの現地詰めの判断が適切だった。

時間切れにさしかかっている段階で1on1にもかなり勝てていたが、最後の最後で勝ち切れず。焦ったか。

全体的に焦りが見える。




WCマッチポイント、CAG攻撃
14ラウンド目、地下防衛
CAGの詰めは早い。1分30秒でサーバーを制圧している。

正攻法に攻めて、ガレージでも勝ち切れず、Plantも対処されやすいような固い攻めだ。
撃ち合いでも対処されてしまっている。

動揺が大きい。



























2Map目:海岸線

ノマド、エコー、CAG ban
バック、パルス、WC ban
CAG攻撃スタート


1ラウンド目、フッカー防衛
CAGは強気なPeekを咎められない。

人数差が出来た後、停滞の時間が生まれる。
VIPから人数を削ることはできているが、相手のPlant止めを誘って失敗している。


2ラウンド目、ペントハウス防衛
CAGは真正面からの撃ち合いでなかなか勝ち切れない。

詰めがバラついている印象がある。
個人技が発揮されれば人数を減らすことができるが、戦術的に勝っているとはいえない。
チーム力で勝てているとは言えないだろう。


3ラウンド目、ダブルバー防衛
CAGは停滞の時間が長いように見える。
撃ち合いで勝てればなんとか優位を作っている。

意図を読ませない詰めで勝利を導いたか。
まだ危うい印象もある。


4ラウンド目、フッカー防衛
WCの強気のPeekをCAGは咎めることができている。

フッカー外からの射線で人数を削れたのが大きかった。あそこで負けたらまた結果は違っただろう。
大窓のロックも良い。

5ラウンド目、ペントハウス防衛
CAGはビリヤードからのロックと、ホールオブフェイムの補強を割ることで動きを封じ、さらに動かしている。

その後の強気の位置取りも報告が入るとしっかりとCoverが入って処理できている。

チーム連携が向上してきている。
いい感じになってきた。また落ち込む可能性はあるが、今は良好だろう。


6ラウンド目、フッカー防衛
WCはCAGが位置するところにヴァルカメを入れている。
それによって室外飛び出しも成立している。

CAGはローテートカットがほとんど存在しないので、防衛はかなり自由に動けてしまっている。
海岸線におけるCAGの弱点かもしれない。

CAGは単独を複数配置しながら包囲を成立させる形なので、一人一人の位置をカメラによって把握され、一転突破されると弱い。

そうなると、Coverが入れられない。





WC攻撃スタート
7ラウンド目、キッチン防衛
WCは2階制圧に1分45秒程度かかっている。

WCは突き下げをしているが、うまく現地を処理てきていない。
ハイドが刺さった。

WCはPlantが崩壊した後の裏からの殲滅が強力だが、時間は足りない。


8ラウンド目、ダブルバー防衛
WCの射線を引いたロック。
現地へのリスクを背負った詰め。

CAGの対応を許さなかった。スピード感を持った攻めでCAGの強力な遊撃を無効化している。


9ラウンド目、フッカー防衛
WCは1階にかなり人数を割いている。
突き上げはあまりうまくいってない。

CAGは単独でリテイクしているが、WCに察知されて包囲殲滅される。

WCはフッカー階段を無理に上がるような動きが強力だったが、1階が厚い状況が続いていたのでCAGも想定できていたか。
しっかりとCoverが入った。それが大きい。

しかし、CAGの強みである自分達からのアクションというのがあまり見られていない気がする。


10ラウンド目、キッチン防衛
WCは入れるところからガンガン入っていく。
MAPを広く使おうという意識か。

WCはCAGの高い遊撃傾向に対してドローンを仕込むことをよく行っている。

CAGはかなり耐えるような防衛が多い。
CAGが状況を動かそうという場面でWCも勝負してきており、CAGは想定が外れている。

ライオンが強力に作用している。


11ラウンド目、キッチン防衛
CAGは耐えるような防衛、個人で突き下げに戦うような防衛が目立つ。

とはいえ、WCが仕込みドローンで移動を咎めているので、難しい問題である。

WCは詰めの段階で包囲的に現地を詰めるのが上手い。
CAGは突然の状況に対して、チーム対応が甘いか。

Plant止めに焦ったか。




WCマッチポイント
12ラウンド目、キッチン防衛
WCはサンライズの単独遊撃に対して連携した挟み込み。上手い。

CAGはCoverを入れられているが、WCの現地詰めが強力だ。

最後の対応がやはりCAGはずれている。もったいない。


















CAG vs WC
試合序盤では、最近のCAGが見せている尖ったオペレーター構成ながらも合理性のある戦術が見えた。
瞬間的な少人数連携や設置位置の判断も優れ、戦術的には確実に勝っていた。

だが、途中からの精神的劣勢が彼らのチーム連携を甘くし、固い戦術へと陥れてしまった。

WCの良い面も多いが…





WCはCAGの遊撃傾向に対して、多数の仕込みドローンにより対応をしていた。

CAG遊撃の単独行動は把握され、状況に合わせて包囲排除やロック、現地殲滅などが行われた。
それによってCAGはいつも通りの防衛が行いにくかったのは事実だろう。

撃ち合いの強さや思い切った詰めの強力さでCAGを無力化した





CAGは本来の能力を発揮しきれなかったように見える。

自分達で先手を打っていくアクティブな防衛は鳴りをひそめ、受動的な固いスタイルに落ち着いてしまった。
相手の攻めにも個人対応が多く、瞬間的な連携というのは少なかった。

海岸線は防衛不利。WCのライオンの使い方も上手かった。
しかし…